【夕方:食堂】
["最後の日"とはこんなものか、と思いつつ、食堂で医学書を捲っていた。
スピカへの心配は残るが、チャンドラ、サダルらとは話せた。
バーナードとは昨日、嫌というほど顔を合わせたしな。
あとはもう残った面々に託すしかないか────と思いつつ、そんな折、漸くバーナードが現れた。
>>127 既にカウンターにあれこれ並んでいる料理の豊富さにはきっと素直に驚かれただろうし、食いたいと言われれば勿論どうぞと応える。
俺は味見だなんだでちょいちょい口にしていたから、コーヒーカップだけ手にして、奴の対面に腰掛けて。]