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人狼物語 三日月国

124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】


【赤】 “観測者” 処暑

―― とある風が知る記憶 ――



 「 おや、冬至さん
   こんにちは。こちらに来られるなんて珍しい……おや
   お久しぶりです、おつるさんまで。
   そして、そちらは…… 」


[ 冬至の彼女が蛍を連れて処暑の領域を訪ねると、田園風景にひとり立つ彼を見つけられただろう。>>2:*97
 先代処暑の頃の領域は、夕景の時間が大変長かった。
 空色が薄くなり、徐々に紅み掛かり、橙に焼け、紫へと変わる。
 それをゆっくりと繰り返していた。
 それから今と違うのは、田畑の割合。
 先代の頃は、一面の金色ではなく、畑の割合もそれなりで、様々な作物が実っていた。
 更に先々代から見ると、田の割合が増えているのが分かるだろうけれど、それはさておき。

 その焼ける空を眺めていたところ、端末ではない本体の彼女の一行と顔を合わせたのだった。 ]
 
(*93) hoshine_k 2022/01/24(Mon) 20:52:02