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人狼物語 三日月国

167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】


【人】 鳥葬 コルヴォ

【街中】 >>92 レヴィア

「さあ。結局は全部、『ゴミエサ』になりますから」

だから興味がないのかもしれませんね。
至極無益な仮定を、実にどうでもよい事のように言い放った。

何れの黒も、夏のきつい日差しの下には不釣り合いでしかなく。
確かな異質さをもって、けれど存在は主張しないまま。
音も無く白昼に落ちた影のように、静かにそこにある。

「──ああ、いいですね」

音も無く、眇目だけが夕闇色の持ち主の立つ側を見返した。
変わらず淡々と肯定されたのは、
姿を消す猫の最期か、それとも後に続いた問い掛けか。

「必要とあらば、いつでも。
 うちはどうにも休日出勤や時間外労働・・・・・・・・・・が多くてね…」

突然の仕事が舞い込むのは、いつもの事だ。
悪食の烏は、投げて寄越されたゴミを選り好みはしない。
(93) unforg00 2022/08/11(Thu) 19:09:25