19:46:25

人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

[メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ

視点:


【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ


「おっさんくさいこと言うな。」

君がどう思ったとしても、
きっと男は君の嫌な悲しむことをする。

君のせいで、君へ向ける感情は
確かに好意的なものに染まったから。

「お前も大概、嫌なことするだろ。
 お返し……って程でも無いかもしれないけど
 そういうこと。」

君と生きる未来。
例えば、一緒に舞台を見に行って
カフェで美味しいフルーツタルトを食べて
花の綺麗な公園を散歩して、笑い合う。
好きなものを教え合って、互いを知り合って、幸せを積み重ねていって。

……そんな日常が送れたら、楽しかっただろうな。


「分かった、じゃあ、僕の代わりに──」
(-31) osatou 2022/03/05(Sat) 14:09:59
アクタは、「──お前が、死ね。」
(c4) osatou 2022/03/05(Sat) 14:10:15

【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ


吐き出す言葉とは裏腹に
悲しげな笑顔で言ってやった。

君が好きだから、君の死を望んでやる。

もしも奇跡が起こったら、
その時は、殺人犯の君と一緒に考えよう。



「………未成年なんだけど。」

離れようとする君から腕を離して
また隣へと腰掛ければ
じと、と睨むように見つめた。

「まあ……ケーキに合うなら、
 一杯だけ付き合ってやる。」

用意しろ、と
もてなしてもらう気満々だ。
(-32) osatou 2022/03/05(Sat) 14:11:09
アクタは、バァン!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(c9) osatou 2022/03/05(Sat) 18:12:07

【墓】 演劇 アクタ


合議の場、その傍聴席。
投票券を手に取る君達が議論をしている最中。

昨日はどこにも姿を現さなかった男が
めちゃめちゃ大きな音で扉を叩き、開いて立ち入る。

「籠ってると、息つまる!」

髪はぼさぼさ。目の下にはクマ。
いかにも、締切ギリギリの人みたいな風貌だ。

ど真ん中の空席にどかっと腰を下ろし、
左隣の席へ白紙の紙束をどさどさ置いて占領。
前の席には足を置くし、態度が最悪だ。


ログを開けば、

「は、……はァあああ!!?」


紙束がバサバサーッ!落下!
この辺が散らかりましたね。

目をまんまるにして
傍聴席からエノを睨み付けている。
(+7) osatou 2022/03/05(Sat) 18:12:40

【秘】 演劇 アクタ → さめざめ ユメスケ


議論の後。夜。
きっと君が居ても居なくても、
再び自室にこもって紙束──脚本を生産し続けるだろう。

鍵もかけず不用心に過ごしているので
君が見張ってくれているのはとても有難い話だ。


誰かが来れば、その限りでは無いが
今はまだ二人の空間に、ペンが走る音が鳴るだけ。
(-58) osatou 2022/03/05(Sat) 18:22:48

【墓】 演劇 アクタ


「これが静かに聞いてられるかよ!?」


落ちた紙束には手を付けない。落としたまんま。
きっとユメスケやメイサイの足元にも散らばりまくっただろう。

「たった今凄い疲れた……………」

前の席の背もたれをガンガン蹴りながら、
描きかけの原稿を更に床に放り投げる。態度が最悪だ。
(+9) osatou 2022/03/05(Sat) 18:43:04

【墓】 演劇 アクタ


「………」

ユスに指を示されれば、眉間に皺を寄せてぐ、と口を噤む。
蹴り上げる足を止め、背もたれに乗せ上げた。
変わった君の印象に驚いたのもある。


 ……だって、それじゃあ、まるで。
   あの時彼らの間に割り込んだ自分が、
    あの時彼が生きていることを喜んだ自分が、
     全部間違ってたみたいじゃないか。



「……こんな舞台、
 最初っからめちゃめちゃだ。」
(+12) osatou 2022/03/05(Sat) 19:32:42

【墓】 演劇 アクタ


「しないよ」

昨日からずーっとペンを握っていた右手を、ぱっと開く。
手のひらに、はっきりと記されたバツ印。
正論を吐くユスに、よぉく見せつけてやる。

「もうW僕Wって言う登場人物アクターの出番は終わり。
 脚本家なんて、舞台の幕が上がればドヤ顔の観客同然。
 だからこーして好き勝手言ってるんじゃん。」

舞台上へ干渉せず、思いのままに言を吐く。
それは、
演者の義務
の代わりに手にした、
観客の権利

ひねくれた男は、意地を張って、べ、と舌を出してやった。


「不貞腐れてないし、いじめられてない!

