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人狼物語 三日月国

98 【身内】狂花監獄BarreNwort【R18G】


【人】 不覊奔放 ナフ

>>156 >>157 アンタレス・イクリール
悲鳴を聞いて、再び脚を伝わる骨の音に、僅かに熱籠る息を吐いた。
しかしそれに浸っていられないのは受けた攻撃の通り。
右手で、左腕に刺さっていた刃を抜き取った。

さて、向かってくるのを迎撃するには肉弾ではやや不便だ。
足元に落ちているナイフ4本。腕で投擲するのは拾い上げるのが面倒なので、脚で蹴り上げる。霜焼けていてあまり感覚はないが、いつもの動かし方を覚えていれば問題はない。

1本目、投げられたビンに向けて。撃ち落とせても、僅かにくらいは粉がかかる。その効能については今はまだ知らぬ。
2本目、イクリールの喉元。3本目はアンタレスの腹にでも向けて、警戒を途切れさせずにおこう。

4本目は右足指に挟んで持ち上げ、向かってきたイクリールの脇腹に突き立てるように回し蹴りと共にお見舞いする算段。避けるなら振り抜いた刃は当たらぬだろうし、避けないならばナイフ+回し蹴りのダメージとなるはず。

……男は。
ここにきて、無言だ。何も発さない。痛みによる呻きすら。
全意識を、
目の前2人を殺すことに注ぎ始めた。
(158) 2021/10/12(Tue) 23:43:28