【人】 名坂愛子―― 病院入り口 [そうして踏み込んだ廃病院入り口。気付いたのは、暑い外と比べて随分と過ごしやすい気温な事。 もっとも、心地よい涼しさというよりは――背筋が震える肌寒さを覚えるのだけれど] ……だ、誰かいますかー? なんて……お邪魔しますよー……?[反応は期待していない。それでも自分がこの場所への不躾な侵入者と思えたから。 まぁ、本当にこの場所に住人達がいるだなんて思ってもいなかったのだけれど] ……廃病院なのに電気は来てるんだ 涼しいのはクーラー……? いや、こんなボロボロな見た目で機能してるのもある意味ホラーっぽいけど [廊下の電気はついていて、廃墟というにはまだ施設が生きている感じがする。 もしかしたら、使えるものとかいろいろ残っているのかもしれない] (66) 2022/08/09(Tue) 19:51:16 |