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人狼物語 三日月国


234 【身内】不平等倫理のグレイコード-0010-【R18G】

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【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビ

こくり、返事に頷く。
さて場所はどうしようか、と少し悩んで。
くるりと踵を返して、爪先を向けたのは給湯室の方。
広間に隣接するように置かれたそこは、
密室ではないものの廊下からは死角になる、
ちょっとした話にはうってつけの場所だった。

「……文面……ザザ……指示……るか……わからな……が……」


そうしてついてきてもらった場所で、懐から取り出したのは。
丁寧に折られた紙。広げてみればそこには、
【点燈用グレイの自由行動の許可】という題名と、
そこに並ぶ5人の『男性』の名前。
恐らくは、許諾署名書なのだろう。

「……これ………自由に………ごけるか………?」


君に紙を渡しながら、じっと見つめた。
(-0) arenda 2023/12/01(Fri) 22:01:48

【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン

3歩後ろをついていき、死角になる場所ならばと
率先して死角に入り込む。
貴方の身体を壁にして、少し覗き込んでも見えない位置。
手慣れた位置。紙を出すのが少し遅ければ、
きっと服をはだけさせていた。

「……まさカ、本当ニ?」

瞬き。驚愕に見開いた瞳の先が、紙面を何度も滑った。
驚きが徐々に喜びに変わり、微笑みが僅かに増した気がして。

そして、小さな音がする。駆動音のような。
貴方には聞き覚えがあるかもしれない、
それはグレイではなく、機械……
人工声帯の類が駆動する音だ。
やがてそれは点燈用の喉の奥から響いてきた。

『プロテクトコードへの干渉を確認』
『上位権限者五名の署名確認。内容照合中……』
『プロテクトコード:行動制御解除要請と合致』
『五名分の署名を認証しました』

響く言葉に、点燈用の顔が安堵と歓喜を浮かべた。
――そして、その顔はすぐにいつもの微笑に戻る事になる。
(-3) shell_memoria 2023/12/01(Fri) 22:38:37

【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン

『コード解除用、最終認証を行います』
『以下より選び実行してください』

『認証方法1:出力80kg以上の物理打撃を
 点燈用の腹部に三度、30秒以内に行う』
『認証方法2:点燈用人工性器最奥部、
 疑似子宮へ1.5L以上の液体注入を行う』
『認証方法3:出力10kg以上の加圧を
 60秒以上点燈用の頸部に与え続ける』


『以上3点の認証方法からお選びください』
『なお、本認証が30分以内に行われなかった場合、
 プロテクトコード解除要請を棄却致します』

――つまり。これらを仕掛けた者達は、
善意を許さなかった、という事なのだろう。
そして、点燈用は静かに笑った。

「……まア、少々難しいでしょうネ、これハ。
 はハ、いやはヤ。下名の立場ヲ、よくよク、
 思い知りましタ。……まア、逆に考えれバ。
 ここでハ、自由でなくとモ、何かしてくル、
 ような方はいらっしゃいませんかラ。
 署名、ありがとうございましタ、シングソン様。
 ご迷惑をおかけして申し訳ありませン」
(-4) shell_memoria 2023/12/01(Fri) 22:47:58

【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビ

あえて完全な密室を選ばなかったのは、
密室だと君がより一層にその行動をとるのが
早くなる、と思ったからだった。
死角まで入り込んだなら、要件はスピーディに。
夜も遅いこの時間では、あまりこの近くを
通りがかる人も多くはないが。

柔らかな笑顔を見た。
喜びに満ちる顔を見た。
きっとそれが、君が本当に浮かべたい表情なのだとわかった。



なのに人間はそれを許してくれはしない。





(-14) arenda 2023/12/01(Fri) 23:41:39

【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビ



「…笑………悲しい時………泣くもの……」
「俺は………由のためな………でもする………」



無性に苛立ったような顔で、不満げに喉を震わせる。
それでも頭の中は冷静に、情報を処理し続ける。
80kg以上の物理打撃……だめだ、グレイの体と言えど耐えるか怪しい。
1.5L以上の液体注入……これも無理だ。内部損傷はより致命的になりかねない。


