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人狼物語 三日月国


204 【RP】Queen's endless Tea Party!【R18G】

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【見】 元魔王 ジャヤート

[目の前の少女が驚愕する様子に>>0:123]


いえ、すみませんね。
そんなに驚くとは思わなくて。


[…嘘だ。
それでも、ほんの少しでも彼女の感情の揺らぎを感じたならば
それを有難く糧とさせてもらうとしよう。

此方の思惑は悟らせぬよう、あくまで真摯な様を装うが]
(@0) yuno 2023/03/19(Sun) 23:01:49

【秘】 元魔王 ジャヤート → 夢渡り アルレシャ



(……夢?)


[此方が声をかける少し前、確かに聞こえた少女の声。
夢の扉とはまた、奇妙な言葉だ。]
(-0) yuno 2023/03/19(Sun) 23:02:29

【見】 元魔王 ジャヤート

[…それはそれとして。
謝罪と共に笑みを投げかける彼女に]


残念ながら、私もこの国には
つい先ほど到着したばかりなのですよ。


[小さく肩を竦めてみせる。
残念ながら、先に彼女が望むような情報は
私からは出せそうにない。]


女王陛下には先程挨拶を済ませましたがね。


お嬢さんは……その様子だと、ご挨拶はまだのようですね。
よかったら一緒に陛下の許に参りますか?


[そっと、少女の前にエスコートさながらに
手を差し出してみせようか]
(@2) yuno 2023/03/19(Sun) 23:04:40

【見】 元魔王 ジャヤート

[そうそうその前に]


自己紹介がまだでしたね。

私のことはどうかジャヤート、とお呼びください。
此処ではない彼方、遠き世界より参りました、
人の子が『魔王』と呼ぶ存在ですね。


[後出しで怯えを増やすのも、些か夢見が悪いので。
先に名乗っておきましょうか。
もし問答無用で逃げられたなら、そのときはそのとき]**
(@4) yuno 2023/03/19(Sun) 23:05:39

【秘】 元魔王 ジャヤート → 夢渡り アルレシャ



……そして貴女はさながら『魔法使い』の類でしょうか?


[カマかけ半分、そう彼女に声をかけてみよう。

―――『夢の扉』と。
先程の言葉の意味は解せないが、やはり気になる。

己の知るものの中で、現状、一番近そうなのは、
少女が何らかの魔法か、特殊な技術を持つ存在だということ。
無論、それが完全な正解と思わないが、
さほど遠くはないのではないかと私自身は思っているのだが。
さて実際にはどうだろうか?]**
(-3) yuno 2023/03/19(Sun) 23:07:12
元魔王 ジャヤートは、メモを貼った。
(t0) yuno 2023/03/19(Sun) 23:16:54

【秘】 夢渡り アルレシャ → 元魔王 ジャヤート

なぜ――…。

[どうしてそう思ったのか。
普通にしていれば、そこらにいる人と区別などつかない。
魔王というのは、本当で、何かしらの揺らぎか、人の目で見るものとは違う何かを感じたのかもしれない。

あたりを見渡し、少し近づく。
人に聞かれないように。誤魔化しても良いけど、きっと別の何かを見ているのなら誤魔化しきれないから、]

貴方が魔王と言うなら…そうね、私はさながら夢魔と言った方が近いかも。
本物の夢魔とは違って、夢を渡るだけ、数多の世界を見守る異方者よ。

[でも内緒ねと言うように、しっーと、自身の唇に人差し指を当てる。
夜の訪れない、この国で何をしようか…きっと気づかれるだろうからと]
(-11) shiya 2023/03/19(Sun) 23:56:11

【見】 元魔王 ジャヤート



ええ、お会いできましたよ。
そうですねぇ…此方が思っていたよりもずっと、
親しみの持てる方でした。


[彼女の言葉に一つ頷いてみせる>>6
それ以上に彼女の驚く様子に]


