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人狼物語 三日月国

124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】


【赤】 “観測者” 処暑

―― 先代と雪兎 ――


[ その時の先代は、先代の雨水に対し、処暑域で収穫できたブドウを差し入れていたらしい。
 先代処暑の彼は、真反対、という意識しやすい位置に対し、興味を持つ、という方向性の意識を向けていた。
 だから先代の雨水とも交流が深かったようであるし……彼ならば、あの社交的な人と仲良くやれるだろうな、と思う。

 そこを円らな瞳に見つめられ……ブドウを何粒か食べさせた送ったようだ。 ]


  
「 それで金平糖これをもらったんだけど、食べるかい? 」



[ 笑顔で私に勧められた可愛らしい小袋は……彼のものだから、と受け取らなかったけれど、
 それが頻繁になるにつれて、私も観念して口を付けるようになった。

 初めて雪兎を見たときに「これが例の……」という感情が湧き上がったけれど、
 複雑な気持ちもあって、今まで、そのことに対して礼は言ったことがない。
 ]
(*44) hoshine_k 2022/01/22(Sat) 2:00:39