10:14:29

人狼物語 三日月国

100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】


【人】 逃亡者 ポルクス

>>44 チャンドラ

「部屋に姿の見えない誰かが居た、だって?」

にわかに信じがたい話を聞いた。
が、俺が双子の兄の姿がなくとも気配がわかるように。
目の前の少女が夜には魔法というものが使えるように。
不思議な力のあるこの館に、姿の見えない誰かが居たところで決してあり得ない話ではない。

ふむ……としばらく思案してる間にも、彼女もなにか色々と考えていたらしい。

無理に身体を起こそうとするあなたに驚いて、まだ寝ているように制して困ったように眉を下げた。

「待ち合わせ。俺の他に誰かと約束をしていたのか。
 体調が悪くて休んでることくらいは伝えられるよ、あぁ、ほら。
 いま温かな食事も来たから、まずはゆっくり温まらなければ」

軽いノックオンと聞こえてきた使用人の声に振り向いて。
ドアの方に向かうと、ベッドの横まで温かなリゾットとスープを運んでくるだろう。
(46) eve_1224 2021/10/20(Wed) 22:32:29