20:14:21

人狼物語 三日月国


75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 恩愛 シェルタン

 ずっと気を配っていた世話焼きが、
 金色の髪を靡かせて、集まった生徒たちの顔を見る。

「……ホントだ、ヘイズがいねえな。
 でもちゃんと飯食べ終わってからにしろよ、サルガス。

 すぐ、ってんならオレが代わりに見に行くからさ……どうせ寝坊でもなんでもしてるんだろ、しゃーねえな」

 皆に対しては明るくそう言うものの、
 一旦視線を外せば、眉間に皺を寄せて、
 空席の方をじっと見つめていた。
(5) backador 2021/05/25(Tue) 20:18:32
シェルタンは、シトゥラに視線を移し、嘆息した。
(a5) backador 2021/05/25(Tue) 20:21:36

【人】 恩愛 シェルタン

「ルヴァ、程々にしとけっていつも言ってるだろ?
 筋肉痛になる奴毎回出されたらたまったもんじゃないぞ、
 ……ああほらもう、袖捲りなよ、汚れるぞ」

「んでシトゥラ、一口くらいはちゃんと飯食べなって。
 全部とは言わねえから。スピカは少しくらい遠慮しろ」

 次々とお節介な言葉が、よく動く口から飛んでいく。
 毎日変わらない、いつも通りの朝の光景だ。
(12) backador 2021/05/25(Tue) 20:33:15

【人】 恩愛 シェルタン

「朝早くに『せんせい』を呼びつけるのもそれこそ迷惑だろ。
 あーもういいよいいよ、ヘイズの様子見てえ奴は、
 とっとと行ってくりゃいい。」

 強く引き留める気は最初からなかったのか、
 肩を竦めて、『好きにしろ』と言いたげで。

「オレも食わねえとな、飯。
 昨日のベーコンは美味かったから、
 今日もあるといいんだが」
(16) backador 2021/05/25(Tue) 20:39:17

【人】 恩愛 シェルタン

「俺もそう思うよ。
 いざという時の為の力は大事だ。
 でもそれを無理強いする必要はないだろ〜?」

 自分でやれよ……と言いつつ、
 ついついルヴァの袖捲りを手伝ってしまう。

「レヴァティ。アンタそれチビたちが覚えて、
 中々飯貰わなくなったらどうしてくれるんだ」

 またお節介が一つ、飛んで行った。
(18) backador 2021/05/25(Tue) 20:45:19
シェルタンは、メレフに「サンキュ〜」と苦笑交じりに行って、ベーコンの方へ。
(a13) backador 2021/05/25(Tue) 20:48:29

【人】 恩愛 シェルタン

「はいはい、騒ぐな騒ぐな。
 噂の有り無しじゃなくて、勝手に此処からいなくなったりしないようにって話。兄ちゃんはホントに心配してるんだぜ?」

 ベーコンとスクランブルエッグを皿にのせ、
 ケチャップをたっぷりとかける。

「……森、か。
 そこ出られたらオレらにはどうしようもねえな……」
(27) backador 2021/05/25(Tue) 20:57:44

【独】 恩愛 シェルタン

>>1
こう?
(-11) backador 2021/05/25(Tue) 21:06:51

【独】 恩愛 シェルタン

>>11
こうか?
(-12) backador 2021/05/25(Tue) 21:07:08

【人】 恩愛 シェルタン

>>26
「だ〜から、そのサービスが問題なんだって。
 チビたちがフルーツ貰いたくて、わざと飯とらないとか、
 今ですらちょっとそんな空気なってるしさ……」

 食べ物を口に運んでる時は、
 行儀よくもぐもぐと咀嚼を続ける。

「弟や妹みたいなもんだよ、年下の奴らは。
 それこそ小さい頃から見てる子もいるんだし」
(38) backador 2021/05/25(Tue) 21:10:51

【人】 恩愛 シェルタン

「……次は手出しさせない」


 悪意。人間の仕業。
 そんな言葉を聞けば、苦々しく呟いて。

「ああ、森に入るところ近くは、
 オレも出来る限り見とく様にするよ。

 演奏するか、踊るか……そうするときは、あの辺りの広い草原でやるのが一番気持ちいいんだよな」
(43) backador 2021/05/25(Tue) 21:16:23

