【人】 どこにでも居る ルヘナ>>74 ヘイズ 「…………うむ。 片割れの自室に二つの死体。 Θの痕は言わずもがな。 確かメレフはそう告げたな? ルヘナの推論にはなるが、 まず 単純な刺し違い 、第三者の犯行 。であれば、まあ、言葉の通りに這ってでも現場を見たい。 しかして 情死 ……無理心中 の可能性も僅か有るさ。そうであった場合は………、 ルヘナはその思いには、寄り添えぬ故な。 数日を共にしたW仲間Wへの、冒涜になろうよ。」 紅茶を飲み干す。 君へカップを向けて、おかわりの催促。 「ま、向かった者の中に犯人が居て、 今にでも証拠を隠滅していたとすれば……… 解決を目指す場合、それは大きな失態と言えよう。 が。ルヘナが求めるのは 興 さ。」構わん、と。 やはり君の頭を撫で続けた。 (81) 2021/04/23(Fri) 13:59:07 |