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人狼物語 三日月国

224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】


【人】 Chiavica テオドロ

>>21 ヴィンセンツィオ

「はは……無償の労働ならまだしも、
 金を惜しまず貢献できるほど清貧の思想は持っておらず。
 余計な気苦労を負わせるようなことがなくて良かった」

ボランティア側にも要らぬ管理を強いることになるだろうし、と思いつつ、結局はまだ損得勘定が残っているまで。長く続けていたら余った分を活用している可能性は否定できなかったので、やや乾いた笑いとなってしまった。

善い人になりたいわけじゃない。今はただずっと、価値のある人間でいたいだけ。花を育てるのだって人の視線を追いかけるのだって、同じ理由だ。

「仕事中ならいざ知らず、
 プライベートでは結構行き当たりばったりで直情的ですよ、俺は。食事一つ取っても事前に食べるものを決めている方が珍しいです」

案外若いと言うべきか、広い意味でのリビドーの制御を強く行っていないような、そんな一面。人を寄せ付けないような態度を取るが、変に心の壁を持たない相手にはその裏を覗かせているかのように。

「……いや、曲がりなりにも警察がこれではいけませんかね。
 仕事には持ち込みません、聞かなかったことにしていただければ」

#街中
(36) 2023/09/12(Tue) 8:27:22