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人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 客 葉月

(……謝らないとだめだよな、これ)

[じゃなきゃ、俺にこの店の門をくぐる資格なんてない。
そう思いながらも、どうしても足が動かない。

それから数度顔を合わせた。
あいつは俺を見かけたら会釈してくれるのに、俺は結局声すらかけられないまま。
俺なんかいなくても楽しそうなあいつを横目で見るだけだ]

(──このドアの先にあいつがいたら、今日こそは)

[スマホの待受画面>>0:327を見つめながら、心の中で呟く]

(ローレライちゃん。どうか力を貸してくれないか)

[そうして、今日も俺はそのドアを開けた**]
(85) memeri 2023/03/03(Fri) 12:13:52