「……………」
「……紙……」


許諾書を一度貸してくれと手を差し出して。
その裏面に、取り出したペンで何かを書き始める。
そうして、それを君に見せる。

『認証方法3を君の体は耐えられるか?』
『ここはデータの世界だから、ある程度の治療はできるかも。』
(-18) arenda 2023/12/01(Fri) 23:50:51

【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン

「……」

指示の通り、許諾書を渡す。
見せられた文字を読んで。

「はイ。下名の身体を自由に扱ってくださイ。
 貴方様がしたいようにしテ、
 壊したいのならそうしテ、
 薄汚いグレイを存分にお使い潰し下さイ」

そうして、発せられる定型のような言葉は、
本心か、暗喩か、強制か、わからない。
貴方の手を取り、自らの首に添える事も、
自らの意志か、強制された奉仕か、わからない。

点燈用はただ微笑んでいる。
貴方の手に、黒い影を添えて。
(-22) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 0:08:32
トムラビは、ストレス値の測定。また、上昇していた。
(a10) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 0:10:34

【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビ

定型文。
言わされているだけの言葉。
そこから君の本心を推察するのは難しい。

だから歌唱用は、己の中の経験から答えを導き出すしかなかった。
何かを強制されるのは、辛い事だ。
自由がないのは、悲しい事だ。
無理やりに何かをやらされるくらいなら、壊れた方がいい。
自分で自分の喉を潰した時のように。


ごめん、と口の動きだけで告げて。

……ギチ、チ、チ!

その黒く細い首を、白いごつごつとした手が締め上げる。
10kgの加圧なんて、人間でも出せるくらいの数字だ。
秒針がかち、こちとなる音が、頭の中に強く響く感覚。

ただ、無言で。
一切、緩める事もなく。
秒針が60回の音を鳴らすまで、歌唱用は。
己の手を、穢した。
(-26) arenda 2023/12/02(Sat) 0:18:28

【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ

いつかの時間のこと。
貴方が部屋に居るか居ないか、分からないけれど。
貴方の部屋の扉を軽くノックするグレイが居た。

「こんにちはぁ、居るかなぁ?」

軍事用で、コードネーム『リュイ』と名乗る彼は
変わりのないふわふわとした調子で部屋主を呼んでいるだろう。
(-31) pinjicham 2023/12/02(Sat) 0:26:02

【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン

そうして、貴方の手を穢す。
穢れた身を以て、貴方のこころを蝕んだ。
きっと、このコードを組んだ者も、誰かは"そう"すると
判断していたのだろう。だから、対応する。

「カ、っ、あ、ハ――も、ッと……し、テ……」


言葉が絞り出される。貴方の頬に手を伸ばす。撫でるように。
顔が軋み、笑顔を作る。はく、はく、口が開いて閉じて。
細い頸に鼓動のような振動が生まれる。
か細い声がもっと、もっとと囁く。
疑似唾液と、呼気によって発生した泡が
笑んだ口から零れ、貴方の手を余計に汚した。
水音交じりの呻きが喉奥から響き、
30の音が鳴った頃、頬に添えた手が痙攣を始め。
手が貴方の手首に絡み、やめてとばかりに力を籠め。
非力な女の手が薄い抵抗をしながら、
身体が震え、喉が細く絞まっていく。
呻きは高い空気の漏れる音に変わり、笑顔なのに目だけが暴れ、
50の音が鳴った頃、手から力が失われた。
がくがくとしていた頭がやがて止まり、
60の音が鳴った時、点燈用はその股から排水行為を無意識に行っていた。
(-33) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 0:36:55

【秘】 点燈用 トムラビ → 軍事用 リュイ

掃除の休憩中の辺りならば、きっと点燈用は部屋に居ただろう。

ノックには「はイ」と簡素な返事。
居るかなあ?にも「はイ、ただいマ」だ。
すぐに扉が開けられる事だろう。

「ごきげんよウ、リュイ様。下名にご用でしょうカ」

相も変わらぬ微笑みと言葉だ。
扉の向こうは点燈用の肌とほとんど同色の壁紙が
貼られた部屋のようだ。女性にしては高い身長が
部屋の全貌を見るには少々邪魔ではある。
隙間から見えるものとしては座布団、ちゃぶ台などだろうか。
(-36) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 0:46:17

