17:12:37

人狼物語 三日月国

100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】


【見】 役者 トラヴィス

>>36 >>37 >>a0 ミズガネ

二人で並んで頭を下げ、惜しみなく降り注ぐ拍手も静まる頃。

とすんと元の席へと腰を下ろし、貴方へ帽子を投げて寄越す。
すっかり冷め切った紅茶をぐっと飲み干して、

筋トレから始めるべきだね。


優雅な笑みでダメ出し。

「息を切らしているね。酒なんかに浸ったせいだよ、自業自得さ。肺活量は鍛えている? いないよね。意識して深呼吸するだけでも少しは変わるから気にしてみると良い。
 嗚呼そうだ、音を外すなんて論外だからね。手元が見えないなんて言い訳を吐いたら許さないよ?
 まずは弦に触れて慣れ親しむこと。頭で意識して弾かないで、指先にしっかり覚えさせて。一音たりとも外すな──とは言っていないんだよ、間違えても堂々として。自信が無くても背筋を伸ばして胸を張って。」

貴方が詩人を再開する、と吐いた言葉を違えさせるつもりはない。
であれば、ここに留まる筈もないのだろうと想定して。

「でも、
 詩は……悪くなかった良かった
 竪琴だって、長年鳴らしていない割に傷みも酷くない。
 ……W今のW君には勿体ないくらいに良いものだよ。」

貴方が密かに稽古を重ねていたのか、家族から贈られた竪琴が本当に品質の良いものなのか、
はたまた、単純に物持ちが良いのか。
それは貴方にしか分からないし、言及するつもりもない。


「螺子を巻いてくれてありがとう。
 トラヴィス・ハートランドだ、コトハ・ミズガネ。」
(@27) 2021/10/25(Mon) 12:46:42