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人狼物語 三日月国

94 【身内】青き果実の毒房【R18G】


【秘】 3839 南波 靖史 → 8435 黒塚 彰人


「声、我慢しなくていいのに。恥ずかしいから?俺、人間じゃないし良くない?」

目の前の男からこんな声が漏れるのは、少し心地が良い。
先ほどの様子とこの掴まれた手を見るに『他者に抱かれる』ことを想定していなかったと見た。

別に掴まれた手はそのままにしている。力を込められても、例え爪でも立てられても退く意思も辞める意志もないとばかりに、その手が傷付こうと行為を進めるのをやめない。

こちらの指か触れるたび、掠る度に跳ねる動作を間近で感じて、「かわいいね」と思わず、嘲笑でもなく純粋な愛おしむ本音が口をついて出る。

相手が声を抑えている隙に、手慣れた様子でベルトを引き抜いて、この行いもこの催しの中で何度目だろうか。下着ごとズボンをずり下げようとする。

抵抗が見えたならその瞬間今のこの感度の状態で布越しか直接か。あえてやや乱暴に掴んで上下に擦り、妨害を防ぐから結果は同じだろう。後は足の上に乗って、自分も膝までズボンを降ろすだけだ。

「痛いでしょ、指。
気持ちいいは悪いことじゃないよ、彰人くん」

最低限の挿入ができる程度に互いに肌を晒し終えて、それでもまだ口を抑えてるならその手を降ろさせようと、トントンとその手の甲を叩く。
(-15) 2021/10/02(Sat) 16:56:34