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人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 渡りに船 ロメオ

木製の両開きの扉に提げられた『開店中』のプレート。
晴れたって曇ったって、雨が降ったってこのベーカリーは開いている。

『poco a poco』の看板を掲げた店の中。
店番の男が、今日も欠伸をしながらカウンターの向こう側で足を組んで座っていた。
来る人はまばらながらも客が来るのは事実。
なのでこの態度はよろしくないのだが、ここの店長は寛大なのであった。
男はいつもこんな感じであるし、クビにはなっていない。

「…………」
「今日はちょっとあちーな……」

よっこらしょ、と立ち上がりクーラーのリモコンを探す。
棚のパンは今日もつやつやと誇らしげに並んでいる。
庶民的な店内に、ピッと電子音。
少しだけ涼しい風が、そよそよと吹き始めた。

#パン屋
(7) susuya 2023/09/11(Mon) 21:36:51

【秘】 渡りに船 ロメオ → 陽光の元で ニーノ

/*
こんばんは!万人の夢です。
0日目秘話、ありがとうございました……!
きっとロミオはこんな感じだと思います。対面でも多分そう。

そして共鳴窓、このまま飲みに行っちゃおっかな!?と思っていたので飲み約束を平和なうちに果たすのはありかな〜と思っていました!
良ければ飲み時空でいかがでしょうか!?
(-17) susuya 2023/09/11(Mon) 23:15:29

【秘】 渡りに船 ロメオ → 路地の花 フィオレ

「はぁい、どーぞどーぞ。好きなタイミングで好きに食べて」

紙袋を覗くその表情だけでも言ってみるものだと思う。
折角なので、なんて気持ちで買ったので食い意地なんてものはここに無い。
全部くれてやってもよいのだが、まあ。食べたい事には食べたいので。

「時間貰うの申し訳ねーんで」
「え?全然作るっすよ、めんどくさいだけで。
 流石にパンは焼けねーけど」

ハハ、と軽い笑いを添えた。

「あー……堅苦しくないタイプの食事会みたいな。
 いいんじゃないすか?周りにビビられなきゃいいすけどぉ」
(-69) susuya 2023/09/12(Tue) 22:23:12

【人】 渡りに船 ロメオ

>>31 ヴィンセンツィオ

軽やかなドアベルの音、扉の開く音。
クーラーのリモコンを置いてカウンターへと戻る途中、
振り返りざまに「いらっしゃいませ〜」と緩く店員らしい挨拶を。
──癖のように自分より下げられた視線は、
少しの驚きを以て開かれると同時に自分の上の方へと修正された。
なんせ自分より背の大きい人は珍しいもので。


「……今日のおすすめ。
あー、今日のパーネ・ディ・リーゾは米粉で焼いてるからいつもより食感がいい。チーズとハムのピッツァ・ビアンカもあるし、なんか旦那が朝からさくらんぼのパネットーネも焼いてる」
「場所はそこ、そこ、あとそこ。値段は札見てください」

その驚きも一瞬に、尋ねられればすらすらと答える。
表情も声の抑揚も愛想のいいものではないが、瓶底眼鏡の奥の視線だけはきちんと貴方に合わせられていた。
一つに束ねられた薄いレモン色の髪を揺らしながら定位置の席へと付けば、背は貴方よりも大分低くなる。

#パン屋
(78) susuya 2023/09/12(Tue) 22:47:29

【鳴】 渡りに船 ロメオ

「あれ。早いじゃん」

あの後紹介したバーの前に向かえば、
既に待ち合わせの相手の姿は店前にあった。
思わずぽろっとそう口に出してから、すぐに貴方の傍に寄って行く。

「すまーん。待たせた?ちゃんと迷わないで来れた?」
「胃薬とか持ってきたから欲しくなったら言えよな。
 金はあんま気にしないでいいから……」

瓶底眼鏡に一つに括った長い髪。
バー自体はおしゃれなので服装こそいつもよりまともだが、
それ以外は普段通りの恰好だ。
(=1) susuya 2023/09/12(Tue) 22:55:51

【人】 渡りに船 ロメオ

>>96 ヴィンセンツィオ

笑みを向けられれば、ロメオは一回、二回。
ぱち、ぱち、と間を開けて大きい瞬きをして、きょとんとした顔になり。
熱心の言葉に「どーもぉ」と今度はこちらが薄く笑って返した。

