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人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

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【秘】 園芸 ハナサキ → 演劇 アクタ

/* すいませんハナサキPLですが、更新20分程前のギリギリに結託の投票決めてしまって連絡遅れました…!
もしかしたら他の投票した方から連絡行ってたかもしれないですが、こちらからもするべきだったと思い連絡しています。
結果が出てからになってしまい本当に申し訳ないです……
(-5) shionsou 2022/03/01(Tue) 21:44:25

【秘】 演劇 アクタ → 園芸 ハナサキ

/* あ!そうだったんですね……!?
此方PCはこんな感じですが
PLは生きても死んでも楽しいので大丈夫です!
どうか気に病まれないようになさってください!
これからもハナサキPL様の良い裁判ライフを祈っております!
(-6) osatou 2022/03/01(Tue) 21:53:44

【秘】 園芸 ハナサキ → 演劇 アクタ

/* ありがとうございます!なら安心です!
残りの期間もご縁あればよろしくお願いしますね!
アクタさんカワイイネ……
(-10) shionsou 2022/03/01(Tue) 22:02:35

【秘】 普通 ナツメ → 演劇 アクタ

/*
こんばんは!死にたくないです!!

薬局の流れ、最終的にはエノさんをアクタくんに運んでもらおうかなと考えてたのですが、
場の流れと焦りで結果こうなり……横入りした形になり、非常に申し訳なく……すみません……。
ここからどうしよう!?とちょっと混乱中なので、一度相談したくて、ご連絡しました……
(-16) 榛 2022/03/01(Tue) 22:40:57

【秘】 演劇 アクタ → 普通 ナツメ

/* お気遣いありがとうございます!綺麗な臓器です!
そうだったんですね……此方は横入りだなんて思ってませんし、ナツメちゃんが来てくれて嬉しかったです!特に問題ありませんので
引き続きエノくんを介抱してあげて下さい〜……と思っていますが
そちらに向かう事も可能だと思います!何でも対応できます!
死にたくない様のお好きなようになさって欲しいです……!
(-20) osatou 2022/03/01(Tue) 23:21:22

【秘】 普通 ナツメ → 演劇 アクタ

/*
ああ〜〜〜〜っっお優しい ありがとう 後光…

急に引っ掻き回してしまって綺麗な臓器さん困ってたりしないかな…と、
死にたくないはあわあわしていたので、お困りでなければ大丈夫です…!
(何かあったら遠慮なくおっしゃってくださいね…)

P.S.アクタくんが吊られてかなりこころが苦しくなっています
(-23) 榛 2022/03/01(Tue) 23:46:52

【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ

「月? ……ああこれ月なんだ、気付かなかった」

 左上から左下、視線が落ちる。水面の白は空の天体の光。

「朝日に見えたんだが、よく見たら夕日?となり。
 どっちなんだろうとなったのだった」

 なったのだった。先程の反応とあわせると、彼は朝日に良い印象がないらしい。

「夕方なら、この船は家に帰るところ?
 家って言うか、船の倉庫みたいな……あ、タイトル長」

 PLがここで正式名称を見ました。解体されるために最後の停泊地に曳かれてゆく戦艦テメレール号。長いな。

「タイトルから先に見てたら、最初から夕日に見えてたかも」

 夕方の方が終わりに向かう印象があるので。
(-26) 66111 2022/03/01(Tue) 23:57:15

【秘】 演劇 アクタ → 普通 ナツメ

/* 村は一度きり!やりたい事やりましょう〜!
ナツメちゃんに何が起こっていたのかは存じませんので
好きにして下さるのが私としても嬉しいです〜
また何か気になる事がありましたらお声掛けください!対応させていただきます!
これからもナツメPL様の良い裁判ライフを祈っております〜!
(-28) osatou 2022/03/02(Wed) 0:11:44

