【独】 乙守 流歌ずっとずーっと、私の番はきみなのに。 私の凹を埋めていいのは長く永く君しかいないのに。 神様のお気に入りはきっとね ほんとは潮音、君のほうなんだと思う。 ながくながく欲張りはひとりだけを求めるから いつだってかみさまは私に罰を与える。 シオン以外に犯されそうになること、何度もあった。 シオン以外に穢される魂なんて、いらない。 じゃあもう私なんか生み出さなくていいのに。 潮音の居ない瞬間なんて 一瞬足りとも要らないの。 そんな世界に 生きる価値も、死ぬ意味もない。 シオンとひとつでいたい。ひとりしかいらない。 シオン、しおん、潮音――― * (-38) 2022/05/28(Sat) 19:27:59 |