07:58:10

人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 店長 アン

[苺の中でもかたちのよいものを選んで、くし切りにしていく。
 ブッラータチーズのクリーミーさと合わせて味わうには、輪切りでは心もとない。
 口の中での酸味と甘味のバランスを考えれば、それこそカプレーゼのようなかたちがちょうどよかった。
 ほうれん草は採用されたかしら。えぐみのないサラダほうれん草も用意しているから、生でも葉野菜のおいしさを感じられる。
 オリーブオイルを、くるり。バルサミコをとろり。
 ブラックペッパーと岩塩をミルで挽いて、軽く潰したホールのピンクペッパーも彩りで散らす。]

……そういえば。
お料理をお出しするのは二度目ですね。
何かの縁かしら。

[いつも裏にいるからあまり厨房には立たないんですよと、笑って告げ。

 このカプレーゼなら、と白ワインを選び、グラスに注いだ。
 カプレーゼと共に卓に並べれば、爽やかな金色がきらきらと光る*]
(453) 2023/03/06(Mon) 1:28:22