帰る前に、家の合鍵を渡すね。
もっとこの家をアンジーの香りで満たしたいし、
帰る時はオレの香りに染まっていてほしい。
[ 微笑んでいる彼女の頬を撫で、
軽く唇を何度か重ねる。
>>*0 いつも決まった香水をつけているから
また彼女が来る頃には、
その香りが家の至る所から感じられるはず。
染まってほしいと言う感情は
出会った時からあったので、
こう言う感じで実現ができるのかも、と
感じることができる日がくるなんて
1ミリも考えていなかった。 ]
(*2) 七瀬杏 2023/06/28(Wed) 22:51:18