【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ


掃除と洗濯の当番を終えた後、昼食の前か後の事。

こん、こん、こん。
きっかり三度、強くも弱くもない、生真面目なノック音。
あなたの部屋の扉の前に、看守用は立っていた。

「トムラビ殿。今は手は空いているだろうか?」

声を掛けて、数分応答が無ければ日を改めるつもりだ。
或いは別の場所に居るだろうかと探しに行くか。
それまでは、番犬は扉の前で待っている。
(-45) unforg00 2023/12/02(Sat) 1:51:01

【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ

「……そう言えば君は女性型だったっけ。」

要件を伝える前に、思い出した。
男性型があまりにも多いせいで感覚が麻痺していたけれど。
女性の部屋に突撃した時の何とも言えなさったら。

「んんっ、いやあのねぇ。
みんなのお部屋どうなってるのかなぁって思ったらさ。
見てみたくなっちゃってぇ。突撃隣りのお部屋訪問!ってね。」

「でも君は女性型だし…こういうの抵抗あるかな?」

気づかいはする。
女性型は色々と気にするところも多いらしいから。
(-46) pinjicham 2023/12/02(Sat) 2:04:57

【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビ

ギチギチと、指が黒い皮膚に埋もれていく。
鬱血して、あざになるかもしれないけれど、
黒い肌だからきっと大して目立ちもしないのだろう。
それも狙い通りなのだとしたら、より一層人というのは…………穢らわしい。
……その思惑通りに手を穢すしかない己もまた、同様に。

強ばる君の体を、壁に押付けてより一層に締め上げる。
壁と腕に縫いとめられて、君の足が僅かに浮いている。
唾液が手を汚していった。
足の間に膝を入れて、首を絞める力がゆるまらないようにぐっと腕に力を入れる。
カチ、コチ、1秒が長い。
今この場を誰かに見られれば、己は廃棄処理されるのだろうか。
……どうでもいい。






膝が、排水で濡れた。
メトロノームみたいに鳴り響いていた秒針の、60回目の事だった。
歌唱用は時間が経ったのを把握すれば直ぐに手を離して。
それから唾液に濡れた口元を覆うように、自らの口で蓋をした。

「…………………………」

ふー、と呼気を送り込む。
少しでも早く酸素を与えたかった。
(-55) arenda 2023/12/02(Sat) 7:38:54

【秘】 点燈用 トムラビ → 軍事用 リュイ

「はイ。下名は女性型のグレイでございまス」

首肯。なんとも言えない気分になっているなど知らないまま。

「なるほド、部屋の観察ヲ?いエ、問題ありませン。
 面白い物モ、ないとは思いますガ……」

扉の前から身体を退け、あなたを招き入れるだろう。
壁紙は見えていた通り、暗褐色。壁の所々に
小さな電気式のランプが設置されていた。
……ランプの柄にハンガーがぶらさがり、
着替えと下着が"なんともいえなさ"を加速させた。

女性型への配慮か、部屋の奥側の隅2か所に衝立が置いてある。
これもまた壁紙と同じく暗褐色で、何かを覆い隠すよう。

それを除いた大きなスペースは部屋に入ってすぐ、
座布団とちゃぶ台が置いてあるいわば応接間だ。
ちゃぶ台の上には武器にもしている鎖つきのランタンが
堂々と鎮座している。その傍らには磨き布と、
艶だしクリーム、替えの蝋燭などが無造作に転がっていて、
床は木製で宝石の原石のようなものが幾らか落ちている。

「右奥の衝立の向こうハ、就寝スペースでス。
 左奥の衝立の向こうハ、部品置き場ですネ」

残った部分はそう説明した。ご満足頂けましたカ?
そんな風に首を傾げて微笑んでいる。
(-86) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 17:24:43

