【人】 中央域勤務 天乃[ そんな己の元に、また近付いてきた者がいた。 雨水の彼女である。手には……菓子の乗った皿>>30。] ……!? う、雨水サマ……!? …………そ、そこまで私共を気遣う必要はございませんので……! [ マカロンに対し、え?という顔をしていると、雨水様に背を撫でられて更に驚いてしまった。 あまりの行動に硬直する。 一瞬の間を置いて、雨水様に、注意とも言える言葉を伝える。 とはいえ、気遣い不要、とは、自分で言っていて虚しすぎるのだが。 普通、他人の背中は撫でるものでもないと思う。“灯守り様”ならなおさら。 これは己の考えであるし、彼女側の事情も何も知ることはないが。 本当に、子供のようだ。やはり彼女も、普通の人間とは違うのかもしれない、と過る。] ……そんなに疲れたように見えていますか。申し訳ありません ですが、ありがとうございます [ ……とはいえ、そういう他人を (否、中央の職員を、かもしれない) 労える優しさは、どうかずっと持っていてほしいと思う。感謝を伝え、マカロンは有り難く頂くこととしよう。*] (155) 2022/01/20(Thu) 2:40:35 |