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人狼物語 三日月国


205 【身内】いちごの国の三月うさぎ

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【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[もどかしさに詰まった言葉。
 羞恥を浮かべながらも、頷いたのに。
 彼から返ってきたのは笑う声だった。

 肯定が小さすぎたのか言葉が足りなかったのだろう。
 上手く伝わらずに身を引いていく彼に、
 待って、とも、もっと、とも言えずに。

 言葉を飲み込んで、顔を背けた。
 甘えたいと言ったはずなのに、上手く言葉にできない。
 恥ずかしさがどうしても邪魔をする。

 なのに、もっと。聞かせて欲しい、なんて。
 言えるわけもない。
(-0) milkxxxx 2023/03/21(Tue) 2:03:16

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[晒した裸体に落とされる視線の奥。
 微かに燻っている熱を向けるみたいに、細められて。
 直接吹きかけられた訳でもないのに、
 伝染するみたいに、また熱い吐息が零れた。

 肌を合わせたいのはこちらも同じ。
 彼が瑕を気にしているのは知っているけれど。

 だから、尚更この目で見たいと思った。
 酷いという瑕は下半身にかけて。

 脱がせたシャツの下では、脇腹から腰に掛けて、
 赤い部分と、少しくすんだ場所があっただろうか。]


  …………上は、ここだけ?


[驚きはしない。聞いていたから。
 そっと、手を伸ばして腰元の変色した肌に触れる。]
(-1) milkxxxx 2023/03/21(Tue) 2:03:38

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[彼のように、綺麗だ。とは言わない。
 だが、その反対の言葉も思いつかない。

 一番気にかけているのは、彼自身だろうから。
 瑕があったところで、
 彼に対する認識は変わることはないけれど。

 一瞬、垣間見えた後悔のような表情。
 気にするようならば、つう、と指先で辿って。]


  あとで、俺もキスしてもいい? ここに。


[そう、問い掛けを一つ。
 例え否という返事が返ってきたとしても。
 そこは柔らかく首を振っただろう。
 だめ、と言われたとしても、させて。と。
 ここぞとばかりに甘えるように囁きを返して。]
(-2) milkxxxx 2023/03/21(Tue) 2:04:19

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[再び、シーツに沈んで彼の重みを感じながら、
 胸元に抱き込むようにした、彼の頭を緩やかに撫でる。
 時に、髪を梳いて。
 薄い胸の先端を吸い上げられて、やはり。
 擽ったさは拭えなかったけれど。

 何度か舌が粒を往復すれば、微かな違和感を覚えた。]


  …… 、
 っ 
……



[また息を詰める。悟られぬように声を殺すけど。
 舌先を押し返すように立ち上がり始めた尖りが、
 少し、腫れるみたいに形を強調し始める。]
(-3) milkxxxx 2023/03/21(Tue) 2:05:43

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[だから、彼の唇がそこから離れて。
 腰元の落ちていった時には、少し安堵の息をついた。

 まだ、大丈夫。

 ……何が?

 ……分からない。


 一瞬浮かんだ疑問が、肌を滑る手に乱されて。
 霧散するように消えていく。

 臍はまた違う擽ったさに、声を立てて身を捩り。
 髪を撫でる手も、彼の頭が下がると合わせて、
 自身の腰元へと伸びていく。

 そして。]
(-4) milkxxxx 2023/03/21(Tue) 2:06:50

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[まだあまり反応していない下肢に彼の頭が降りて、
 布越しにキスを送られて。
 その視覚から与えられる刺激に、僅かに腰が揺らぐ。

 手の甲で探るように触れていたものが、
 形を確かめるみたいに、指先で触れて掌で包まれて。]


  …… は、っ…… 


[さすがにその場所を探られると、
 堪えていたはずの熱い吐息の塊が喉を突く。

 優しく触れるだけ、まだ愛撫とも言えないぐらい。
 微かな動きが、もどかしくて。
 掌に自ら押し付けるみたいに、腰を浮かせた。*]
(-5) milkxxxx 2023/03/21(Tue) 2:07:52

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[疵痕に触れようと伸ばした手が遮られ、
 躊躇い混じりに呼ばれて、顔を上げた。

 肌を、瑕を見せるということは。
 彼の内核に触れるようなもの。

 瑕を負い目のように感じていることも
 理解はしているつもりだけど。
 否、だからこそ触れたいのだともうひと押し。

 是が返ってきたならば、目を細めた。

 注釈のような言い訳にくすりと笑みを落として。]


