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人狼物語 三日月国


28 【恋愛RP】星降る宴の必然を【R15】

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【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−朝市で買い物でも−

はぁ……疲れる。

[朝から、スカーレットは息を切らして
市場までたどり着いていた。
使用人たちから逃げるのは、お手の物。
思い返せば、昨日帰宅した時の両親のあの発言。

"明日は、アルジャン家次期当主として、挨拶にいくよ"]

最低限あぁいうことは、1週間前から言うべきでしょ……
大体……あぁ言ったってことは、当然……


["アルジャン家次期当主"ということは、
騎士服では許されない。
正装を求められる。手入れを怠ったとは思っていないが、
もう少ししっかり手入れをしていたはず。
朝から柑橘系を食べるのはよくないから、
いちごをひとかご買って、家へと帰ろうか。

いくつか、いちごを食べて、
ため息をつきながら歩いていると、
昨日の青年がいるような。>>2
この近くに住んでいるのだろうか。]

おはよう、また会ったね。*
(8) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 0:57:02

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−回想:丘の上・ノアと−

  [星の説明をしていると、隣の彼女は手を伸ばした。
 掴もうとしたのだろか。
 彼女の真意は分からないが、星座の話をしながら、
 彼女の手を優しく包んでもう少し説明をしよう。]


 とまぁ、私がわかる範囲ではこれくらい、かな。
 疲れてしまったよね?
 話に付き合ってくれて、ありがとう。

 [なんとなく、彼女の表情に陰りが見えてしまった。
 何か、嫌なものを思い浮かべてしまったような。
 だから、一旦星の話は終わりにして、
 スカーレットの話をするとしよう。]

 私はね、自分の運命を自分で変えたんだ。
 次期当主としての、自分が想像できなくて、
 騎士団に入った。
 最初は、馴染めなくてやめてしまおうかと思った。

 でも、入団式の時に見た小さな王女のことを思い出すと、
 自力で会えるようになるまで辞めない。
 なんてことを考えてたら、今の階位まで来た。
 
 まぁ……その間に、友人たちは伴侶を見つけて、
 幸せそうにしているけれど、今だに私はその風景を
 思い浮かべることができないの。
(12) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 1:25:13

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

 [そしたら、恋人もなしで今の今なんだけど。
 なんて少し茶目っ気を見せて、ノアに話そう。

 スカーレット自身、恋人も伴侶も欲していない。
 アルジャン家は、いつか今は幼いいとこに渡せばいい。
 そんなことさえ、スカーレットは考えている。]

 星の導きがあるなら、多分私は……
 次期国王陛下と、王妃の幸せを
 その近くで見ることじゃないかなって。
 団長まで、上り詰めることで、
 それは達成できる。……なんて、
 夢物語に近いことを今は考えてるの。

 [自分語りをしてしまった。
 柄にもないことをしたな、なんて。
 でも、本人の幸せは、本人にしかわからない。
 スカーレットは、王族とともに幸せがある。
 今のところ、それで完結しているようだ。
 ノアは、どうなのだろう。
 お悩み相談なんて、大層なものはできないけれど、
 話してくれるなら、静かに聞こう。*]
(15) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 1:31:01
(a4) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 1:35:08

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−少し先・街中−

サボるかぁ…
さすがに、サボったら……

 [多分、青年と分かれたくらい。
 いちごを全部食べてしまって、家に帰りたくないの
 気持ちが更にこみ上げてくる。
 そんなことを悶々と考えていれば、
 部下たちに出会う。

 "今日、いきなり休みになってますね?!"
 
"今日は隊長と一緒に仕事できるって思ってたのに!"