ふむ……。

理解しているつもりでしたが、
貴女の驚きようをみるに人の子の身分というのは
私が思うより難しいものですね。

まさか王族に会ったというだけで
驚かれるとは思いませんでした。

いえ、『物語』の主人公が、王族や王家の血を引くだなんて
大して珍しくもないものですから。


[そうは思いませんか、なんて。
口許に指先を添えながらくすくす微笑ってみせる。]
(@28) yuno 2023/03/20(Mon) 22:43:48

【見】 元魔王 ジャヤート



ですが。
魔王に言わせれば、人の子の身分なんて
『物語』における香辛料スパイスのようなものです。


無論、不敬を許すというわけではないでしょう。
私も先ほど、彼女と謁見してその手に触れたとき
兵士の皆さんに囲まれてしまいましたからね。

ああ、くれぐれも誤解はなさらぬよう。
私に人の子のような下心という機能はありませんので。


[笑みを浮かべた表情を崩さぬまま、軽く肩を竦めてから]


貴女に対しても。
特に思惑のようなものはありませんのでご心配なく。


[少なくとも、不審者を突き出すなんて>>6
人の子じみた真似は致しませんとも。]
(@29) yuno 2023/03/20(Mon) 22:44:29

【見】 元魔王 ジャヤート

[そして。]


ええ、私は『魔王』。
正確には元がつきますがね。
今はしがない隠居の身です。


[彼女の思い描く『魔王』は果たしてどのようなものか。
それを今の私が察することは難しい。

数多の物語が、そして勇者や英雄たる主人公が存在するように
『魔王』たる私も、この姿とは異なる無数のカタチが存在する。


――…貴女の心が描く『魔王』はどのような姿なのでしょう?
その疑問を言葉にするより先に]
(@30) yuno 2023/03/20(Mon) 22:45:14

【秘】 元魔王 ジャヤート → 夢渡り アルレシャ

[……ほう、と。
やや感嘆の色を帯びた小さく息を吐く。]


夢魔、ですか。
これはまた珍しい。


[私のいた世界にも、所謂夢魔と呼ばれる存在はいた。

だが、私の知る夢魔はどちらかといえば
(彼女が知っているであろう言葉でいえば)
サキュバスと呼ばれる存在に近かったし、
そもそも彼女たちは魔物ではなく、
森の人エルフ大地の子ドワーフと同じ
人の子と精霊の中間のような存在だった。

目の前の彼女は、私の知る彼女たちと違って
どちらかといえば人の子の生態に近いように思う。

何より私の知る夢魔には『夢を渡る』能力はなかったはず]
(-55) yuno 2023/03/20(Mon) 22:46:33

【秘】 元魔王 ジャヤート → 夢渡り アルレシャ



ふむ…総合すると、お嬢さん。
貴女は私と同じ彼方からの客人ということになりますね。


[一つ頷いてから]


ええ、勿論。
ご安心を、黙っていたほうが面白そうですからね。


[安心させようと冗談めかして口許に指を添えて微笑するが、
恐らく先のような胡散臭さ>>6が増しただけだろう]
(-56) yuno 2023/03/20(Mon) 22:47:49

【見】 元魔王 ジャヤート



――では、お手を拝借。アルレシャ嬢。


[触れられた手に改めて了承を得たところで。]


そうですね。
では、話の続きは道中ということで。


[ちょうど私も彼女に…正確には
彼女の目的に興味が湧いたので。


道案内がてら、彼女の歩幅に合わせて
先ほどまでの道を一先ず戻ってみるとしようか。

無論、道中に何か気になるものがあれば
そちらに行くのも良いだろう。
この国にいる限り――少なくとも現状は、
寄り道をしても時間は変わらぬままなのだから]*
(@31) yuno 2023/03/20(Mon) 23:00:20
元魔王 ジャヤートは、メモを貼った。
(t5) yuno 2023/03/20(Mon) 23:04:18

【秘】 夢渡り アルレシャ → 元魔王 ジャヤート

[感嘆の色をため息に、つい慌てて]

本物ではないわよ。
そういう血が混じってはいる噂は聞いたけど、正真正銘の夢魔ではないから。

だから…、貴方と一緒というわけではないわね。
もしかしたら遥か先祖はそうかもしれないけど、私はこの世界で生まれた者よ。

[不思議な力、魔力を持っていても、一応人間とカウントされているし、生まれも育ちもこの世界であるから]

ありがとう。

[少し胡散臭く感じても、黙っていてくれる事。今はそれが大事である。]
(-57) shiya 2023/03/21(Tue) 0:13:37

【見】 元魔王 ジャヤート



……、そこは何故小声なのです……?>>30


[親しみの持てる女王。
それは通常、好ましいものではないのだろうか?

