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人狼物語 三日月国

124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】


【人】 灯守り 冬至

[ おかあさんのあめがやんだころ
 少しずつ陽の落ちる道へ出た。

 道を折れる時、一度後ろを見たら
 こっちを見ていたおかあさんが手を振った。

 いっぱい 泣くんだろう
 枯れるほど泣いたはずの目からこぼれたみたいに
 これから 幾度となく、夜に泣くんだろう

 陽が落ちて この夜を越えて先の日も
 夜となく昼となく また誰かが泣くんだろう ]


   ――すてきな、おかあさんだね


[ なんて。
 誰にも届かない声を 一つ風にのせてみた
 ご主人さまとは違う ちっぽけで陳腐な 使い蛍の戯言 ]
(267) snow_rabbit 2022/01/17(Mon) 15:11:10