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人狼物語 三日月国

40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】


【人】 空閑 千秋

─睡蓮の間─
 
[くるりと白い喉に巻きつく首輪は黒い蛇の様。
 私の首筋に噛みつくことはないけれども
 絡んで、軽く締め付けて、離れようとしない。
 
とても余談ではあるけれども
この首輪は中型犬か、小型犬か。
人間用のものがあればそれかもしれないが
以前こっそり試した時は
中型犬向けのものが適度なサイズだった。
小型犬用なら少しきついかもしれない。

 片手の指先でそれをすり、と撫でた。
 錠前がないのが少し寂しいが
 試用期間なのでそんなものだろう。
 首回りに纏わり付く感覚に排他的な悦を覚え
 また、頬が赤く染まる。]
 
 
   ……ぁ。
 
 
[しかし写真を撮られることを想定していたにも関わらず
 思わず顔を背けてしまうのは咄嗟のこと。
 両手で胸を押さえ、顔は伏せて背けた程度なので
 顔も下半身も結局は全て写っている。
 そう、そのためにこの場所に来たのだから。

 ああ、とろりと。
 足の合間から、蜜が溢れた気がする。]
 
(148) 2020/08/11(Tue) 23:50:54