 出会ったらすぐにこれだ。
 本来ならば、今日は騎士団第2分隊は隊全員で
 国王と王妃に謁見をしなければいけなかった。
 故に、休めるはずもなかった。
 な の に」

 両親に、次期当主として謁見をするようにと言われてね。
 私抜きにはなるが、品位を落とさないように。

 [部下たちは、口々に嫌がる。
 そして、噂話として聞いた話を聞かされる。

 昨日、怪しげな男が鳩を出した、と。

 詳しく話を聞くと、道化のような男に話を聞こうとしたら、
 手品で鳩を出し、その間に行方をくらませたと]
(18) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 1:45:32

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

 それは……もし見つけたら、捕まえていい。
 怪しい行動をしていたら、に限るけれど。

  [厄介事を、増やされたような気がする。
 休みだというのに、のしかかる仕事。
 まぁ、ほかの隊も巡回しているし、
 自分の隊の人間がその人間に当たるとはあまり思っていない。]

 それとも、今日はアルジャン家の護衛として
 ついてくる?

  [冗談を言ったはずなのに、そこにいる隊員たちは
 目を輝かせているような。]

 いや、君たち?仕事をしなさい。

  [ "隊長の貴重な正装が見たいです!!"
"絶対綺麗ですって!!"

"滅多に見れないものなのに!!!"

  見世物ではないのだが、と軽いひと蹴りをそれぞれに
  お見舞いしておこうか。]

 とにかく、仕事をしなさい。

  [巡回だけが仕事ではない。
 城に行ったらそれはそれで仕事が振り分けられる。
 そこまで馬鹿な隊員はいないだろうと思い、
 諦めて帰路につこうか。その間に、
 誰かに会うかもしれないけれど。
 時間に余裕はあるから、問題ない。*]
(19) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 2:08:56
(a6) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 2:11:50

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−回想:丘の上・ノアと−

なんとなく、だけどね。
ユウェル王女とは随分仲良くなっているから、
殿下と、新しい人生を歩み始めた、
私のレディのことを支えたほうが、
今の私は幸せを感じると思って。

[殿下がこの国に来てから、更にその気持ちは
高まったような気がしている。
王女が恋い焦がれていた相手というのは、
本当に、素敵な人物だった。
優しく、王女を深く愛し、謙虚である。
他国から来た次期国王と奇異の目で
見られていたが、すぐに馴染んできている。

すると、彼女は自分の幸せが何かわからないと言い出す。
手に持っている服が、何を意図しているのか
スカーレットにはわからない。
でも、縛られているのなら、それは良くない。
服というものは、簡単にその人を縛ることが
できる不思議なものだから。
そう思って、また話し始めよう。]
(38) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 13:00:03

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン


私もね、騎士団に入る前に社交界で、
いろんな人に出会った。
恋に落ちることはなかったけれど。
同性の友人たちは、彼女たちの幸せを、
そこで見つけた。

私は、そうでもなかった。
だから、貴女も……人に会って、話をして、
もしかしたら違和感を感じるかもしれない。
それなら、その違和感をどこから感じているのか、
考えてみたらどう?
人と会うこと?それとも、人と話すこと?
それとも…相手を恋愛対象としてみること?
どこかで、もやっとするものがあるんだと思うよ。

[絶対にお節介をやいた。
そう思い、一旦口を閉じよう。
彼女の次のアクションがあるだろうと信じて。]
(39) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 13:01:03

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン


[星は、彼女たちを気にすることなく、
輝き続けている。
近くにいる男も、特に気にする必要もなさそう。
そう思っていると、彼女の口が開いた。


“師匠を困らせることを言ってしまった”


何を言ってしまったのか。
どうして言ってしまったのか

今、後悔しているのか

聞きたいことは沢山あるが、
今は彼女が話してくれることに、
耳を傾けよう。*]
(40) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 13:01:22

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−街中・青年と−

店主に少々無理を言って、
店を開く前に買わせてもらったんだ。
家で育っている苺はまだ完全に熟れてないからね。

[まだ店が開くには少し早い。>>29
時間があるようでないから、
馴染みの店に無理を言った。]

朝から…………

[仕事かと思ったが、よく見てみると
服装が違う。誰かと会うのだろう]
(44) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 13:18:36

【秘】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン → 平騎士 バジル・クレソン



女性と待ち合わせかな?


