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人狼物語 三日月国


256 【身内】けものまつりとかみかくし

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視点:


到着: 時雨  

【人】 時雨  



 [ ――― 化粧で痣は隠した。
  最後くらい 僕は
として外に出てみたい。

  誰とも話さなければいい。
  一回りして、弟への土産を買って

  いつもとおなじ 僕はまた『時雨』になる。
  それでいい。

  窮屈に締め付けていた胸のさらしを取り払えば
  だれもきっと 僕が時雨であることは わからない ]

 
(13) あさき 2024/04/02(Tue) 2:11:03

【人】 時雨  


 [ そのつもりだった。
   誰にも話すことなく、ただ今日を僕だけのために。

   縁日の準備でにぎわう中。
   誰も僕に気づかないのと同じ、――同じ?
   ずっと助けを求めるその声を>>1
   だれひとりとして 手を貸そうともしなかった ]

 
(14) あさき 2024/04/02(Tue) 2:16:20

【人】 時雨  



  ――……。


 
(15) あさき 2024/04/02(Tue) 2:16:42

【人】 時雨  



  どうかされましたか?
  僕でよければ、あなたの力になれますか?


 [ ――目が見えないのだろうか。
  いきなり触れては驚かせてしまうかもしれない。

  ずっと弟の真似をして生きていた。
  声の出し方も低めの音が通常になった。
  だからできるだけ、話す声色だけは
  優し気に聞こえるように。

  ――話しかけちゃいけない、でも
  ほっては おけないよ ]**

 
  
(16) あさき 2024/04/02(Tue) 2:26:01

【独】 時雨  

/*設定突貫工事みたいになってる
大丈夫かなあ
かわいいがそんざいしない
(-0) あさき 2024/04/02(Tue) 2:37:00

【人】 時雨  


 [ 僕と娘に面識はない。

   神社には近づかないように、生きてきた

   もし、
もっと出会うのが早ければ
   よき友となれていたかもしれないが
   それは、――今は置いた



   が。 ]



   い、犬




 [ 犬は、少し苦手だ。
   そんな意味で、少し怯んだものの
   かぞく、と聞けば心が軋む。 ]
(23) あさき 2024/04/03(Wed) 13:28:16

【人】 時雨  


 [ 僕を守ってくれようとした母は、去年亡くなった。
   今の家族は僕と弟の二人だけ。
   たいせつな、かぞく。 ]



  わかりました。
  あなたの大切な家族なら
  僕もあなたに協力しましょう
  はやく貴方の元に帰れるように



 [ ここにいて、と言葉を続けて。
   安心させられるだろうか。
   娘の肩に手を置いて、二度ほど緩く叩く。

  もしかしたらその感触で
  手の大きさはそれほど大きなものではないと
  見えないあなたにも伝わったかもしれない。 ]

 
(24) あさき 2024/04/03(Wed) 13:31:16

【人】 時雨  

 

 [ けものまつりにはお面がいるという。
   必ず持って行くように念を押されていた。
  それはもう、何度も何度も。


   神様に連れてゆかれるからと。


   僕はお祭りに来たことはなかった。
   もし祭りで僕を見かけた事があるのなら、
   それは弟の方だ。
   この日だけはどうしたって、僕が出かけるのは
   許されることはなかった。 
   当然といえば当然なのかもしれない。
  
   母は、どんな生き方になろうとも
   生き方を縛ってでも
   子を守ろうとしたひとだから。 ]

 
(25) あさき 2024/04/03(Wed) 13:33:47

【人】 時雨  



  え?

  ……あ、お面?
  ……あ、そうだった。ありがとう。



 [ 時雨から、

   小夜になった。
   お面はその時の荷物の中に、置いてきてた。

   痣を隠せば僕と弟の区別もつきやしないのに。

   見えもしない、存在がわかりもしない
   神様だとか妖だとか、そんなものに。
   僕は、―僕たちは、これからも
   生き方を弄ばれるのだろう。]  
  
(26) あさき 2024/04/03(Wed) 13:43:11

【人】 時雨  




 [ 弟は生まれながらに、
   母の共犯者にされてしまった。


   時雨はなにも悪くないのに。


   私がいなければ、
  ―――なんて、

   今まで僕を守ってくれた母と弟のことを思えば
   それすら願えず 私はここにいる。


  本当に神様や妖が居るというならば、
   連れていってよ。
  

  それが私が生まれた意味だ、って、いうなら。 
  そんなことを考えたこと
  一度もないかといえば――嘘になる。 ]


(27) あさき 2024/04/03(Wed) 14:05:04

【人】 時雨  



 [ しかしそれはこの、
   大事な家族を探している娘には関係のないことだ。
   小さな犬なら他の大きな獣に襲われるかもしれない。
   なら面を取りに戻るよりも、 大事なことがある。
   僕がそうしたいの ]


  大丈夫です。ここに面はありますから。
  それよりもコマさんをはやく見つけてあげましょう


 
(28) あさき 2024/04/03(Wed) 14:07:56

【人】 時雨  


 [ 親切な娘さん。
   あなたを助けるという名目のもと、
   あなたの忠告を無下にした。


  ――ごめんね。


   共に行くなら手を取ろう。
   手分けするなら、そのように ]*

 
(29) あさき 2024/04/03(Wed) 14:08:24