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人狼物語 三日月国

237 【身内R18】冬来たりなば春遠からじ


【人】 北神 翡翠

リビングでお茶を飲みながら、今日起きた事について
君から色々な話を聞いた。
俺も知ってる先生の話は懐かしいな。あと後輩たちもね。

会話とお茶を楽しんだ後は、家の中を一通り案内した。
寝室は一階、俺の部屋は二階。
いずれ俺も一階で寝る事になるけど、今夜は君も疲れて
いるだろうし、俺は二階の自室で休むつもりで、


「何かあったら呼んで。
 呼びに来るの面倒だったらLINEでもいいよ。
 じゃあ、また明日。……おやすみ」


って、君を寝室に残して部屋を出ようとしたけど、
後ろから腕を引かれて、立ち止まった。
引き留めてくれる事を期待しなかったといえば嘘になるか。


君の方へと振り返って、肩にそっと、手を置く。


「……今日は朝早かったでしょ?
 疲れていると思ったから、今夜は大人しく一人で寝ようと思ってたのに」


これから二人で過ごす夜は、いくらでも来る。
そう思ったからこその別々だったはずだけど、…───
(46) 2024/01/07(Sun) 13:43:47