15:34:35

人狼物語 三日月国

98 【身内】狂花監獄BarreNwort【R18G】


【人】 中堅看守 アンタレス

>>153 >>154 ナフ/イクリール

ナフへの視線は腕よりすり抜けるその存在に移り、何を......と口に出す間もなく、突き飛ばされたや身は宙のナフへと傾く。

振り向こうにもバランスを崩した状態で、そんな隙をナフが見逃すわけがないだろうと思考するが、...まさにその通り。

咄嗟に背側に氷の壁を作るも、その咄嗟の行動で出来るものなど柔でしかない。せめてまだ動く右側は守ろうと身をずらした。

「......っ、ぐ...あ、あぁっ......!!」

左側、肩辺りだろうか。骨の軋む音がする。
今度は声を押し殺せなかった。

ナフの蹴りによる反動でまた元いた位置の方へと飛ばされる訳だが、右足を強く踏み込んだ後少し後方に氷の壁を作り転倒を防ぐ。

その後は直ぐにそれを解除し、ナフとイクリールを見据えた。

呼吸が荒くなる、痛みでふらつきそうになる身体を留めて息を吐く。...同僚達は、無事だろうか。
...姿の見えない囚人達は、怪我をしていないだろうか。
(156) 2021/10/12(Tue) 21:49:46