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人狼物語 三日月国

185 【半突発R-18】La Costa in inverno【飛び入り募集】


【人】 大富豪 シメオン

[正直なところを言えば、男は無駄なことだと思っていた。
娘に『美』を見出したことはない。
それは才がないということなのか、それとも蕾にも成らぬほど未だ眠ったままなのか。
もしかすると、かつてのともがそうであった様に、何かのきっかけ一つでばけるものなのかもしれないが。

もしも、娘がこの男の好意(ではないのだが)に別の意味、つまり娘が思うところの「女を囲うお盛んな老人」と警戒を見せるのなら。]


 …………


[女の頭からつま先まで視線を走らせたのち、フっと鼻を一つ鳴らして笑うのだった。*]
(59) 2022/11/24(Thu) 22:22:51