[ふっと笑って、背を伸ばして囁いてみようか]
(-13) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 13:19:54

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

[確信犯ではある。
部下や同僚にも私服で会えばこう言っていた。
大体の人間は、顔を赤くする。
まぁ、それは他人から耳元で囁かれるという
行動のせいであって、内容のせいではない。]


私も、本来なら家に帰って、
拘束されなければいけないんだけど、
帰りたくなくて朝から降りてきたんだ。


[もう少し活気に溢れてきたら、
家に戻ろうと思っているのだけれど。
なんていいながら、苺を食もう。
良ければどう?とひとつくらい、
彼に渡そうか。美味しく甘酸っぱい苺を*]
(46) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 13:23:33
(a17) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 13:27:13

(a18) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 13:28:12

【独】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

/* 思わぬ弊害が

「おっと……」

/* 侍従長に話をしてきましょうか

「お願いしようかな」
(-20) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 16:45:48
(a24) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 17:01:18

【独】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

/* ……

「さぁ、話を聞こうか」

/* い、いやぁ……

「大ごとにしたね?」

/*さ、さぁ……

「よぉし……」

/* ひぃ
(-24) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 17:32:51

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−街中・青年と−

店主は、友人の奥さんだからね。
事情を話して、少し割り増しで物を売ってくれるよ。

[騎士の妻というだけでステータスにはなるが、
偶にこうやって商店を経営する人もいる。
数年来の友人なら、
スカーレットの事情もわかっているので
彼らが起きているときなら、
多少のワガママは通る。

耳元で囁いてみても、あんまり彼の反応は
変わりがなかった。

残念


そう呟きながら、なぜ分かったのか話そうか]

こうやって、騎士服ではない友人達に偶然会ったときに、
さっきみたいに囁くと面白い反応があったからね。
身なりでわかるものだよ、異性か同性か。
でも、軽率だったって思う。
気になる人?って聞けばよかったね。

[ごめんごめんと、首を傾げていた彼の肩を
ぽんぽんと叩く。待ってる人は、いないことはない。
拘束という言い方は語弊が少しあったような気がする]
(73) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 18:09:37

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン


そうだね、今頃両親が
今か今かと私の帰りを待ち、
メイド達が私を着替えさせたくて
ウズウズしているだろうねぇ。

[いつもは、面倒で何もさせない。
今日に限っては、なんとも言えないが、
甘んじて受け入れなければいけないだろう]


本当は今日仕事だったから、
昨日の夜上司のところにいくのは大変だったよ。
酔っ払いになってる可能性があったからねぇ。

[くすくすと笑って、
無事に休みの連絡は入れられたんだけど、
と教えておこう。サボっていると思われても、
名誉的に、喜ばしくないから]

さて、私はあちらのほうに行くから、
そろそろお別れかな?

[指差す方には、自分の部下達がいる。
それと同じく、そちらのほうにはほかの露店が
徐々に開き始めているから、
どちらを指差したのか、彼はどう捉えただろう*]
(75) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 18:16:45

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−回想: 丘の上・またひとりに−

−彼女が話し始めた。


それに聞き入ろうと目を閉じた瞬間に、
違う誰かの声が聞こえる。
彼女の、保護者のようだ。]

あ、いえ………………

また、会えたらいいね


[掴みかけた手が空を切る。
香りが、消える。
彼女の話を聞けなかったから、
見つけに行くかもしれない。
その前に、彼女の悩みが解決したら良いのだが*]
(82) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 18:26:56
(a26) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 18:31:05

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−部下達と分かれてまだ街中−

[貴族とは思えないほどに親しみを持たれている。
そう自負してしまおうか。なんてことを考えるほどに、
スカーレットと街の距離は近い。
街が賑やかになり始め、売り子や店主達が
“おはよう、スカーレット”
”今日は何か買っていくかい?”

