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人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 厨房担当 マシロ

 ― うさぎたちの、 ―



[ ぽん、と瑞野が無言で肩を叩いてくれる。>>309
  それだけでまた、涙が滲みそうだった。
  守りたいこの場所が、誰も欠けて欲しくないこの店が
  ちゃんと続くって思わせてくれるみたいで。
  店内の音楽が変わったのも、心に凪風を呼び込んだ。 ]


  ……うん。先輩。
  大丈夫、笑えるよ。ちゃんと。


[ 傷付いたのは言った本人だ。あの顔色を見れば分かる。
  大咲が過去の感傷へ動揺しただけ。
  だから、白うさぎは、ちゃんと笑える。

  伸ばされた──少し荒れた指先が、白うさぎの耳を
  さらりと撫でていくのを、自然と追い掛け、捕まえて ]
 
(327) 2023/03/05(Sun) 21:45:46