……本当に熱心かどうかはさておき、出勤の度に当然の如く今日はどのパンがおすすめなのかを選んで覚えているのは事実。
店長に言われたわけでもないが、その方が客とのコミュニケーションが円滑に運べるだろうという考えだった。
それに味見をして決めているので、ハズレはないと自負している。

トレーに乗せられたパンがカウンターに置かれ、会計の途中。

「お客さん、あんま来ない人っすよね。それともオレが非番の時に来てたり?」
「誰かの紹介とかー……」

ふとそんな事を尋ねてみる。
店員としての話題作りもあるが、ここにはあんまり新しい客が来ることは少ないから、興味があった。

#パン屋
(99) susuya 2023/09/13(Wed) 9:35:23

【秘】 渡りに船 ロメオ → 門を潜り ダヴィード

「ダヴィ〜ド」「いる?」

アジト内。
片手に中身の入ったビニール袋をぶら下げて、
貴方のいそうなところを見て周っていた。
特に、というか全く急ぎの用事ではないので、見つかったらラッキーくらいの気持ちだった。
今日はあまり頼まれ事もしていないので、割合暇なのである。
(-124) susuya 2023/09/13(Wed) 10:00:18

【鳴】 渡りに船 ロメオ

「カクテルって度数強いからさぁ、油断してると来るし……」
「いーだろ。払いたいってんなら割り勘でも」

小突かれたら小突き返す。いつものやりとりだ。
ドアを開けて店内に入れば、薄暗い空間に雰囲気の良いBGMが流れていた。
それに混じって聞こえるのは先客の談笑、シェーカーのフラれる音、グラスが置かれる固い音。

「場違いなもんかよ。あんたちゃんとしたカッコしてんだから」
「どうせならカウンター座るべ〜」

こちらはそんな空気に気圧される様子はない。
むしろ慣れた様子で裾を握られたままカウンター席を指さし歩き出した。

「マスターどーもぉ。チーズ貰える?」

先につまみの注文も。カクテルは二人で選ぼうと思って。
(=3) susuya 2023/09/13(Wed) 10:31:57

【鳴】 渡りに船 ロメオ

並んでカウンター席に座れば、マスターの向こうのボトルや道具なんかが良く見える。
探せばキープボトルに付けられたタグに見知った名前があるかもしれないが、まあ、それはそれとして。

貴方が開いたメニューを覗き見る。
何にしようかね、と並ぶ名前に指を滑らせ──、

「……フ」
「アハハ!や、そーだよな。わかるよ、オレも初めて来た時そうなったから……えーと?」

その反応に声を弾ませて笑った。
それもそうだ。ここはファミリーレストランじゃないのだから、ご親切に全てのメニューに写真が付いている訳じゃない。
ましてやどんな酒で何が入っているかなんて説明が書かれていることの方が少ないし。

「何が気になる?わかる範囲なら教えるよ。
 オレもわかんなかったら……一緒に飲むべ」
「ラムコークとかホワイトルシアンとかもいいぞ。あれ殆どコーラと生クリームコーヒーだから」
(=5) susuya 2023/09/13(Wed) 20:05:35

【神】 渡りに船 ロメオ

『出来たらいいよなって話になりました。
まあ出来たらなんで、予定の合う合わないはしゃーないっす』
『どこ行きたいとか希望あったらオレが予約とっとくんで。
 地図はそれから追々共有しまーす』

許可をしたと名前が出たソルジャーからの返信。

『なんなら金も出しますし』『払える程度で』
『そんな……デカくは払えないすけど』

#ノッテファミリー
(G3) susuya 2023/09/13(Wed) 20:19:13

【神】 渡りに船 ロメオ

『ええ?』
『じゃあそうします』

そして今許可が下りた。

#ノッテファミリー
(G4) susuya 2023/09/13(Wed) 20:20:40

【秘】 渡りに船 ロメオ → 門を潜り ダヴィード

「あ。いた」
「や、別に仕事の話じゃなかったんだけど。
 なんか邪魔した?悪いね」

追いやられた地図を目で追うのもそこそこに、
ロメオは手に持っていた袋をどさ、と置いた。

「もらいもんのパンが余っててさー……食う?」
「結構あんだよ、食わねえとダメになるっつって。
今日限定の奴とかも混ざってっから一人で食うのもったいねえかなって」

息抜きにどうよ、と貴方の顔を見た。
パンと言うのは日中ロメオが働いているベーカリーの物だ。
もちろん断ってもいいのだが。
(-173) susuya 2023/09/13(Wed) 20:34:12

