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人狼物語 三日月国

185 【半突発R-18】La Costa in inverno【飛び入り募集】


【人】 影街の魔女 ブランシュ

― 回想 奏者と ―

本気を見るとは言ったが、彼女の様子を見れば本気を見るまでもなかったかもしれない。
二つ返事で4年の寿命を提供するとの答え>>181に、したり顔を浮かべた。

「ま…分かっていたけどね。
本当、客があなたみたいな人ばかりならいいのだけど。

金とか、自分の寿命以外のもので交渉を持ちかけてくるのはまだしも、払う段になって難癖つけてゴネだして、強欲呼ばわりしてくる人間の多いことと言ったら…

あ、ごめんなさいね。あなたには関係ない話。」

そう言って、戸棚から取り出すのは化粧に使う白粉のような粉を収めた小さなケース。少女に直に手渡す。

「これをお母さんの傷に塗ってあげなさいな。
半日もすれば全て元通りになっているでしょう。
もっとも、体が土に還ろうとするのを止めるものではないけれど…」

それを手渡して
(194) 2022/11/22(Tue) 21:45:50