などと、声をかけてくれる。]

残念ながら、今日はこの後用事があるの。
行かなくていいことなら、行かないけど…

[やれやれ、と肩を少し上げていると
小さな子供が一輪の花をくれる。
いつも、この街を守っているお礼に、と。]

なんて、優しい子なんだろう……
ちょっと待って?

[彼女は帽子を脱いで、
解いていた髪を束ね、
子供がくれた赤いダリアの花を、
飾りのように挿すだろう。]

どうかな?自分ではわからないのだけれど……

[良し、と言われれば彼女は
少し浮かれながらその場を後にしよう。
誰に見せるわけでもない、小さな飾りを楽しんで*]
(87) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 19:03:10
(a31) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 19:23:44

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−街中・帰宅途中−

まぁ流石に……このまま帰れば、……

湯浴みからの着替えは決まったようなものか。

小さく呟くと、子供の声が増えてきたような気がする。

この辺りは、異国の遊びが出来る露店が
多く並んでいる地区だったか。
そう思っていると、黒髪の、昨日の女性。
踊り子の女性がこちらの方に来ている気がして、
声をかけてみた。]
(108) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 22:07:34

【秘】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン → 踊り子 マチ



こんなところで、迷子のご兄弟をお探しかな?

[兄弟がいないのなら、謝ろう。
そう思いながら、
1人で歩いているレディに近づこう]
(-29) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 22:09:07

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン


ここら辺は、
この国ではあまり扱われることのない
娯楽が揃っていますし、
どうにも目移りしてしまいますよね。

[実際、彼女も目移りしすぎて
幼い頃に迷子になった。
その時、助けてくれたのは、現騎士団団長。
あの頃は、隊長だっただろうか。

くすっと笑って、

“またお会いしましたね、レディ”


と最後に付け足そうか。*]
(109) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 22:12:22
(a39) anzu_kin_ 2020/05/16(Sat) 22:13:07

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−王城入り口−

…………見世物じゃぁない。

[ため息をついて、スカーレットの目の前にいる
人物たちを一瞥する。
賢い彼女の部下たちは、やはりきていた。

青いドレスとオレンジの扇子に服装を変えていた
彼女は、当たり前ではあるが普段と雰囲気が違う。
それを見たがるのが、ここに揃った輩というわけで。
心配そうに見ている両親に
先に行ってて大丈夫、と伝えて束の間の対話]

来る時間がよくわかったね?
謁見に関しては、各家庭の自由だったろう。

[”アルジャン家を見てました!”
なんて、驚きの発言をしたのは誰か。
本来ならば職務怠慢と言ってしまうところだが、
今回に関しては、護衛ということにしておこうか。

そんな中、当たり前に他の貴族たちも、
続々と登城してくる。
となると、声をかけられるのも必至。]
(135) anzu_kin_ 2020/05/17(Sun) 10:04:18

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

これはこれは…

えぇ、私の部下たちです。

………そうですね、喜んで。


[騎士団に入っていることを
知らない人物は殆どいない。
すぐに辞めると思われていたから、
賭けの材料に使われたとも
聞いたことがある。
そんな行き遅れ、というか
まだ未婚のアルジャン家次期当主への
彼らの挨拶は大体、茶会への誘いと、
子息の売り込み。

笑みが引きつってないものか、
心配になりながら、ある程度かわせば、
部下たちに別れを告げるとしよう]

そろそろ、私も行こう。
職務を全うしているように。

[ピシッと扇子を鳴らせば、
多少の脅しは効いただろう。
両親を待たせすぎるのもよくないので、
急いでホールへと向かおう]
(136) anzu_kin_ 2020/05/17(Sun) 10:07:03

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−それから時が少しだけ経った城門前−

………………騙された。

[次期当主としての挨拶と聞かされていたから、
いつも以上に気合を入れていたというのに、
実際はただ、王女が昨日の晩餐会で、
会いたいから連れてきて、と言っただけだった。