【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペ

「出た。お身体に障りますよ〜……」

夜限定、突如のおつかい。
この人の好みの酒はなんだったか、と思考を巡らせつつ、
特に断ろうという意思はなし。
心配するような言葉はあるものの、強く止めようとする事も無い。

「それじゃあ適当に買ってきますよ。暇だし。
 つまみの類はいります?」
「ちゃんと飲んだ酒と同じ量水飲むんすよ。明日に残るんだから」
(-176) susuya 2023/09/13(Wed) 20:51:49

【秘】 渡りに船 ロメオ → 路地の花 フィオレ

「礼なんてそんな。いーのに」

ちぎられたかぼちゃのピザを受け取って、同じようにぱくり。
胡椒やバジルが効いたピザよりも優しい味わいに、「へえ」と感心の声が漏れた。これならもっかい買ってもいいかもなと思いつつ、横に座る貴女の顔を覗き見て、その時は二枚買って来よう、とも思ったり。

「まあ、それは。たまになら、うん」
「え? ……いいけど。凝ったものは作れないすよ」

この間べんとーばこなるものをパン屋の奥さんに貰ったことを思い出し、その時はそいつに入れて持ってこようかと。
あんまり人に食べさせたことはなかったので、やや緊張するかもしれない。

「あざ〜す。……あ、返信早」
「なんだかんだ皆何かしらで来てくれんのかね。あったけ〜」

着信音の後、すぐに確認して自分も返信を。
既に返ってきた返事を見て、茶化すように笑った。
(-177) susuya 2023/09/13(Wed) 21:04:15

【鳴】 渡りに船 ロメオ

「そうする? んじゃそれにするか。
 カルーアミルクっつーほぼミルクコーヒーみたいなやつもあるんだけどさ。それよりも少し甘いのが、アイリッシュコーヒー……これは生クリームがホイップされて上に乗ってるしザラメも入ってる。しかも温かいカクテル」

コーヒーが好きと聞けば、
すらすらと他のコーヒーカクテルの名前を挙げる。
どれも一回は試し飲みしたものだ。酒は嫌いじゃない。
だからここにも、ここじゃないバーにも通っていたり。

「オレはフルーツ系が好きかなー……カンパリ・オレンジとか、
 スカーレットオハラ……クランベリーとライムのやつね。
 あとチョコっぽいのもおもしれーからたまに飲む。
 グラスホッパーとかほぼチョコミントだし」

メニューを点々と指差してすらすら答えている途中、
自分でも慣れてきたな……と思っていたり。
(=7) susuya 2023/09/13(Wed) 22:34:22

【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペ

「いいじゃないですか健康でも。
 簡単にくたばられたら困るんでえ」

しぶとくてなんぼじゃないですか、と言葉を返す。
適当な反論は得意だった。

「だぁって知りませんよ地べたで寝られても。
 んじゃつまみ……多くないすか?ども……」

んじゃ適当に買いまーす、とありがたく受け取り、
一旦はその場を後に。



それから。

「ただいま戻りましたー」

ほどなくして戻ってくる。
両手にはレジ袋、その中からちらりと見えるのは酒の瓶やら缶やら。銘柄を見ればきっと貴女が過去に一度でも「うまい」と言ったものだ。もう片方にはきっとつまみが入っているのだろう。

「水も追加で持って来たんで……」
(-194) susuya 2023/09/13(Wed) 22:51:44

【秘】 渡りに船 ロメオ → 門を潜り ダヴィード

「なら良かった。好きなだけ持ってきな」

食べると聞けばすぐに表情を緩め、
それから躊躇いも無く机の上で袋をひっくり返す。

そこからごろごろと溢れてきたのは、チーズのフォカッチャやら、カスタードたっぷりのスフォリアテッラやら、ドライフルーツを混ぜ込んだグバーナやら。
食事パンから菓子パンまでよく揃っている。
確かにこれは一人で食べるには多いかも、と言う印象を抱かせるかもしれない。

