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人狼物語 三日月国

148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ


【人】 ユスターシュ

 

 なぁ、いつか。いつかさ
 金ためて、田舎で小さな家買ってさ
 便利屋でもやっていくか。


[そんな夢を娘にこぼした。
 彼女は心底嬉しそうに、幸せそうに笑った。

 幸せな日々は、続くと思っていた。
 娘が流行り病にかかる日までは─── ]**

 
(242) もやむ 2022/05/21(Sat) 19:52:38