 ……今ちゃんと糧にしてるだろ、こうしてさ。」
(+15) osatou 2022/03/05(Sat) 20:07:21
アクタは、紙を丸めて放り投げた。脚本は、また全部書き直し。
(c11) osatou 2022/03/05(Sat) 20:09:42

【墓】 演劇 アクタ


まあ、でも、しかし。
思い返してみると、
僕煩かったな……
とは思うので。

ぎゅっと目を閉じて、ペットボトルをぽんと生む。
お気に入りのレモンティをぐーっと飲み干せば
あとは口をつぐんで、W大人しい観客Wをしていた。
     
あ、なんか、もうこの味、好きじゃないかも。


男はいつだって、言動を起こしてから気が付く。
後悔する代わりに、意地の張り方だけが上達していった。
(+16) osatou 2022/03/05(Sat) 20:30:41

【墓】 演劇 アクタ


(……死にたくないなら、死ぬなよ。
  生きる権利がまだあるなら、死ぬ義務を選ぶなよ。)


浮かぶ言葉。
なんだか既視感がある。

飲み切ったペットボトルを床に転がせば
きっともう、この味を自ら選ぶことはない。


 どこでも──コンビニなんかで手頃に買える、透明な黄色いレモンティ。
 体に悪そうな甘さに、レモンの風味。チープな味が親しみやすくて、好きだった。



止まりかけた鼓動が、
再び生きたいと鳴らしたあの音が、呼吸音が、頭から離れない。


もしも、自分がまだあの場に居たら。
『エノ』とたった二文字、書けなかっただろう。
(+23) osatou 2022/03/06(Sun) 16:33:23
アクタは、議論の最中。立ち上がれば、自室へ戻っていった。
(c27) osatou 2022/03/06(Sun) 16:34:34

アクタは、もう遅いのだろうけど。「理解、したかった。お前の事。」
(c28) osatou 2022/03/06(Sun) 16:36:00

【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ


『お疲れ様
 よくやったな。』

君からのメッセージ。
突然浮かんだ殺人の文字。

画面の向こう側の男は、
一瞬だけびくりと肩を震わせたけれど
きっとそれが、君のやるべき事だったのだろう。

だから、返すメッセージは
君への労いと決まってた。


『無事に帰って来ないってどういうことだ
 救いたい人かは分からないけど
 僕もエノは大事だ 辛いよ』

『何か』

暫しの、間。


『僕に出来ることは
 あるのかな』
(-148) osatou 2022/03/06(Sun) 17:54:55

【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ


『まだ死ぬな』

『酷いこと言ってるのは
 お互い様だろ』

文字でのやり取り。
簡素な一言になってしまう事が歯痒い。
君からの言葉には、全部に文句をつけてやりたいのに!