疲れた。

別行動の予定があったわけでもないけれど、
元々両親とは別々にきている。
たとえ、同僚と言う名の友人たちに捕まったとしても、
両親は先に帰って大丈夫というわけだ。
そう、捕まってしまったのだ。
いつもと違うスカーレットを見て、
口々に、色々と言ってくれる。]

はいはい。疲れたから私はとりあえず着替えたい。
コルセットで締めたままというのは、
呼吸も浅くなるものなんだよ。
……それも面白そうだ。
いつか、私の家で着せてやろう。何かの余興になりそうだね。

[ゾッとした表情になった彼ら。
そんな表情をわくすくすと笑って
馬車に乗り込んだスカーレットは、
気を取り直して見送る友人たちに軽く手を振って、
自宅へと戻っていく。]
(137) anzu_kin_ 2020/05/17(Sun) 10:12:20

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−過去の話−

[スカーレット・アルジャンという人物は、
騎士団に入ってから、男を見る目を養った。

元々結婚したいと思っていたわけでもないが、
「この人はすぐに結婚するだろうな」
「この人は離婚しやすいだろうな」
なんてことを、騎士団のメンバーを始め、
彼女に関わる人物にそういう印象を持っていた。

判断基準は様々で、
誠実かどうか。酒癖はどうか。
女性の扱いが上手いか。
などなど、色んなところを見ていた。

勿論、現在夫婦仲睦まじく過ごしている人物もいれば、
素行の悪さから除隊させられた人物もいる。
騎士団は等しく、試験に合格した者を受け入れる。
故の、二分化というものだろう。


そんな中、1度だけ流されるように
王城に勤める人間と付き合ったことがある。
相手は、文官。所謂、宮廷音楽家というもの。

何故好きなのか。
どうして付き合いたかったのか。
たまには聞いていたっけ]
(140) anzu_kin_ 2020/05/17(Sun) 10:35:15

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−街中−

[結果として、その文官とは別れた。
理由は、彼が負けたから。
元々、期限付きで付き合おうと条件を交わしていて、
情が生まれたら、そのまま付き合う。
生まれなかったら、別れる。
ただそれだけのことだった。

そんな過去をふと、思い出したのはどうしてか。
改めて、騎士団の自分ではなく、
アルジャン家としての自分の目で、

殿下と王女を見たからなのか。


周りが星の飾りに浮き足立っているからなのか。

流石の両親も、心配になって結婚相手を決めるべきかと
考えているようだが、多分どうにかして断るだろう。
昼食も摂らず、服を着替えて
紺のオーガンジー素材のブラウスを
同じく紺のパンツにいれて、
動きやすい格好で昼の街に出る。]

賑やかなことは、いいことだ。
さて、昼はどうしようかな。*
(151) anzu_kin_ 2020/05/17(Sun) 11:25:37

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−朝: 娯楽店・踊り子さんと−

謝るなんてとんでもない。
私の方こそ、察しがつかなくて引き止めてしまった。
こちらこそ、申し訳ありませんでした。

[彼女は、目の前のレディが謝るのを聞くと、
苦笑気味に訂正する。>>143
風貌を見れば、簡単に分かるはずなのに]

少しだけ、貴女の舞を見せて頂きました。

とても、美しかったですよ。

[全部を見ることはなかった。
人混みに紛れるより、
落ち着いた場所で星を眺めていたくて。
星々に祈りを捧げるような舞は、
多くの人の視線を集めていた。
それは確かに、スカーレットも感じていた]

とても練習されたのでしょう?
誰かを想っているような迫真の舞に、
人々が、魅入っていたような気がしました。


[努力なくして、踊れるわけもなく。
少しくらい、こうやって話していても
誰も怒らないはず。
彼女は、誰かを想って舞っていたのだろうか。]*
(152) anzu_kin_ 2020/05/17(Sun) 11:40:35
(a45) anzu_kin_ 2020/05/17(Sun) 12:05:23

