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人狼物語 三日月国

100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】


【見】 くるみ割り人形 トラヴィス

>>6 キエ

対価を差し出し、契約によって繋がれたこの関係は
不確かなものよりも安心が出来た。



「───あ、
        待って。」

離れていく貴方を求めて、更に手を伸ばす。

「……頼みたい事があるんだ。
 
私の記憶を食んでは貰えないだろうか?


その言葉は、離れていく貴方を引き止める事が叶うだろうか。

「既に無い四年分を除いて……
 W産まれてから、私が舞台に上がるまでの全てW──十数年分のそれだけ。」

提示するのは、
きっと両親に愛され、豊かな日々を過ごした幼少期の、
悪夢とは程遠い記憶それ

「残りは……少し考えた後に。
 君の好みの味では無いかもしれないけど、
 私から、余分なものを間引いて貰えないだろうか?」

それ以降の記憶──悪夢を除いた『残り』についてはまた後で。
そっと自らの唇に人差し指を付け、貴方を見上げる。
(@3) 2021/10/24(Sun) 16:14:20