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人狼物語 三日月国

33 【恋愛RP】Umbrella×School×Love!【R15】


【人】 光学迷彩 もも

[『わたしは壁。』]

[ここをいい場所だと彼は言った。>>119
見掛けに寄らず、眼鏡は曇っていない様だ。
静かで…と、言っても、いつもよりは大変煩い。
微風が靡く音、時計が秒針を刻む音、木末の露が滴り落ちる音…そんな音を聞く日常がわたしは好きだった。
学祭の中心部よりは無音に近いのかも知れないが。]

「何か買ってこようか。
それとも一緒に行く?」

[片手に下げたアイスレモンティのパックを見てか、気遣ってくれた様だ。建前でも騒がしい場所が嫌いと言ってしまったものの、初対面の彼に召使的な役割を負わせてしまうのはどうにも人として気が引ける。それを天秤に掛ければ…。彼から目線を外し、壁に貼られたチラシをじっと見る。]

…この、タピオカミルクティには興味あるっスね。
場所わかんないんで、教えて貰えれば嬉しいっス。
お礼に何か奢るっスよ。

あ、高等部一年の藤堂ももっス。わたし。
よろしくお願いします、先輩。

[エスコートくらいはお願いしても構わないかな?
それとも、少し図々しかっただろうか。
人に頼み事をするなんて何年振りだろう…。
額が汗ばんでいる感触がする。
しゃがみ込み、読んでいた教科書をカバンにしまって片付け、壁の前から移動する準備を始めた。*]
(137) 73u 2020/06/15(Mon) 8:45:40