とはいえ、それを自分に置き換えてみると
幾らか得心するところがある。
『面白愉快な楽しい魔王』は、時と場合を弁えないと
間違いなく需要に欠けるだろう。
人の子が他者に、特に上位とされる存在に求めるものは様々で、
そしてときに厄介なもの]


魔物にとってですか……ふむ。
(@37) yuno 2023/03/21(Tue) 11:37:06

【見】 元魔王 ジャヤート



……そうなのか、我が僕たち?


[背後の影に視線を向けて問いかければ
ふつふつと影が泡立ったかと思えばそこからひょこりと
魔物たちが顔を出す。

『魔王』ではなくなり、
私の力が弱っているのもあるだろうが、
残念ながら、その姿は見るものに
恐怖を覚えさせるものではなくなっている。

たとえばティンダロスは額から小さな角を生やした毛玉のような仔犬ポメラニアンと化しており。
ぴょこんと影から飛び出せばとててて…と群れて周囲を走り回る。
その様子は、文字通りの走る毛玉だ。
我が番犬たるケルベロスは三つ首の黒柴と化して
私の足元に座している。
私の問いかけにも不思議そうに首を傾げて、、
じっとこちらを見上げるだけだ。
フェンリルは通常の白狼と変わらぬ姿だが、
我々の周りをぐるぐると歩き回るたび、吐く息が凍って
氷の霧がきらきらと口許を輝かせている。]
(@38) yuno 2023/03/21(Tue) 11:39:15

【見】 元魔王 ジャヤート


……。


いえ、愚問でしたね。
私の魔物たちは私の僕であり、
同時に私の権能の一部でもあるのです。
仮に貴女がこの生き物を害そうとすれば
この生き物たちは、即凶暴な本来の機能を発揮します。


[強いて言えば強い敵意に反応して凶暴性を発揮する、
極めて機能的なシステマチック生き物たちだ。
とはいえ、敵意を示さなければ
ただの飼い慣らされた獣と変わらないし、
なんなら優しくされれば相応に懐いてもみせる。

戻れ,と一声かけて湧いて出た魔物たちを影に戻せば]


が、この世界でその機能が発揮される気がしませんね。


[願わくば、その通りであってほしいものだ。
悲しみも怒りも憎しみも、そして死も、
『魔王』の糧であり、物語には欠かせないものだが。
その彩りを、私は今のこの世界に求めてはいない。]
(@39) yuno 2023/03/21(Tue) 11:41:57

【見】 元魔王 ジャヤート

[閑話休題。
道中、彼女の提案を受けて>>32]


では、あちらに向かいましょうか?


[彼女の手を取るその手とは反対の手で指差したのは
ちょうど私たちがいた庭園とはまた別の薔薇園。

そこも茶会の会場の一部となっており、
白を基調としたテーブルや椅子が並べられている。
そして、テーブルの上のケーキスタンドには、
キューカンバーのサンドやスコーン、一口サイズの
彩り鮮やかなケーキたち。]
(@40) yuno 2023/03/21(Tue) 11:42:44

【見】 元魔王 ジャヤート



『ねぇ聞いた?』
『さっき噴水広場でお茶を飲んでた友達に聞いたんだけど
ケーキの中に金貨が入っていたんですって!』>>40
『えー!なになにどういうこと?』
『なんでも女王様のサプライズみたい。
入っていたものは贈り物として頂いていいんですって!』
『まぁ、素敵ね!』


[おそらく茶会に招かれた招待客の一部なのだろう、
賑やかに話す少女たちの声が
少し離れた此方にもよく聞こえてくる。]


『ねぇ、もしかしたらここのケーキの中にも入っていたりして!』
『まさかぁ』
『えーでも、もしかするかもよ?』


ふむ…。
(@41) yuno 2023/03/21(Tue) 11:44:06

【見】 元魔王 ジャヤート

[ちら、とケーキスタンドに視線を向けて]


アルレシャ嬢。
よければ、一つ寄り道をしていきませんか?


