20:42:16

人狼物語 三日月国

28 【恋愛RP】星降る宴の必然を【R15】


【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[彼は帽子の鍔をグッと引っ張り、顎位置まで下げる。そして一気に帽子を元の高さ迄戻した。白粉をベースにしたメイクが真新しいものに戻る。また、ピンと帽子の鍔を弾く。彼は気づいていないが、寝癖はまだ直っていない。]

[>>15、店主が残したメモを手に取り読みながらポットを掴む。もう次期正午だ。昨日出されたポットはすっかり冷たくなっていたが、飲みかけの紅茶が入ったカップにその中身を継ぎ足すとフワッと湯気が舞った。シンフォニー調の懐かしの匂いが鼻先を擽る。来客者にも御裾分けを……。マッドはカップを指で突いた。ピョン、ピョン、と、湯気が踊るカップから空のカップが2つ、テーブルの上にスライドした。]

[その時、ふと仕立て屋の扉が開く。]

おっと……、いや、申し訳ない。
ぼくとしたことが、来客を予期できなかった。

いらっしゃいませ。御嬢さん。>>95
ぼくの立場でそう言っていいかわからないけど。

[彼はその少女に微笑んだ。何処からか取り出されたカップに温かな紅茶を入れ、彼女へ手渡す。*]
(98) 2020/05/13(Wed) 22:20:26