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人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 客 葉月

アー、イヤア奇遇ダネ栗栖クン。
……ソレジャ、俺ハコレデ。

[引き攣った笑顔でカタコトの言葉を返して、踵を返す。後ろをついてくる彼女は何処か名残惜しげだ。
彼はそのとき、どうしていただろうか?
言葉を交わすことはあっただろうか]

「どうしたの葉月くん、体調悪い?」
「ね、彼友達なんでしょ?三人で遊べたりしないかな、ほら私も葉月くんの友達のこと気になるし!」
「もしあれなら、葉月くんには私の友達紹介するよ。それならいいでしょ?」

[……結局、その彼女とはそれっきりだった]
(326) 2023/03/02(Thu) 15:02:15