[もし、運良く金貨か、
或いはそれ相応のアイテムを見つけられれば
女王と出逢ったときに話題の一つになるだろうから。

それに、此方で茶と菓子を楽しんでいれば
誰かしら話を聞ける者たちがやってくるかもしれない。

具体的には料理を作ってくれている料理人だとか、
神出鬼没な猫のようなナニカだったりだとか
空を飛ぶカラスだとか。
或いは女王陛下本人がやってくることも万に一つあるかもしれない。


無論、否と言われれば無理強いはしないが]**
(@42) yuno 2023/03/21(Tue) 11:47:23

【独】 元魔王 ジャヤート

/*
聞いてアロエリーナ。
なぜか魔物のチョイスが全部犬系になってしまった
(他の動物もいたはずなんだが添削を繰り返しているあいだに消えてしまった)

重房が愛らしいのでつい対抗してしまった、わけではない、と言い切れないのが悲しいところではあるな(何)
(-63) yuno 2023/03/21(Tue) 11:51:27
元魔王 ジャヤートは、メモを貼った。
(t10) yuno 2023/03/21(Tue) 11:53:02

【見】 元魔王 ジャヤート



ええ。
人の子の言葉でたとえるならば、
私にとって魔物たちは手足の延長のようなものです。


[可愛いと口にする彼女に>>48
そうと悟られぬようなんとも困ったように眉尻を下げる。

怖がらせたいわけでもないが、
とはいえ小動物と化している我が魔物たちに
思うところがないわけではない。

そして此方の考えとは裏腹に
仔犬…もとい魔物たちは己に向けられた彼女の声に反応する。

走り回っていた毛玉たちはぽててて…と、それまでの進路を
彼女のほうに変更すると、抱っこをせがむように
彼女の足元をぽてぽて飛び跳ねるし、
ケルベロスも立ち上がってが尻尾をぶんぶん振っている。
フェンリルも表情こそ変わらないが、じっと彼女から
視線を外さない様子を見るに、まんざらでもないのだろう]
(@51) yuno 2023/03/21(Tue) 15:47:39

【見】 元魔王 ジャヤート



気に入られたようですね、アルレシャ嬢。


[もし、彼女が望むらあとで戯れの時間を作ろうか。
何よりここまで魔物たちが人の子に懐くのは久しいのだ。
このような機会もたまには悪くない。]


ふふ、そうですね。
願わくば、この世界がこの子たちを
『悪い魔物』にしない人ばかりであってほしいものです。*
(@52) yuno 2023/03/21(Tue) 15:49:36

【秘】 元魔王 ジャヤート → 夢渡り アルレシャ



…。


[少し、気になるのは。
先の私の問いかけ>>@37に対する彼女の様子>>47
ついでにいえば、その前の彼女の言葉もか。

人ならざる力を持ち、身分を気にかける少女が
このような一種無礼講に近い催しにやってきたということ。

何かしら目的はあるのだろう。
自身の力を隠しながら、それでも女王に会おうとする理由が。]
(-76) yuno 2023/03/21(Tue) 15:50:16

【秘】 元魔王 ジャヤート → 夢渡り アルレシャ



……、アルレシャ嬢。


[どう、言葉をかけたものか迷う。
なにしろ私は元『魔王』だ。
このような助言じみた行為自体、経験は少ない]


何事も、まずは自分自身の目で見て、
そして見定めるべきかと。


先にも言いましたが、私は元『魔王』です。
しかし貴女の思い描く魔王像と、目の前の私は
必ずしも一致するとは限らない。


[私自身が『悪』なのではなく。
私を認識したものにとって私が『悪』かどうか。
それと同じことではないだろうか。

彼女の考えは間違ってはいない>>47
倒されるべき悪に心を痛める必要はない。
それが真実、悪であるならば。



何はともあれ、彼女が一度女王に会わないことには
話が進まないのは確かだろう。]
(-77) yuno 2023/03/21(Tue) 15:50:48

【見】 元魔王 ジャヤート

――お茶会会場――
[誘ったのは私だが、気がつけば彼女に手を引かれ
促されるままに席に着いていた。
その間、何も言えなかったのは先程、
少女たちの噂を聞いた彼女の表情が気になったから

歪んだ顔に浮かぶものは、純粋な負の感情というよりも
どこか迷子の子供のような、今にも泣いてしまいそうな
そんな、奇妙な印象を私に抱かせた。
勘違いであればいいとは思っているが。]


…いえ。
正確にはあるにはあるのですが、
いくぶん昔過ぎて記憶が曖昧ですね。

おそらくですが、
「思い出」というものがないぶん、印象が薄いのでしょう。


[彼女に差し出されたケーキを受け取り、
そしてまじまじと見つめながら。

知識としては、知っている。
何を材料として作られているか、その製造方法も。
だが、味に関する記憶は殆ど希薄だ。]


ちなみにアルレシャ嬢は此方を食した経験は?
貴女の好みの味か、気になりますね。
(@53) yuno 2023/03/21(Tue) 15:51:42

【見】 元魔王 ジャヤート

[そう問いかけていれば>>52]


ええ、はじめまして。
貴女も、女王のご招待を?


