>>2:202 ハマル
「……なるほど。
ハマルの故郷では夜の王と言うのか、みんなは選ばれるために鎬を削る、と」
異なる民族の文化に興味を示しながら、今までの彼らの歴史に想いを馳せています。
「そうだね……」
あれこれと興味が移ろうハマルに対して、キファはいつも通りに周囲をぼんやりと見渡します。
色とりどりのギャンブルがあれど、その中でふたりで遊べるギャンブルとなれば──
「これがいいかな。これなら、ふたりでも遊べそう……大丈夫?」
ポーカーを遊ぶためのテーブルに近付いて、あなたに問い掛けます。