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人狼物語 三日月国

167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】


【人】 イル・マット フィオレロ

>>31 コルヴォ

「くたばっちまったのは君の忍耐でしょお」

会議後、堅苦しい空気から解放されたとばかりに
腕を軽く回してジャリ、と鳴る足音を抑えもせずに真っすぐに寄ってくる。「違う?」と言いたげに片手をひらり。

「役職次第で煙草吹かせないから大変ねぇ互いに。
 いやぁ、ほんと偉大な父が愛されていて何よりだ」

形ばかりにうんざりと、皮肉めいた唇で弧を描きながら、
立場上触れもしなかった煙草に火を付け咥える。

最近は慣れたかもしれないが、昔を知るなら随分甘く、
雨水ででも薄めたのかと言われそうな厚みの煙が漂う。
(35) poru 2022/08/09(Tue) 22:59:42