[軽く会釈をしてみせれば、私が椅子を勧めるより先に
彼女のほうから手招きをされていて>>53
どうやら、この役目は私より彼女のほうが適任であるようだ。
では私は紅茶を彼女たちに淹れるお役目を頂くとしよう]


フィエ嬢。
少し変わった名前のようだが、
貴女も此処ではない世界から招かれたのでしょうか?

いや、突然不躾でしたね。すみません。
無理に聞こうというわけではないので、ご容赦を。


[言った後で不躾だったかと謝罪の言葉を口にしてから、
アールグレイと銘打たれた茶を三つのカップに均一に注いでいく。

そして。>>61
女王陛下とその為人については、彼女に任せたほうが適任のようだ。
私たちと同じ招待客であると同時に、彼女に厨房を任される料理人。
なんとも不可思議で、そして興味深いお嬢さんだと
ソーサーにのせたカップを差し出しながらそんな感想を抱いた]*
(@54) yuno 2023/03/21(Tue) 15:52:23

【秘】 夢渡り アルレシャ → 元魔王 ジャヤート

[呼ばれて顔を上げる。
何か言いたそうだが、迷っているようにも見えて、どうしたのかと言葉を待ってしまう。]

……。そうね。

[まさか助言じみた事を言われると思わず、目を丸くした後、困ったように視線を落とす。
それは解っている事。ちゃんと見極めないといけないと思っていたから。

それに、なんだか泣き出しそうな気分になってくる。
魔王と言うものからしたら、優しすぎるような気がするから。
だから魔王と言う座から追われたのかもしれないし、その優しさを見抜いた誰かが、倒したというふりをして逃したのかもしれない。

実際は違うのかもしれないが、少しの時間、会って、話して、感じたのはそんな事。
もしかしたら、助言も過去に何かあったからなのかもしれない。
見定めても、抗えない何かがあったような…そんな事はないかもしれないが、そんな事がよぎるからこそ、泣きそうな気持ち深くなる。*]
(-81) shiya 2023/03/21(Tue) 16:45:08

【見】 元魔王 ジャヤート

――回想――


…。


[可愛い、と言われて感じるのは>>66]


…貴女のほうがよほどお可愛らしいと思いますね。


[彼女の、魔物たちを見つめる眼差しは優しく、
温かな情に満ちていて。

…悪くないものだと思う。
たとえそれが糧としての効率が良くないものだとしても。

ぴょんぴょん跳ねていた毛玉たちも順に抱きしめられれば、
小さな尻尾をぴこぴこ動かして、全身で喜びを表現する。
地面に降ろされても暫くのあいだはぽてぽてと
彼女の足元で跳ね回っていることだろう。]
(@64) yuno 2023/03/21(Tue) 23:44:56

【秘】 元魔王 ジャヤート → 夢渡り アルレシャ



…。


[願わくば。
少女の此度の『物語』が優しいものであってほしい。

我が魔物たちに向ける優しい眼差しが、
悲しみに曇ることのないように。

物語の機構を外れた、『物語の悪』でなくなった私が、
彼女に対しできることは少ないだろうから]
(-103) yuno 2023/03/21(Tue) 23:45:59

【秘】 元魔王 ジャヤート → 夢渡り アルレシャ

[―――…私が優しいのではない。

もし、私を優しいと思うのならば、それは。

私をこの世界に喚び寄せた女王の、
彼女を支える民の、
私の世界で積み重ねられてきた数多の『物語』の、


…なにより、目の前の少女の心が優しく温かいからだ。
私は、そう考える。


『魔王』とは、本来は悪に位置するもの。
もっといえば、
物語において人の子がいつか討ち滅ぼすべきもの。
『人類にとっての悪』というシステムそのものなのだから。]*
(-104) yuno 2023/03/21(Tue) 23:46:37