【人】 恩愛 シェルタン

「レヴァティ兄ちゃんも下の子に美味しいもの食べさせたいんだな、偉いなあ〜」

 投了。毎日こんな感じである。

「実際困ったこととか、ヘンだなって思ったら、
 すぐ仲のいい誰かに言った方がいいぜ。
 一人で抱え込む必要とかないし。頼むよ」
(48) backador 2021/05/25(Tue) 21:27:30

【人】 恩愛 シェルタン

「ガチョウみたくめいっぱい詰め込んでやろうか。
 ……冗談はともかく、お菓子の一つでもいいから、
 なんか腹に入れとくようにな。

 そういうの、多分……少しずつでも何か食わないと、
 胃がどんどん小さくなっちゃうからさ」

 ホントに人に食わせてもらわなきゃダメなら、
 いつでも手伝うぜ〜と笑いかける。

「なんだイクリール、面倒見てほしいのか?
 ま、……『せんせい』とやらと話すなら気を付けてな。
 オレはちゃんとあんたのことも気にかけてるからさ」
(53) backador 2021/05/25(Tue) 21:38:42
シェルタンは、聞こえないフリをした。
(a23) backador 2021/05/25(Tue) 21:43:55

【独】 恩愛 シェルタン


「イクリール。
 ……“大人”に媚びを売るな」
(-29) backador 2021/05/25(Tue) 21:56:34

【人】 恩愛 シェルタン

「外曇ってるな〜。
 ちょっと肌寒くなるかな」

 窓から、雲が覆う秋空を見上げて、
 髪を掻き揚げると、嘆息をひとつ。
 
「ちょっくら外出るか。
 言ったとおり森の方は見張ってないといけないし」
(64) backador 2021/05/25(Tue) 22:11:25

【人】 恩愛 シェルタン

「食べさせあいっこして零したりすんなよ。
 ……いや、オレは差し詰め、口元を拭く係か?」

 冗談めかして笑う。

「此処は甘えん坊が多い気がするわ、なんか。
 まあ無理もねーけど……
 ずっと子どもたちばっかで暮らしてるもんな」
(70) backador 2021/05/25(Tue) 22:24:38

【人】 恩愛 シェルタン

>>71
「ン。身体鍛えてるし、まあ風邪はひかんだろ」

 洋梨型のボックスを肩に掛けて、
 どこか“望むところ”といった表情を見せる。

「ま、他の奴も、心配なら誰か寄越してくりゃいいさ。
 バイオリン弾いてるなり、踊ってるなりしてるから
 何なら観客にでもなってくれてもいい」
(74) backador 2021/05/25(Tue) 22:32:19
シェルタンは、中庭、森の境界でバイオリンを弾いている。
(a33) backador 2021/05/25(Tue) 22:39:28

【人】 恩愛 シェルタン

森を背景に、滑らかなメイプルから響く音と、
日光が無くとも、一際輝く金の髪を風に乗せて。

弦を擦り、音楽を奏でる。

中庭一杯に、甲高い音色を満たして、
自分はその中心に。只管、集中して。

───視線に気づけば、
   ほんの少しだけ、はにかんだ笑みを浮かべた。
(83) backador 2021/05/25(Tue) 23:14:52

【人】 恩愛 シェルタン

 二曲ほど、ギムナジウムにある楽譜を、
 頭でなぞって演奏し終えたところで。

 >>1:90
 橙色の瞳は小さな手振りと、
 その横に座るクラスメイトを見つけて、
 少し朗らかに歪んだ。

「此処の音楽室にあった楽譜そのままだよ。
 たしか。
愛の喜び
って題名だっけか」

 邪魔じゃないよ、と優しく言って、
 そちらの方に歩み寄っていった。
(91) backador 2021/05/25(Tue) 23:50:19
シェルタンは、サルガスの膨らんだ袖に何故か惹かれた。
(a52) backador 2021/05/26(Wed) 0:04:09

