>>507 >>510 模擬戦の2名
突如現れた水が、動きを阻害するようにバーナードに絡みつく。
同時にシトゥラが足音を立てながら二人に距離を詰める。
「アンタ、スピカがそれできないのもこれ以上動けないのもわかってて言ってんだろ!
終わりだ終わり!本格的に始まる前から蘇生装置動かそうとすんじゃねェ!!」
愉しそうな同僚に舌打ちして、文字通り模擬戦に水を差していく。
「ステイもできねェ駄犬じゃないよなァ?」
わかってんならそこからどけと、手を動かして示す。
……医療装置は動かす必要、ありそうだなァ。