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人狼物語 三日月国


234 【身内】不平等倫理のグレイコード-0010-【R18G】

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視点:


【神】 駅務員 イーサン

#ハノイの塔

「いかれたお人好しどもめ。
 君らはこれから……
 その甘さで何度も苦しむことになるでしょうよ」

未来のことに想いを馳せて、言葉を紡ぐ。

先の時点で知れていたことだが、
わざわざ向かう道が苦に満ちていると知って歩き続けるなど、
自分にとっては正気の沙汰とは思えないのだ。

「全てが終わった話でよかったというのに、
 わざわざ続きを見出す気満々で手を指し伸ばすとは……

 ……俺は今でも尚、俺の未来に、
 君たちの進む先に眩いものがあるとは思いません。

 それなりの現実の壁に何度もぶつかり、
 妥協して、それでも生きなくちゃならないんですよお」

(G3) backador 2023/12/11(Mon) 16:06:51

【神】 駅務員 イーサン


「立ち止まることを諦め、
 その諦観を抱き前へ進むことを許容する、ねえ」

殴られた頬のずきずきした痛みを今更感じて、
頬に手を当てる。熱を持った、電気信号の錯覚がそこにある。

「屁理屈です。俺にとっても苦しみの連鎖でしかない。
 きっとこれからも何度も何度も何かを諦めることになる。

 その傍にきっと君たち全員が寄り添っていることはなくて、
 ただ日々尽力しているという事実だけそこに存在している」

「残酷な現実に……そうして生きる」

何もそれは今に始まることなんかじゃない。
このゲームを作った人間たちが。監察官に就くような者が。
グレイを雇う者たちや、共に稼働しているグレイそのものが。

そうして生きていて、
それこそ己が目を逸らし続けてきたもの。
感じるすべてのどれもが、偽物なんかではないのだ。

ささやかな温かさも、楽しみも、怒りや苦しみさえも。
最初から、辿り着けない所へ闇雲に歩いてしまっていただけ。

「ハハ、なあんだ……」

(G4) backador 2023/12/11(Mon) 16:10:08

【神】 立ち上がる イーサン




「…………俺は、最初から…………
 手を引かれて生きていたんですね…………」



 
(G5) backador 2023/12/11(Mon) 16:12:03
イーサンは、みんなで立ち止まる駅務員を倒した!
(a2) backador 2023/12/11(Mon) 16:12:15

【人】 給仕用 イーサン


「ただ、その強引さに救われる者も……
 実のところは居るのでしょうよ。

 この世界の状況は、その変化は、
 あまりにも当人には無関心でもどかしいものだから」

二〜三層攻略記念がまだだったな、と、
給仕用らしくフライパンとお玉を両手に持っている。

「僕は順番が空き次第メンテナンスに入らねばな……」
(6) backador 2023/12/12(Tue) 0:55:32

【人】 給仕用 イーサン


「別に緑や白でい……
 いや……まあ。赤がまあまあ好きですね」

瞳にも使われてる着色剤の色なもので。
染められた髪や纏わされた衣装に比べたら思い出がある。

「ブラックに聞けるかどうか分かりませんがあ……
 黒以外を答えたらびっくりするかな」
(15) backador 2023/12/12(Tue) 20:50:15