【独】 恩愛 シェルタン


「真実の愛はどこにある?」
(-42) backador 2021/05/26(Wed) 0:04:58
恩愛 シェルタン(匿名)は、メモを貼った。
backador 2021/05/26(Wed) 0:05:28

【人】 恩愛 シェルタン

>>96 サルガス
「ふふ、さあな。具体的には分からないや。
 楽譜だけがそこにあったから……でも、聴くと、

 踊りたくなるような。晴れやかな気分から始まって、
 落ち着かなくて。でも喜びがずっと続いてる、そんな感じ」

 ちょっと曖昧すぎるかな、と苦笑する。
 なにせ自分だって、まだ掴めていないものなのだから。
 年長者にも分からないものはある、と諦めを滲ませた。

「で。途中で止めちゃったけど。
 次に弾いてたのが、対になる曲の
愛の悲しみ

 ……でも、喜びだ悲しみだとかいっといて、
 どっちも聞こえは明るかった、と思うんだよな」

 そこまで説明して、
 ちょっとだけ子供のような、悪戯な笑みをつくって。

「サルガスは知りたかったりするのか?
 
って、どんなものなのか」
(98) backador 2021/05/26(Wed) 0:16:44

【人】 恩愛 シェルタン

>>100 メレフ
「どういう意味だコラ。
 そんなにオレの頭は浮付いて見えるか」

 言葉のトゲにわざとらしく苛立って見せるものの、

 サルガスがやった微笑ましい立ち座りとは違う、
 メレフの挙動に、心配げな表情をして。

 話し易さと、様子見がてら、
 二人と三角形を作るような位置で屈み込んだ。
(102) backador 2021/05/26(Wed) 0:26:49

【独】 恩愛 シェルタン

思えば、卒業が近づいている。
病や呪いが治らず卒業した子は、

果たしてどうなってしまうのか?

一生飼い殺しでもいい。
熱を注いでもらえるなら、何でもいいのだ。でも、

そうでないなら。
奪われるなら。捨てられるなら。それだけは嫌だ。

「……愛が、それが満たされるから、」
『……恋が、それが満たされないと、』

「『オレは此処から出たくない』」


水に写る自分の顔は、酷く醜かった。
(-45) backador 2021/05/26(Wed) 0:30:06
シェルタンは、メレフにポカンとした。
(a62) backador 2021/05/26(Wed) 0:58:06

シェルタンは、サルガスの方へ飛び出して、受け止めた。
(a65) backador 2021/05/26(Wed) 1:04:07

【人】 恩愛 シェルタン

「……二人とも、大丈夫、気にするな、
 誰も悪くないから。だから、そんな暗い顔すんなって」

 努めて明るい声を作る。
 病や。それに等しい何か。
 あるいは過去によるもので生まれた傷。

 それで、悲しみなんて、抱いてほしくなくて。

「……ふたりとも怪我はなさそうだな、良かった」

 そっとサルガスの頭を撫でて、
 メレフの方に、ゆっくり、屈みつつ、にじり寄った。
(110) backador 2021/05/26(Wed) 1:19:23

【人】 恩愛 シェルタン

>>1:111

 動きを、止めて。

「……確かに俺が近寄ると迷惑そうにしてたよなお前。
 ただ単純に嫌とかじゃなくて、そうか」

 これまでの記憶を読み返すように、
 視線を地面にやって、考え込む。

 ともすれば、自分がその琴線に触れなかったのが、奇跡の様にも思えて。知らずの内に避けていたのか、分からないが。

「気にすんなってば。
 ここにいる奴らってほんとに人それぞれだからさ。

 ……それが悪いとも、オレは思わないよ」
(112) backador 2021/05/26(Wed) 1:26:29
シェルタンは、サルガスを「またな」と見送った。
(a69) backador 2021/05/26(Wed) 1:47:13

