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人狼物語 三日月国

167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】


【人】 鳥葬 コルヴォ

【バー:アマラント】 >>@2 フラン

店内から数歩、重たい靴音がして。
『CLOSED』のプレートが下げられていたはずの扉が開く。
その向こうからから姿を現した黒支度は、
脅かすつもりも無いが、その外見はさぞ威圧的だったに違いない。

「どうも。店主なら不在ですよ」

ならばどうして店内に居たのか、という疑問を挟む隙も無く
不法侵入者はいけしゃあしゃあと言葉を続けた。

「許可は取ってます。今日はセルフサービスでやってくれと。
 いつも通りお行儀よくしてさえいれば、
 後で怒られはしないでしょうよ」

当然嘘だ。

とはいえ、あの店主であればどこかそんな気もしてしまう。
あなたがどうする事を選んだとしても、
この不届き者はそれらを言い終えれば店内へと踵を返して
もう少しこの店に居座るつもりのようだった。
(40) unforg00 2022/08/16(Tue) 13:20:53