画面の向こう側。
とん、とん、と机を指で叩く。


『奇跡か』

君のメッセージ。文字。
ひとつひとつ、ゆっくりと読む。

 ──生きる未来。
 ──奇跡を願う勇気。
 ──誰かと共に歩む為の、一歩。

それでいて、目を通し終わる頃には
しかと覚悟が決まっていた。


『出来る』

『行こう』
(-155) osatou 2022/03/06(Sun) 18:39:42

【秘】 演劇 アクタ → さめざめ ユメスケ


合議から逃げ帰って、夜の帳が上がる頃。
睡眠も取らず、気を紛らわすように脚本を書き殴っていた。

ふらり、と、紙束が散らかるベッドへ足を向けて
どさどさ床に落とし、自重を乗せた頃。


  ──『聞いてよ、アクタお兄さん。』


そんな言葉から始まる、君の独り言。
それから、君の演技が始まったのだろう。

ぼんやり、蕩けた頭で君の事を考えて、
そのまま男は、優しい夕陽の夢を見た。

……きっと、君が側に居てくれたおかげ。
(-160) osatou 2022/03/06(Sun) 19:12:17

【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ


『奇跡が起きたら』

『また華やかなケーキでも食べよう。
 メッセージじゃなくて 顔つきあわせてさ』

『今度はレモンティーが飲みたい』


君に返すメッセージはそれだけ。
なんだか背中を押してもらったみたいな気持ちだ。

君との出会いは最悪。
過ごした日々も殺伐としたものばかりだ。
極め付けに、交わす言葉は死ねだの何だのと。

でも、今、やっと、
君と分かり合えたような気がする。

君と積み重ねた経験。感情。
その全てが、男を観客から演者へと、引き戻してくれた。

君が望む奇跡を起こせるかは分からないけれど
何もせずに終わりたくない。


……君に向ける感情は、
 もうW嫌いWなんかじゃない。
(-164) osatou 2022/03/06(Sun) 19:50:14

【墓】 演劇 アクタ


──合議が終わってから。
眠って、とびきり優しい夢を見て、目を覚まして。

ぐしゃぐしゃの紙束が占領するベッドの中で
スマホ端末を確認して、誰かからのメッセージを見ればひとつ頷く。


「行こう、」

遅い話を、蒸し返す為に。
(+25) osatou 2022/03/06(Sun) 19:55:38

【秘】 演者 アクタ → 美術 エノ


合議の後。暫くしてから。
このVR空間を隅々まで駆け回り、君を探す姿がある。

さて、君は、何処にいるだろう。
インドア派の男がヘトヘトになりながら、
君の姿を見付ける事が出来るだろうか?



きっと見つけた暁には、あぁ、と口を開き。

「……こんなところに。」

ふらりとした足取りで、
いつか君がそうしてくれたように、近寄って行くだろう。
(-167) osatou 2022/03/06(Sun) 20:06:17
アクタは、エノを探している。
(c34) osatou 2022/03/06(Sun) 20:06:38

【秘】 演者 アクタ → 美術 エノ


荒れた息を整えながら
君の側へ駆け寄って、どさりと膝をつく。

「ッ……バカ!」


肩を掴み、泣き出しそうな顔で君を見る。
君が怪我人でなければ感情のまま揺さぶっていただろうが
それは出来ないので、力任せに抱きついてやった。

嫌いになんて、なるワケない……!

 なんだよお前ッ!
 ぼ、ぼく、僕は、お前に死んで欲しく無いのに、
 勝手にッ……死ぬとか言ってるし………!」

矢継ぎ早に喋り倒してから
ぶんぶんと頭を振る。
違う、こんな事言いたいんじゃない!


「………フカワと、二人で。お前を心配してて。
 背中、押して貰って……探してた。」

堪えたいのに、涙を抑えきれなくて
ぼろぼろと雫をこぼす。

「……一緒に、生きたいよ、エノ。」
(-197) osatou 2022/03/06(Sun) 23:41:42

【秘】 演者 アクタ → 美術 エノ


いくら拭って貰ったって、涙は止まらない。
これはヒメノの冷たい身に触れて、
君の死を想像したあの時に流した涙の続きだから。

「ダメじゃないッ!
 死ぬべき奴なんて、ここに居ない!

 生きたいって思って、当然だろ……!
 なんでッ、どいつもこいつも……」

そうやって、最初っから命を簡単に投げ出すんだ。
誰かの為に、犠牲になろうと思えるんだ。
僕だって、ちょっとだけ、人のこと言えないけどさ。



「……やだよ、エノに死んで欲しくない。
 あのとき、思ったんだ。
 このままヒメノと一緒に、お前も死んだら……って、
 そしたら凄く、怖かった……怖かったんだ……、」

君が居ない未来が、怖い。
思い出すだけでも──バツ印のついた掌ごと、君を抱きしめる腕が震えてしまう。

もしかしたら、この数日篭っていたのは
自分の命を軽んじられたのは
……そんな気持ちから目を逸らして、どうにか押し込めたかったからかもしれない。

(-218) osatou 2022/03/07(Mon) 2:13:14

【秘】 演者 アクタ → 美術 エノ


確かに、
君は人を殺した。

ここがどうであれ、許される事ではない。
W理解できるWとは到底言い難い行為だ。

そうして自分に刻まれたバツ印が、自分が生きて帰れない事実の証左。

「えの、」

だからこれは、フカワと話した都合の良いW奇跡Wの話。

  ──選ばれても、臓器提供をしなくても良い世界を願う
  ──そして、その先の未来で一緒に歩く約束をすること
  ──アクタさんは、出来ますか?

