【人】 通信士 カテリーナ>>124 アウレア 「偶然」 すごいと思ったけれど、そうでもなかった。 でも、あったかいお茶の方がおいしいのは確か。 「わぁ!ほんとだ。かわい〜!誰が作ったんでしょぉ」 見せたかったお花が隠れてしまったのは残念だけれど、 代わりに見ることのできた雪像に笑顔を顔に浮かべた。 「あ。はい!大丈夫です!気を付けてます! 今転んだら、お昼が大変なことになるのでっ!」 両手を掲げて、力強く頷く。 自分の身がどうなろうとも、この中だけは死守する構えだ。 「寒い、は寒いですねぇ……。 アウレアさんは平気ですかぁ?」 白い吐息を景色に溶かしながら、尋ねた。 (126) 2024/03/25(Mon) 23:08:31 |