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人狼物語 三日月国

167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】


【人】 暗殺屋 レヴィア

>>20 ストレガ

「貴女も猫なら良かったのに。」

上へと昇る背中を見つめて、そんな風に言って。
家主が消えたとて、女は何をするでもなく。
ただ同じ場所に、石像のように立ち続けている。
ガチャ、パタン。
こつ、こつ。
音を聞いて、投げ渡されたものを片手でキャッチする。

「手ずから淹れられたものより、こっちの方が安心できるわ。」

キャップを回して鳴る、パキリという音が心地よい。
こんな仕事をしていれば、いつどこで、何を入れられるか
分かったものではないから。
だから未開封の飲み物は、嫌いじゃない。

「そのライフルは、狙撃用かしら。」

薄い色の唇を飲み口につけて、喉を上下させ。
それから、作業机の上に視線を移した。
(43) arenda 2022/08/13(Sat) 17:04:18