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人狼物語 三日月国

167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】


【人】 銀の弾丸 リカルド

【路地裏】>>59 ラウラ

「俺に聞かれても、……お前の予定なんぞ知らん」

手に何かを握りしめているのに気づき、視線をそちらに送った。
女の手の中にあったのは、普段彼女が嗜むことのなどなかったはずの、煙草。
それが幼馴染が愛用していた煙草だと気づくと、胸がチリ……と焼け付くのを感じた。

「……アイツに、会いに行ってきたのか?」

上司と部下。
マウロとラウラの関係について知っていることと言えば、それしかない。
主従の関係でどのようなやり取りがあったかなんて、マウロにだって聞いたことがなくて、今の様子からその心情を窺い知るのは難しい。

自分であれば、と。
想像しては言葉を探して、身体に開いた大きな穴がきっと彼女にもあるのだろうと、推し量るくらいが精々だ。

「アイツは何か……言っていたか?
 指示でも、なんでも構わん」
(60) eve_1224 2022/08/16(Tue) 23:39:35