(a46) anzu_kin_ 2020/05/17(Sun) 12:06:09

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−朝: 娯楽店・綺麗な踊り子さんと−

それなら私の勘違いかな。
でも、それくらいの踊りだったということですよ。

[誰かのために、という気持ちは強ち無視できない。
家族のため、恋人のため、国のため。
兎に角なんでもいい。誰かを想って、
騎士団としての務めを果たす人間は、
正直な話強い。

ふふっと笑っていると、目の前のレディは
“あなたの方が鍛錬されてるように見えて”と
どこか恐る恐る、口を開いていた>>154

私は、しがない騎士ですから。
レディ達が何も考えずに舞うことができる。
そんな環境を作っていくための、礎なのです。
貴女の舞は私たち騎士団の人間を、
安堵させる宝にもなりうるのですよ、レディ。

[そんなことを言って、彼女の手を取れば
手の甲へ口づけを落とそう。
彼女への敬意を持って。
いつでもこうするわけではないが、
少なくとも第2分隊の人間たちは、
先程舞台を見たことを教えてくれた。*]
(167) anzu_kin_ 2020/05/17(Sun) 13:43:44

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−街中−

……誰かに、見られてる?

[のんびりと昼食の物色をしていると、
視線を感じた。どこからかな、と周りを見渡してみる。

一瞬、視線があったのは彼女の髪色のような髪をした、
ひとりの青年。年下ということに間違いはないが、
どうしたものだろうか。>>157

これも縁と考えて、近づいてみるのもありか。

そう思って彼に近寄ろうとすると、
その彼に声をかけたレディを発見する。>>164

参ったな…………

[そう思ったスカーレットは、少し距離を詰めたものの、
様子見と行くことにした。
いきなり割って入るという卑劣なことはしない。
目があった時に手を振ってはいるから、
会話があれば、彼が気づいているなら
話しかけてくるかもしれないし。
と思って、近くの露店を物色しよう*]
(171) anzu_kin_ 2020/05/17(Sun) 13:49:52
(a52) anzu_kin_ 2020/05/17(Sun) 14:23:29

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−街中・青年とレディと−

[2人の会話が終わるかとなんとなく待っていると、
誰かから声がかかった。>>186
振り返ってみると、先ほどの青年だ。
どうやら、食事のお誘いらしい。

少女も一緒、となれば多分……
手慣れではないということだろう。
美味しいお店はいくらでも知っているが、
どうしようか。
ちらりと他を見て、はっとした表情を
一瞬見せると、笑みを見せて頷く。]

3人でかな?もちろん、喜んで。
美味しいお店といえば、
一本路地に入ったところに
私の行きつけのピザ屋があるの。

[スカーレットは、こっちのほう、と
指さして、言ってみる?と聞くだろう。
どちらかが行く、と言えば
彼女は喜んでその店へと2人を連れて行こう*]
(188) anzu_kin_ 2020/05/17(Sun) 16:15:44
(a57) anzu_kin_ 2020/05/17(Sun) 16:33:41

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−朝:娯楽店で可愛い踊り子さんと−>>192

心を強くお持ちください。
もし、何か不安なことがあれば……
心の中で、”シルバーバレット”と唱えてください。
もしくは、”スカーレット”
私をお呼びください。
すぐに貴女のもとへと、参りましょう。

−シルバーバレット


現第2分隊、スカーレット・アルジャンを隊長に据えた
彼らのアナザーネーム。
銀色の髪のスカーレットを、狼男を殺す唯一の手段である
シルバーバレットとなぞらえたようなもの。
スカーレットは、自分の名前か、隊の名前だけなら
限定的に心の声まで聞こえる能力がある。
女性には、偶にこうやって教えている。
それが少しずつ広まることを願って。]

それではまた。お互いに、宴を楽しみましょう。

[彼女は、この娯楽店を楽しむのだろう。
それを邪魔するのは良くない。
いい引き際というものが今のような気がして、
ワンピースの裾を少し持ち、会釈をしようか。
彼女が望めば、もう少し話をしたいけれど。*]
(200) anzu_kin_ 2020/05/17(Sun) 19:04:57