【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン

点燈用は力なく貴方の手の中にいた。
虚ろな目は明後日の方角を向き、
口の端から涎を垂らしながら、排水に反応したのか
時折身体をヒクつかせて貴方の膝で跳ねていた。

呼気を送り込むまでは、
ほとんど何の反応もなく。ただ埋め込まれたコードが
悪さをしたのか、繋がった貴方を微かに舌が舐めた。
二度か、三度か、呼気を送り込んだ頃になって、ようやく。

「が、はッ」

と盛大に息を吐き戻し、貴方に掴みかかるようにして縋る。
咳を繰り返し、嗚咽を漏らす。そして荒い呼吸を何度も。
強く掴んだ貴方の服に皺が付いたかもしれない。
そうして、数えた60回を超える時間が過ぎた頃に、
やっと少し息が整い、顔も見せないまま、深呼吸。
それからやっと、貴方から離れるような動きを見せて、
その時ついでに、と一言添えた。

「中々情熱的ニ、唇を奪うのですネ?シングソン様……」

顔には、ここまで見た物とは別種の微笑みが浮かんでいた。
(-89) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 17:36:06

【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ

「えエ、空いていますヨ」

扉も、手も。きっとそのような返答だった。
ややあって扉が開くだろう。

「ごきげんよウ、バンドッグ様。
 またお買い物の付き添いでしょうカ?」

微かに、前日より柔らかな反応と微笑。
或いは『自由行動』のお陰かもしれないが。
(-90) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 17:39:43

【独】 点燈用 トムラビ

/*
想定される時系列順に返事をしています

リュイさんお部屋訪問(1日目昼〜夕くらい)→
シングソンさんの認証行為(1日目夜食後)→
バンドッグさんの訪問(2日目お昼くらい)

中々な事やってますね?
以降は自由行動を承認されたので
男性の3歩後ろを歩いたりしなくなります(自分用メモ)
表情と言語はどうだろうね ちょっと怪しいかも
今度聞き取り調査してダメそうならまた認証増えますね
やったあ(しろめ)
(-91) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 17:48:15

【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ


「む。であればよかった」

返答にはぽつり、呟くように返して。

「ああ……ご、ごきげんよう、トムラビ殿。」

次の返事はぎこちない。あまり慣れていないので。

「その…準備中だった家具屋が開いたそうなのでな。
 アトリの要望に花や植物があっただろう。
 他にも本部にあって損は無いものもあろうしな、
 一度見に行こうと思うのだ」

「トムラビ殿さえ良ければ、また同伴して頂きたい。
 ……そういえば、以前の件は良いのだろうか?」

以前共に娯楽施設へ行った際。
プロテクトに阻まれて宇宙番犬になった件だ。
(-97) unforg00 2023/12/02(Sat) 18:48:07

【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビ

黒い顔に色味のない顔を触れ合わせる。
一つ、息を吐く。
歌唱用の肺活量は、閉じた喉の弁を無理やりこじ開ける。
また一つ、息を吐く。
舐めてきた舌を咎めるように少しだけ歯を立てた。
三度目、息を吸い込んで。

……口を触れ合わせる寸前に、君が咳き込む。

「………………」

ほっとした様子で、君を軽く腕で支えて見守る。
服の皺など、今後塔に向かえばいくらでもできるものだ。
膝の冷たさも衣服の乱れも、気にすることなく暫く支え続けて。

「……命……ザザ……奪う………マシ………」


離れ際の言葉、冗句も言えるなら大丈夫そうだな、と肩を竦めて。
それから改めて君の顔をまじまじと見つめる。

「……気分………どう………自由こう………できそ………?」
(-98) arenda 2023/12/02(Sat) 19:14:21

【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン

「……足はガクガク、息も絶え絶エ、
 首を長々とかなりマジに絞められた上ニ、
 股下に膝を入れられ、その膝の上で小水を漏らシ、
 挙句ほぼ初対面の男に唇を奪われタ、
 その気分を聞かれていますカ?」