恩愛 シェルタンは、メモを貼った。
(a71) backador 2021/05/26(Wed) 2:01:04

【人】 恩愛 シェルタン

>>118 メレフ
「なんだよそれ。まるで人の事を迷惑野郎みたいに。
 イヤ、……お前にとってはそうか。
 くそ、人が、態々心配してやってんのに〜」

 精一杯、そうやって軽口を叩いて。
 ああ、でも、大根演技になっていないだろうか、と、
 滲む焦燥は、唇を僅かに震わせた。

「ただ。
 触れられたくなかったら、オレは触れない」

 それは。

 “二つの意味”で。

「……それでいいだろ?」

 どういう表情をすればいいかわからず、
 誤魔化すように笑って言った。
(120) backador 2021/05/26(Wed) 2:06:22
恩愛 シェルタンは、メモを貼った。
(a75) backador 2021/05/26(Wed) 2:12:45

シェルタンは、森の方に視線を移して、物悲しそうに笑った。
(a76) backador 2021/05/26(Wed) 2:14:56

【独】 恩愛 シェルタン

「……身体に触れられることを、拒む。
 ……愛がないじゃないか、そんなことって」

 憐憫、悲哀、怒り、
 感情を並べ立ててみて、
 でも何かが相応しくないと首を傾げる。

「何だ、何が……おかしいんだ?
 ……分からないな。でも、多分……」

 水面が僅かに、揺れた。

 映っていた自分の顔が、
 また、醜く揺らいだ気がして。
(-55) backador 2021/05/26(Wed) 2:20:19

【独】 恩愛 シェルタン


「オレはサルガスに何か教えられるようなヤツなのか」

 それだけが、漏れた。
(-56) backador 2021/05/26(Wed) 2:21:02

【人】 恩愛 シェルタン

>>122 メレフ

「面倒な奴だな。自分が悪いと言い張ったり、
 かといって悪者にされたら文句言ったりさ」

 おいおい、といった風に肩を竦める。
 でも、おかげで顔の強張りがとれて、やっと、心の底から向き合える気がした。

「簡単に言ってくれるな。“好きにしろ”って。
 ま、それならそれで
いつも通り
接させてもらうけどさ」

「そっちこそあまり無茶はするなよ。
 一人で抱え込まれて、……あー、いきなり居なくなられでもしたら、めちゃくちゃ心配する。オレも、サルガスも」

 頼むぜ、と、念を押した。
(124) backador 2021/05/26(Wed) 2:30:58
恩愛 シェルタンは、メモを貼った。
(a82) backador 2021/05/26(Wed) 2:40:55

【人】 恩愛 シェルタン

>>125 メレフ

「口を開けばトゲだらけだなあアンタは……
 別に嫌な奴にはなんもしないっての。でも、まあ、確かに、ナニナニしろって言われるより好きにしろって言われる方が気楽だな」

 気にするかどうか思い遣れるなんて、
 やっぱサルガスの言う通り優しいな……
 なーんて、口が裂けても言わなかったが。

 ただ、にや、っと口角を上げただけ。

「うん、安心した。
 サルガスはオレに似てかなりの世話焼きだからな、今のうちに付きまとわれる覚悟しとけ

 ん……じゃあ、また、な。
 オレはもう少し森の近くにいてから帰るから」
(126) backador 2021/05/26(Wed) 2:53:15

【人】 恩愛 シェルタン


 その背を見送って。

 また、中庭の、
 森に面してる方に向かって歩いていった。
(128) backador 2021/05/26(Wed) 3:05:16

【置】 不平等な愛 シェルタン


 ───また、バイオリンを奏でる。
    
『愛の悲しみ』
の続きを。

 漂う哀愁を、抑え込んだ心痛を、
 ほんの僅かに染み込んだ憧憬を、

 音に、秋の涼しい風に乗せて、放つ。

 (博愛、か)

 纏まらない考えを抱いたときは、
 演ずることに没頭するのが一番だ。

 (皮肉だな)

 意図しない軽い言葉こそ、
 いつの時も、最も人の心を揺らすものだ。

 そう、心でひとりごちた。
(L1) backador 2021/05/26(Wed) 3:07:07
公開: 2021/05/26(Wed) 6:00:00