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人狼物語 三日月国

86 【R15RP】君と僕の、夏祭り


【人】 二年生 稲出 柊一

回想:前世貧乏神の幼馴染


[意を決して話した、オレのお節介の最中。>>0:291
恥ずかしい一人称変更時の記憶が蘇っているとは思わず。>>28
その件は忘却の彼方へ
飛んで行ってもらえれば助かるのだが……。

黙って思案している様子を見て、>>30
何をもってこんなこと言いだしたのかは
察して貰えただろうかと、
凛の言葉を重たい空気の中待ったんだ。

「優しいね」という言葉に>>31、内心でかぶりを振る。
違うんだ。別にオレは、優しい人間なんかじゃない。
善意の塊みたいな幼馴染を前に、自分を優しい人間だなどと
思い上がれる者がいるのなら、そんな奴は噓つきだ。]

 違う。
 凛は……凛が、優しくされるべき人間だって、
 ただそれだけなんだ。

[あれこれと知恵を絞って何かを作っては、
人を喜ばせようと時に自分を顧みないで、
ポンと与えてしまう凛だけど。
この位生きていれば、自然とそんな善良な人間に、
悪意でもって利用することしかしない者も
いるのだと知っている。
そんなのはあんまりだ……
オレが思うのは、ただそれだけのこと。]
(102) 2021/07/23(Fri) 16:46:37