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人狼物語 三日月国

124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】


【人】 灯守り“霜降” 月輪

─現在:会場入口近辺─


[ 入口近辺が騒がしくなる少し前、聞き慣れた声が響きました>>133]

  あっ、茉莉ー! 

[ 淡いオレンジ色のボレロを纏った声の主へと駆け寄ります。
 外見は私とそう変わらない年頃に見え、
 年長者も多い灯守りの中、比較的年季が浅い方なのもあり、
 気が付けば意気投合していました。

 茉莉と初めて会ったのは、芒種様への用で彼女の統治域へ
 出向いた際のこと。
 「この方は?」と、彼女の傍らにいた女の子のことを
 お尋ねしたのです。 
 その時、彼女が立春の灯守りに着任したばかりだったと
 知るのですが。

 思い出すのは、私が灯守りになって間もない頃。
 右も左も分からず、既に紫明様は領域を離れた後。
 同じように先輩や友人に泣きついていたのも記憶に新しく
 「今度は私が先輩にしてもらったことを返すから!」と
 張り切っていたのです。

 彼女の部屋を構成する一つである、50センチ位の大きさの
 白くてふわふわなうさぎのぬいぐるみ>>131
 私からのプレゼント。
 寂しくなったらこれを抱っこして寝てね、と
 就任祝いという名目で押し付けたのだったかしら。]
 
(290) 2022/01/17(Mon) 19:42:29