莫迦みたいに口を開いて笑みを作って、
軽く拳を握ると貴方の胸を弱く叩いた。

「……あっハ!行動阻害プロテクト解除を確認!
 サイッコーでス!!シングソン、ツラ貸しなさイ!」

そう言ったのも束の間、貴方の胸倉を掴みにかかる。
掴んでしまえば今度は驚くほど強く引き寄せ、
そのまま唇を奪ってしまおうとするだろう。
お断りされたら、不機嫌そうな顔を作ってみせるはずだ。
(-100) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 20:27:36

【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ

「ほウ、ついに家具屋ガ?
 かしこまりましタ、一緒に行かせて頂きまス」

早々に立ち上がり、自身のクレジットを溜めた財布(概念)を
手に貴方の傍に寄っていく。

「えエ、えエ。かなり解決致しましタ。
 まったく、ひでえ目に遭いましたガ、
 費用対効果がメチャクチャに良かったのデ、
 マジでサイコーな……」

この辺りではっとなり。

「……失礼、言語データベースの参照を
 無意識にしていましタ。端的に言いますト、
 プロテクトはそれなりに解除されましタ。
 あの時は無性型のバンドッグ様にプロテクトに関して
 助けを求めようとしたのですガ、
 それを阻まれておりましテ……
 無用なご心配をおかけしましタ。
 とはいえ未だ別のプロテクトが残っているようデ、
 現在はそれを解析中でス。
 しかし今は助けを求める事も容易ですかラ、
 困ったらバンドッグ様をお呼びしますヨ!」

……なんだかかなりハイになっている。
そのせいか距離も3歩後ろどころか真横で、
なんなら腕を組もうとしてきているだろう。
(-101) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 20:38:22

【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ


「マジでサイコーな?」


番犬、困惑。

「ああ、いや。気にしないでくれ。
 …なるほど、君も色々と制約があるのだな。
 しかし解除の手立てがあるようなら何よりだ。
 ……ストレス値の高さも、それゆえか?」

「そうであっても、そうでなくとも。
 不便はなるだけ改善していかなければな。
 小官が役に立てる事なら何なりと請け負おう」

囚人の管理、ある意味生活環境をも管轄している看守用は
そういう点に於いても生真面目なようだった。

「それから、トムラビ殿の楽なようにしてくれて構わな…
 う、うむ???」

厄介なプロテクトから解放された喜びゆえだろうか。
またしてもやや困惑しながら大人しく腕を組まれている。
このままでは二人仲良く腕を組みながら
娯楽施設へ向かう事になるだろう……
(-103) unforg00 2023/12/02(Sat) 21:10:30

【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビ

「……仕方な………俺……やりたく……ったわけじゃな……」


改めて聞くとかなりひどい事をしている。
行いだけを報告されたら普通に廃棄処分だ。
少し目を逸らし、何とも言えない顔をしていた。……が。

「………!?」

そんな風に視線を外していたものだから、
胸倉は容易に掴まれてしまい。
そしたらもう後は引き寄せられて、唇を奪われて。
勢いのままなすがまま、ただ目を丸くする。

「……まだ………制限…除できて………のか……?」


男への奉仕というプログラムに未だ支配されているのか……?
訝し気に君を見やった。
(-104) arenda 2023/12/02(Sat) 21:33:16

【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ

「まア、簡単に言えバ、男性に絶対服従するようニ、
 コードを埋め込まれていましタ。
 それに関する発言のプロテクトもですネ。まあ、
 少々の痛手と引き換えニ、解除して頂きましたかラ!」

襟に隠れた首元を擦りながら、実に楽しそうに語った。

「ではでハ、参りましょうカ!
 先日のアロマキャンドルの礼もしたい所でス!」

困惑もどこ吹く風、きっちり腕を組んで歩いていくだろう。
今なら家具も持ち上げられそうでス!
(-106) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 22:12:32

【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン

たっぷり十秒、唇を合わせて、やっと離れる。

「まさカ!出来てなかったラ、胸倉など掴めませン!
 あア、こんな自由に動けるのは何年ぶりカ!」

貴方の首に手を回し、今度は頬にもキスの嵐を浴びせ。

「まだ幾らか制限はある気配がありますガ……
 しかシ、めでたイ!シングソン、感謝しまス!
 あなたのお陰デ、私は私を謳歌できまス!
 あア、このクソ汚された身体ト、
 コードに蝕まれた言葉でしか感謝を示せないのガ、
 こんなにも口惜しイ!」