  まだ起きてなかったんですか?
  こんなに、たくさん触ってるのに。



[肌を滑る彼の手がもう触れていない箇所などないくらい。
 温度の高い手で、弄っていたというのに。]
(-22) milkxxxx 2023/03/21(Tue) 12:42:27

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[彼がまだ変な気を起こしていないなら、
 自身の魅力が足りないのかもしれない。

 だから、そっと彼との距離を詰めて。
 彼がしたみたいに耳朶へと口元を寄せたなら、]


  
俺で、感じて。



[改めて誘うように声を潜め、耳殻に唇を当てて囁いて。
 感謝の言葉とともに送られたキスを受け止めた。

 高め合うキスも好きだけれど、
 気持ちを伝え合うだけの触れ合わせるようなキスもまた。
 癖になってしまいそうだ。]
(-23) milkxxxx 2023/03/21(Tue) 12:43:25

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[今はまだその柔い場所に直接的に唇で触れることはなく、
 掌を掠める程度に留めて、
 触れたいという彼に身を委ね、受け止めていく。

 身体の奥の、まだ芽も出ていないものを。
 引き出していくみたいに何度も。丁寧に。
 愛撫を施されて、少しずつ変化を生み出されるような。

 彼の唇が離れて、唾液に塗れた赤い粒に、
 恐る恐ると自身で手を伸ばして触れてみれば、]


  ……
 ッ、 ん
 ……


[微かにピリ、とまた電気が走るみたいに淡い、痺れ。
 薄い胸を、色づいた先端を、窪んだ臍を。
 愛おしげに愛された場所を、自らの手で撫でて、
 追いかけるみたいに、確認して。

 やっぱり、もっと触って欲しいという想いが、
 次第に、強くなっていく。]
(-24) milkxxxx 2023/03/21(Tue) 12:44:30

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[それを一番最初に自覚したのは、やはり。
 男の象徴である場所だったかもしれない。
 浮かせた腰を自ら掌に押し付ければ、意図が伝わったのか
 もっと、と酷く甘い声で誘うから。]


  
 
……、 うん、
……ッ、


[睫毛を震わせて、こくんと首を縦に揺らした。
 聞いておきながら答えるよりも早く、
 扱くような手付きに声が上擦って、
 悦ぶみたいに聞こえてしまったかもしれない。]
(-25) milkxxxx 2023/03/21(Tue) 12:45:27

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[最初は緩やかだった刺激が、
 反応を促すみたいな動きに変わっていく。

 髪を撫ぜる余裕が少しずつ剥がされて、
 喉奥から込み上げてきそうになる声を、
 抑えるよう手の甲を自身の唇に当てて堪え。]


  ……
 ふ、ぅ……  ッ 



[少しずつ膨らみ始めていく猛りが、
 ジーンズを押し上げるから、少し苦しくて。
 彼の続きを促す声に、また小さく頷きを返し、
 手伝うように腰を上げて、緩められるのを待っている。*]
(-26) milkxxxx 2023/03/21(Tue) 12:46:36

【人】 瑞野 那岐

[大咲の歌声がBGMに混ざる>>0:23
 車中でいちごピザの話に盛り上がりながらも。

 高野から漏れるのは温泉の話。>>0:35
 やはり身体に残る痕を気にしているのだろう。
 大浴場を使うとなれば、
 さすがに目に留める人も居るかもしれない。

 そんな際に神田の助言が入る。>>0:42
 貸し切りにできるのは家族風呂らしい。
 源泉かけ流しとはまた豪勢なことだ。

 隣から高野の手元を覗き込んで、見てみれば。
 確かに部屋にも温泉が引かれているようで。]


  部屋でも温泉入れるみたいですよ。
  良かったですね。


[部屋にも温泉が付いているならば、
 家族風呂が予約で埋まっていたとしても、楽しめるだろう。
 大浴場に強い拘りがある訳でもなし。
 彼が控えたいと言うなら付き合うつもり。] 
(1) milkxxxx 2023/03/21(Tue) 15:12:26

【人】 瑞野 那岐

[着くなり食べ放題に向かうという二人に、>>0:31>>0:39
 軽く手を上げて応えて先に向かう背を見送った。

 一緒に訪れたとしても、四人で行動することもない。
 二人になりたいことも勿論あるだろう。
 ダブルデートと言われても、
 何をしたらいいか分からなかったから、正直助かったような。

