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人狼物語 三日月国

167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】


【人】 暗殺屋 レヴィア

>>42 ストレガ
「洗えば消えるわ。人間関係と違って。」

冷ややかな会話が積み重なっていく。
第三者が居れば大層居心地が悪くなっていたに違いない。
配送サービスはないの、自分で持ち帰ってね、なんて、
接客のせの字も無いようなことを宣って。
海に夕闇が落ちる。

「私がそんな人間に見えているの?」
「あまり見る目がないのね、窓口担当さん。」

相も変わらずまゆひとつ動かさず言葉を吐いて。
視線はランプの方に映って。

「でも、あなたはそう見えたわ。」
「マフィアが人の死を悲しむなんて、馬鹿らしいことだわ。」
「1秒後には消えてしまうかもしれない命なことくらい、
みんな分かっているでしょうに。」

「皆、馬鹿なのね。」

瞳を閉じれば会議の様子を思い出して。
嘲笑とも呆れとも取れない息を吐いた。
(53) arenda 2022/08/10(Wed) 6:54:04