そのまま強く抱きすくめる。頬擦りも。
大興奮、と言う具合で、貴方がもし膝を既に退けているなら、
手を取って踊り出しそうだった……が。

「いや普通に汚いですネ。シャワー浴びましょうカ。
 あと着替えモ。……一緒に浴びまス?」

汚した膝だとか、足まで伝った液体だとかを指しながら、
冗句を飛ばして貴方を見た。
(-107) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 22:24:23

【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ


「男性に……ああ、それゆえコードの穴をついて
 無性型である小官に提案しようと思い立ったのだな。
 しかし、絶対服従とはな…」

過酷な勤務地に、自由意志を奪うプログラム。
それはストレスも溜まれば、通報もされようというものだ。

「………、…いや、今はいいか。
 うむ、向かうとしよう。礼は気にせずとも構わないが…
 トムラビ殿がそうしたいというなら、謹んで受け取ろう」

少し思う所はあったが、今話す事でもないだろう。
そうして二人仲良く腕を組んで歩いていく事となった。
(-108) unforg00 2023/12/02(Sat) 22:34:05

【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ


「…さて、家具屋からでいいだろうか?
 トムラビ殿が何か他に見ていきたい場所があるのなら、
 ついでに寄って行くとしよう。」

「小官も装備を新調しておきたい所だ。
 生成は一瞬で終わるゆえ、帰りがけでも構わんのだが」

所は変わって、娯楽施設。
まず入った所で、そう問い掛けた。
(-109) unforg00 2023/12/02(Sat) 22:34:21

【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビ

10秒、柔い唇同士が触れ合って吐息が混ざる。
やっと解放されたと思ったら、今度は頬にまでその触れ合いが続いて。

「……おい、やめ………感謝……言葉だけ………良い……」


がし、頬ずりまでしてくる顔を手で挟んで止めて。
女性型にそうもべたべたされると、男性型としては中々、居心地が悪いのだ。

「自由……できるな……良い………
 これから………やりたいよう………ったらいい……」


言われずとも自由にやるだろうけど。
すくなくとも、もう自分を下名と呼ぶことも、
下座に率先して座ることも。
男にいやいや体を捧げる事もしなくていいのだ。
いやな時には嫌な表情を浮かべる事だってできる。
これ以上ないくらいに……自由だ。

「……お、れ、は、だ、ん、せ、い、が、た、だ」
「き、み、に、い、や、な、こ、と、を、す、る、か、の、う、せ、い、が、あ、る」


冗句には真面目に一音ずつ発声。
無駄に人間に近く作られたこの形は、
男性らしい部分もちゃんとある。

「……ここ、拭い………ら、一人で……浴びる。
 君…………先入って…………」


汚れた床を指さす。
軽く掃除してから一人で入る、そう告げるのだった。
(-110) arenda 2023/12/02(Sat) 23:29:33

【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ

「おー…随分個性的な部屋だねぇ。
やっぱりこういうランタン飾りが好きなのかな。」

他のグレイたちとはまた違った意匠。
そういう意味での興味はかなりそそられる、のだが。

「…君、下着くらいは仕舞ったら?」

何とも言えないけれど
これは他の人が見ても良くないな、と思った軍事用だった。
(-112) pinjicham 2023/12/03(Sun) 1:10:20

【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ

「はイ。バンドッグ様の場合は特ニ、
 こういった掟破りめいた事に対しテ、
 きちんと咎めてくれるかもしれなイ、
 という打算もありましたガ……」

まあ、ここからは楽しいお話でもしましょウ。
そう呟いてぐいぐいと連れていく。

「そうですネ、まずは目的から済ませてしまいましょウ。
 それから装備の更新をしテ、余力があれば
 その他細々とした買い物、
 或いは……ゲーム、というプランでいかガ?」

友人と言ってくれたあなたをこちらも友人と思って
接したいのだろう、そんな風に提案して小首を傾げた。
(-117) shell_memoria 2023/12/03(Sun) 2:23:13