 恋人に見惚れて緩んでいる表情は、
 あまり同僚には見せたくない一面でもあるので。


 そんな表情は彼にだけ見てもらえればいい。

 二人に振った手を下ろしたら、少しだけ。
 トン、と小指を彼の手の甲に触れさせて。]


  行きましょうか。


[彼が示した方向に身体を向けて、歩き出す。]
(2) milkxxxx 2023/03/21(Tue) 15:13:34

【人】 瑞野 那岐

[いちご狩りのビニールハウスに入り、
 スタッフに簡単な説明を受けた後、
 摘んだいちごを入れられる籠を貰って。

 赤い実が緑の葉の下から覗いていることに、
 少し気持ちが浮わついた。

 まだ手にもしていないのに、
 いちごの香りが漂ってくるような気すらして。
 軽く息を吸い込めば、葉と僅かに薫る土の匂い。]


  赤いいちごの他に、
  白いいちごもあるらしいですよ。
 

[大咲が居たならば、自身のトレードカラーに
 喜んだかもしれないが、それを伝えるのは
 彼女の恋人の役目だろう。]
(3) milkxxxx 2023/03/21(Tue) 15:14:31

【人】 瑞野 那岐

 
  いちごの品種って、
  可愛い名前が多いんですよね。

  "紅ほっぺ"とか、"もういっこ"とか、
  "おとめ心"とか。


[整列された葉と葉の間を通りながら、振り返り。
 彼を指をカムカムと折り曲げて、手招く。]


  景斗さんはどのいちごを好きになるかな。


[気分は上々。車の中で歌を口ずさむほど、
 自制はあったけれど、兄妹よろしく。
 テンションが上がっているのはこちらも同じ。
 早く、と小さく彼を呼んで、いちご畑へ。**]
(4) milkxxxx 2023/03/21(Tue) 15:14:53

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

 

  ははっ、 ……良かった。


[問い掛けに肯定が戻れば、声を立てて笑う。
 起きてないなんて言われたら、悲しいから。

 戯れ合うみたいに一度。
 ううん、やっぱり物足りなくなって二度、三度。

 どちらからともなく唇を触れ合わせて、
 ちゅ、と音を立てた後、三度目の最後は。
 離れていくのを惜しむように、舌先を伸ばして。
 彼の厚い唇の皮を、ぺろ、と舐めてしまった。

 俺の言葉一つで、揺らぐみたいに。
 囁く声に欲情が混じっている。

 もっと、そんな表情を見せて欲しい。
 俺なしじゃ物足りなくなるくらいに。


 駄目になって、――墜ちて欲しい。
(-43) milkxxxx 2023/03/21(Tue) 18:15:35

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[宥めるような頬を撫でる指先に、すり、と甘えて。
 リードを彼に任せていく。

 彼の愛撫が物足りなかった訳じゃないけれど、
 自身で自身の身体に触れるのは、
 作り変えられていく身体を確認したかったから。

 感じたことのない場所で感じた甘い痺れ。
 そんなところが性感帯だったなんて、
 まだ自覚までは至らずとも、一瞬感じた違和感は、
 強く、尾を引くように残って。

 摘んだ箇所を手放すのが少し遅れてしまったところを
 彼に見られているとは、知らないまま。]


  
………… 、っ



[ほぅ、と密やかについた溜息は酷く甘い。
 無意識に開いた唇から、舌先を覗かせて。
 キスで濡れた唇をより湿らせるみたいに、
 自分で舐めて、慰めて。]
(-44) milkxxxx 2023/03/21(Tue) 18:16:02

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[やさしくゆっくり育てていくみたいに、
 あわい刺激を送り続けられて緩く勃ち上がったそれが。
 ジーンズの下で窮屈に苦しさを訴える。

 脱がしていいという言葉すら、
 焦らしているように感じてしまうから、
 自ら乞うみたいに浮かせた腰が、辛い。]


  
も、 脱がせて



[頷いたのに更にねだるみたいに、言葉を乗せて。
 ようやく彼の手が腰元にかかれば、息をついた。
 ジッパーが下がる音が妙に耳に響いて、もどかしい。

 前を緩められて、下着ごと脱がされたら足を抜いて。
 既に兆しを見せていた猛りが、
 角度を示すみたいに上を向いている。]
(-45) milkxxxx 2023/03/21(Tue) 18:16:36