「あ。ブリオッシュあんじゃん、ジェラート挟んで食べるとうまいんだよな」
「なんか持ってくるか?バターとか……」
(-198) susuya 2023/09/13(Wed) 23:00:09

【鳴】 渡りに船 ロメオ

「すごいよな。しかもちゃんと酒なんだぜ」

「…………」
「飲み方によるかなー……。全部15度以上あるだろうし」

全部か。腕を組んで少し考えた後、
ペース配分によるだろうとの結論を出した。

「一気にいっぱい飲んだら潰れるよ、多分。
 ……オレでも潰れるし。少し分けてやろうか。
 それかマスターなら小さめのグラスにでも
 出してくれんじゃねーかなあ」

なー、とマスターに促せば、マスターは微笑みを返すだろうか。

「とりあえずオレはー……ブルームーンで」

それから、少しの思考の間。
今までの例には挙げなかったカクテルを一つ頼む。
(=9) susuya 2023/09/13(Wed) 23:09:32

【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペ

上の席……に関しては、至極興味がなさそうな顔をした。
そこにいてくださいよとでも言いたげだった。

「え、いいんすか。いつもすみませんね」
「じゃあオレこれ」

と、自分も嬉し気になんの悪びれもせずちゃっかり買ってきた自分の分のビールを取り出す。
それからチーズも。
言われるより前にもう元より一緒に呑む気だったらしい。

水には後で役に立ってもらおう。きっと。

栓を抜き酒をグラスに注いで口を付けそうとしたところで、

「ンブ」

「な……何。急に。いませんよ、オレなんかに」

唐突なコイバナに面食らいかける。
危うく吹き零す所だった酒を改めて一口飲み、グラスを置く。

「そういうあんたはどうなんですか。浮いた話とか」
(-275) susuya 2023/09/14(Thu) 20:02:10

【秘】 渡りに船 ロメオ → 門を潜り ダヴィード

「スゲーだろ。冷凍しようかと思ったもんな。
 や、冷凍もいいんだけど自分用のじゃスペースがさ」

流石にアジトの共用冷蔵庫の一角を借りる訳にもいくまいし。

「ああ、温めてこようか。キッチンなら今時間空いてるだろ」

きっとそれも共用の物があるだろうし、とキッチンの方角を指さす。
上の者が居たら流石に場所を譲るが、誰も居なければ使ってしまおうという魂胆だ。
どれ温める?と尋ねるようにパンを指した。
(-276) susuya 2023/09/14(Thu) 20:09:18

【人】 渡りに船 ロメオ

>>142 ヴィンセンツィオ

「ああ〜……成程。ありがたいもんすね、口コミって奴だ。
 話題になるくらいは美味いっても分かりますけど」

オレも最初はただの常連客だったすから、とこれは客目線の同意。
自分も最初は歩き回って焼きたてのパンの顔を覗き見ては選ぶ立場だったけれど、今はバイトとしてカウンターでじっとしている。
必要があれば棚にパンを足し、並び替え、会計をする。そのくらいだ。

「まあ。人の顔覚えんのは得意で」
「わざわざ客に覚えてんぞとまでは伝えないすけど。
 来てくれる人の顔はまあ、大体。意識してるわけでもないすけど」

──これは少し嘘だ。
街の人間の顔を覚えておいて損な事は無い。
人の暮らしの中に自然に寄り添うこういう店では色々な人が来る。
酒場や賭場には来ないような人間でも、こういう場所には来たりする。
マフィアとしてのちょっとした情報収集も兼ねてこの仕事をしている面はあるのだ。
そしてそれがどんな風に響くかは分からないのも、また事実だった。

「覚えておいたらサービスもできるしね」
「常連贔屓したりして。あんまよくないけど」

真っ当らしい理由はいくらでも言える。
表情も声音も相変わらず。
レジに金額が表示されれば、木製のカルトンをコン、と置いた。

#パン屋
(155) susuya 2023/09/14(Thu) 20:35:09