![]() | 【人】 IX『隠者』 アリア―― 回想:二人で一人、一人で二人 [ 「薬師」のアリアを求めるのであれば、 余程のことがない限り、それを拒むことはない。 この魂がそういう性質なのだろう、 頼られることは、素直に嬉しいと感じる。 それがあの子ならもっと嬉しい、というだけ。 故、そのひとが私室を訪れた時も>>229 当たり前のように耳を傾けたことだろう。 ] もちろん。 むしろ、私が出来ることなど それくらいしかありませんですから。 あなたがたがどのような症状でお困りか、 まずは詳しくお聞きしてもいいですか。 [ 「二人でひとつの双子の兄妹」>>27 その自己紹介は私も違いなく耳にしたものである。 確かに、人によって反応は様々なのだろう。 私も後から来た住人のそれを多少なり目にしたはずだ。 けれども私自身がどうだったかといえば―― きっと、その予感に違わないものだった。 ] (385) 2022/12/12(Mon) 22:25:52 |