【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗

[擽ったさしか感じないと思っていたのに、
 十分に反応していたのは、彼の声と、手の温かさが。
 ゆっくりと身体を溶かしていったから。

 身につけていたものが無くなって、
 靴下だけ残されたままなのが、逆にいやらしい。

 外気に肌を晒したまま、彼の手元に視線を流せば。
 少し量の減った透明のボトルから溢れるものが、
 とろりと彼の右手を濡らしていく。

 その手が、ゆっくりと自身の方へ近づいて。]
(-46) milkxxxx 2023/03/21(Tue) 18:17:36

【墓】 瑞野 那岐

 

 
  …… っ、
 ……


[粘液と共に直接握り込まれたら、今まで以上に。
 ダイレクトに感じる刺激に、堪えきれず喘ぎが零れた。]
 
(+0) milkxxxx 2023/03/21(Tue) 18:18:19

【墓】 瑞野 那岐

[自慰の時に、道具を使ったこともなくて。
 いかにもいやらしいことをします、みたいに。
 用意されていたローションを塗りつけられて、
 初めて感じるぬるつきに戸惑いと焦りと、羞恥が入り交じる。]


  ……、
……っ、 
まって、

 
  ン、 っ……
 ぅ、



[緩やかに扱き上げる手が動く度に、
 
ぬちゅ、ぐちゅ
と泡立つ水気を含んだ音。
 そこに差し込むみたいに囁かれる声が、
 酷く
煽情的
でくらくらする。

 一気に熱を上げられていくみたいに育つ猛りを、
 握り込まれて、咄嗟に肩に手を伸ばして縋り、
 息を詰める。
 
今にも喉から溢れそうになる声を、押し殺して。
*]
(+1) milkxxxx 2023/03/21(Tue) 18:20:06

【墓】 瑞野 那岐

[今まで女性を抱いていたときは、普通に。
 性欲も、衝動もあったと自分では思っている。
 やさしく抱いて欲しいというなら甘やかし、
 逆に甘えるように胸に埋まる時もあった。

 それでも、常に求める程欲深い方ではなかったように思う。
 淡白過ぎると言われた経験も無くはない。
 
 なのに、今は。
 
 もっと深く溺れたいと思うほどに、熱を孕む。
 自ら求めることも、求められることも同じくらいに。
 相手だけを気持ちよくさせるだけじゃない。
 自分だけが気持ちよくなるわけでもない。
 
 同じ温度で、一緒にゆっくりと熱を上げる。
 俺の身体に、溺れて欲しいと思うのは。

 初めて芽生えた感情だから。

 
 こんなところで覚えた欲深さが、少し擽ったい。]
(+4) milkxxxx 2023/03/21(Tue) 23:57:43

【墓】 瑞野 那岐

[焦らされて身を捩った仕草に、落ちる笑い。
 まだ余裕があるように見えて、少し悔しくなる。
 触れられている箇所が多い分だけ、
 こちらの分が悪いのは仕方のないことだけれど。

 あなたの手で快楽を得ていくことも、
 知っていてほしいから。
 口角を上げる様を少し、睨むだけに留めておく。

 言葉にできなかったのは、
 まだ少し冷たい粘液が熱くなった下肢に
 纏わりついて、彼の手が滑らかに滑るから。
 
 余裕が無くなっていくのも、理由の一つなのだけど。]


  ……、 ンッ、 ……


[確認する声が羞恥を煽る。
 でも、感じていることは知っていて欲しい。
 だから、浅く、頷いた。その目尻が赤く染まっている。]
(+5) milkxxxx 2023/03/21(Tue) 23:58:21

【墓】 瑞野 那岐

[扱き上げる手が何度も往復するのに、
 肩に添えた手に、僅かに力が籠もってしまう。
 縋るものがなければ、それこそ声が溢れてしまいそうで。]


  は っ……、
ンぅ



[耳朶に吐息を吹き込まれたら、
 ぞくぞくと背筋を快感が駆け抜けた。

 興奮する。俺の身体で。
 今まで女を抱いてきた人が、俺の声で。]


  ぁ、 ……そ、こッ……
よわ、い


  
[水音と共に硬く芯を持っていく昂りの、
 先端に指が擦れたら、頭を振って弱く抵抗を見せる。]
(+6) milkxxxx 2023/03/21(Tue) 23:59:01