  ──一緒に"助けて"くれませんか、彼のことを



「何も考えずに、僕の傍で生きたいって、
 ひとつぐらい
我儘言えよ、エノ……!」


君の傷なんてお構いなしに、
震える身を寄せて、とびきり力を込めて、君を抱きしめた。

君と交わした言葉や温度、その全てが心地良くて大切だ。
沢山の愛の言葉や時間なんて、関係なくなるくらいに。


でも──とか、それに──とか、言わないで
共に奇跡を願ってくれやしないか。
(-219) osatou 2022/03/07(Mon) 2:21:44

【秘】 演者 アクタ → 美術 エノ


君が生きたいと口にすれば
涙で潤んだ瞳が、にっと笑った。

「なんでって……、」

君の指が、掌をなぞる。
バツ印は消えないし、歪むこともなく
逃れられない未来の終わりを告げてくるけれど

「……分かんない、
 エノが目の前で死にそうになってて、今こんなんで、
 吊り橋効果とか、かも、しれないけど、」

ぐい、と自らの瞼を袖で拭う。
それから同じように、まっさらな方の手の先で、君の頬から──目の端まで。
雨に傘をさすかわりに、拭ってやった。

「でも、これが誰かをW好きWって気持ちなら
 ……なんか良いなって、思う!」

我ながら、どうにも、舞台の台詞っぽいだろうか。
でも、たまにはペンで綴る言葉を吐いたって、良いだろう。
……だってこんな気持ち、知らなかったから。

(-294) osatou 2022/03/07(Mon) 18:44:06

【秘】 演者 アクタ → 美術 エノ


「僕も、どうせ死ぬんだって思ってた。
 文字さえ書ききれば思い残す事ないやって、
 ちょっとは好きになれたW友達Wの為に死んでやるかって、思ってたけど、」

震える君の背を、まるで子供にそうするように
優しく、慈しんで、あやすように撫ぜながら

小さな声で、秘密の話を君に囁く。
誰にも言うなよ、と前置きして。


「そいつがさ、
 僕に投票しておいて、
 僕の為に臓器提供してやるとか言う癖に
 ……今更奇跡を信じろとか、言うんだよ。」

おかしいよな、と小さく笑う。
男の頭に浮かんでいるのは、
不運
の名を有する──ここに至るまでに、背中を押してくれた彼だ。

「だから、なんかさ、
 バカみたいに信じてみたくなった。」

それだけ、と告げて君を腕中から開放する。

「後悔してるならさ、生きろよ。
 逃げないで、ちゃんと全部背負って生きてさ。
 ……重くなったら、支えてやるから。」

そろりと君の顔を覗き込むその表情は、夢を語った時と同じで、君と歩む未来を想像して、瞳を煌めかせていた。
(-296) osatou 2022/03/07(Mon) 18:47:54
アクタは、きっと君の事が好きだと思う。
(c47) osatou 2022/03/07(Mon) 18:48:34

【秘】 演者 アクタ → 美術 エノ


子供みたい。
そう揶揄ってやろうかと考えて、辞めた。

「…………そ、そうか……
 わ、わかり……ました………」

言い出しておいて、その手の言葉にめっぽう弱い。
俺も、と返ってくることが嬉しくて、
むずむずして、何とも言い難くて、視線を逸らした。

(-332) osatou 2022/03/07(Mon) 20:47:34

【秘】 演者 アクタ → 美術 エノ


「分かった、」

「ちゃんとやれよ。」

何を、とも。どう、とも。聞かないけれど。

「投げ出すなよ。」

君がそう決めたのならば
W清算Wを見届けようと思う。
本当は少しだけ、怖いけど。

それでも誰もが、奇跡を願っているのだから
これが最期になるとしても、

前を向いて、生きていたい。



──夜の砂浜。
すっかり時間は経っていて。

君の隣で、奇跡を待とう。
(-333) osatou 2022/03/07(Mon) 20:48:21
アクタは、「じゃあ、同じものをくれてやる。」
(c50) osatou 2022/03/07(Mon) 20:48:53