【墓】 瑞野 那岐

[よわい、なんて言ってしまえば
 感じる場所を伝えてしまうようなものなのに。
 そんな言葉をついてしまったことも気づかずに。

 名前を呼ぶ声に籠もった息を吐いて、
 増えていく彼の所有印が白い肌を染めていく。

 耳朶に囁きを吹き込むだけじゃなくて。
 舌先で耳殻を辿られ、食まれて、突付かれて。
 耳と下肢と、弱い箇所を同時に責め立てられたら。]


  ……ぁ、ッ…… 、は、 


[ふる、と身震いを起こして前兆のような訪れが襲う。
 
 だめ、まだ。

 堪えたいのに長い指が欲を煽っていく。
 唇を噛んで、堪えて、堪らえようと腰を引いてしまう。]
(+7) milkxxxx 2023/03/22(Wed) 0:03:17

【墓】 瑞野 那岐

[達しそうになる前に、肩に縋った手の一つを。
 ゆっくりと下方へと下ろして。]


  …… ね、 俺も、さわりたい



[他に意識を向けようとして、落ちていった手が辿るのは。
 自身と同じものを持つ彼の腰よりも下。
 
 彼も同じように熱を孕んでいるのか知りたかったのと、
 一人だけ、追い立てられることに少し焦りを覚えたから。**]
(+8) milkxxxx 2023/03/22(Wed) 0:04:53

【墓】 瑞野 那岐

[拗ねるように睨んだ視線を受け止めて、
 また彼が笑えば、あやすように落とされるキス。
 笑った理由を諭すみたいに教えられて。

 決まりの悪さに、]


  
何も、言ってない……



[少し決まりが悪くなって、そう返したけれど。
 もう一度、目尻を落とされたなら、
 そんな反応すら居た堪れなくなってしまう。
 
 たったキス一つで簡単に機嫌も治ってしまうから、
 恋とはかくも厄介で、苦しくて、愛おしい。

 ああ、気づいたら。
 ――――こんなにも好きになって、
胸が苦しい。
(+14) milkxxxx 2023/03/22(Wed) 1:59:11

【墓】 瑞野 那岐

[かわいいと囁く声と合わせて、擽る吐息。
 間近で聞いたらその色香に逆上せそうになる。

 嬲られる耳朶が熱を含み、赤く染まって。
 微かに歯の痕が浮かぶ程。

 確かめるみたいに繰り返される音と一緒に、
 指先でノックされたら、びく、と腰が揺らめいた。]


  ……、 ンッ、ぅ


[その反応が返事を返すよりも如実だったろう。
 伏した瞳が薄く水を張る。気持ちいい。

 女性とは違う、少し骨ばった指は
 勃ち上がったもの全体を包み込めるぐらい大きくて。
 余すとこなく、弱い箇所を握られているみたいだ。
 男が弱いと感じる場所を、知っているから、尚更。]
(+15) milkxxxx 2023/03/22(Wed) 1:59:45

【墓】 瑞野 那岐

[時に奥歯を噛んで、堪えるように。
 俯いて、乱れていく表情を隠すみたいに。

 教えたばかりの弱点を丹念に指でなぞられて、
 刺激を念入りに送り込まれたら先端から、
 先走りが溢れて、ローションと混じり合う。
 
 腰が、ずくんと重みを増して。
 引けそうになった腰を抑え込むみたいに、
 距離を縮められたら、逃げ場所を無くして。]


  だ、
 め…… ッ、



[甘い声が鼓膜を震わせて、熱を更に煽っていく。
 
 一人じゃ、嫌だから。
 そんな時に、押し付けられた太腿に彼の熱が触れる。]
(+16) milkxxxx 2023/03/22(Wed) 2:00:34

【墓】 瑞野 那岐

[――――勃ってる。彼のものも。

 身を以て体感させられて、息を呑んだ。
 良かった、という安堵と。
 自身で興奮していると分かれば仄かに羞恥も浮かぶ。
 
 さっきは逃げも少し混ざっていたけれど。
 触って、と。嬉しい、と。
 いう声に顔を上げれば、熱を孕んだ瞳と視線が交わる。

 下肢に落ちた手をゆっくりと昂りに伸ばして、触れる。
 布越しじゃ熱は伝わらないけれど、
 その硬さは確かめられるから。
 指先で軽く押して、躊躇うみたいに一度、引いて。

 それから、形を確かめるように下から辿って、包む込む。]
(+17) milkxxxx 2023/03/22(Wed) 2:01:06