【秘】 普通 ナツメ → 演劇 アクタ

/*
はい!お返事ありがとうございました、お騒がせしました…!
よりよい裁判ライフのため邁進してまいります…。ありがとうございました!
(-30) 榛 2022/03/02(Wed) 0:26:47

【墓】 演劇 アクタ

>>@2 薬局


───暫く。
タオルの布地を湿らせて、
声を殺して、
泣いていた。


それから、ゆらりと立ち上がって
少女の遺体をなんとかストレッチャーに乗せて
運ぼうか、としたところ。

薄暗い局内。
錯乱する薬。
濡れた赤はそろそろ鉄錆へと変わる。

──エノは、ちゃんと手当てしてもらってるだろうか。
──ヒメノの体、すっかり冷たいな。

「……今、何考えてるって?」

何を、と真意を問いかけて
はっとスマホ端末を取り出し、画面を確認。
(+11) osatou 2022/03/02(Wed) 8:03:38
アクタは、………、
(c10) osatou 2022/03/02(Wed) 8:03:45

【墓】 演劇 アクタ


「はッ……はあ!?
 この僕がッ……なんで、」
「なんで、死ななきゃいけないんだよ!!?」

「ふざけるなよッ!
 あの嘘吐き野郎、やっぱり信用出来ないじゃないか!」
「ほ、他、い、入れやがった奴ら、全員……、」

「ゆ、許さない………!」




───少し前の自分なら。
そうして八つ当たりして、取り乱していたかもしれない。

けれど、今。
W考えていることWは、
(+12) osatou 2022/03/02(Wed) 8:04:08
アクタは、「コタロー、……」
(c11) osatou 2022/03/02(Wed) 8:04:17

アクタは、「書かなきゃ」
(c12) osatou 2022/03/02(Wed) 8:04:27

【墓】 演劇 アクタ


ここで得た経験、感情、死。誰かの思い。
全て抱えたまま、何もせずに死にたくない。
……遺さなきゃ。


「……運んだら、寮に戻る。書く。
 時間、ぜんぜん足りないからな。」

まだまだ実績もない癖に
男の心は、確かに舞台馬鹿だった。

体のバツ印も探さないまま、
タオルを放り投げて、薬局を後にする。


──そうして、残されたひとつの遺体は
きちんと彼女の部屋に運び込まれたのだった。
(+13) osatou 2022/03/02(Wed) 8:06:34

【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ

合議の最中、あなたの姿が見えずに端末をみる。
なにかが起きている、だが、わからない。

男は仕方がないとはいえ嘘になってしまったことを、知らせたかった。
謝罪はするか、わからないけれど。

『アクタさん
 君が見て、知ってる、ここで起きたことを教えてくれませんか』

『俺は君のためにも、俺自身のためにも
 やりたいと思ったことをやります。
 投票の理由も教えます。

 でも、メッセージよりも
 会えなければ、音声で、
 声を聞いてやり取りをしたいです。
 時間が空いたら連絡してください』
(-63) toumi_ 2022/03/02(Wed) 8:14:59

【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ


位置情報を確認するならば、アクタという男は寮から動く様子がないと分かるだろう。


そうして、君がメッセージを送信して暫くした後。

君の端末に、数字の羅列だけが送られてくる。
男の
寮の部屋番号
だ。


君のメッセージに対する肯定であり、
手が離せないからお前が来い、との意図だが
いかんせん、分かり辛いかもしれない。


君が男の部屋を訪ねるならば
鍵は掛かっておらず、簡単に立ち入る事が出来る。

初期配置から変化のない家具達は、大量の紙束に埋もれていて
足の踏み場は無いかもしれない。
(-89) osatou 2022/03/02(Wed) 13:28:48

【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ

示された番号を眺めてから足を向ける。
フカワは画面から誰がいるのかを確認できても本人から聞くことが常だった。

扉をノックして、さて。返事はあっただろうか。
少し悩んだあとに開けば、

「お邪魔します……」


と、部屋に吸い込まれそうなほどか細い声を響かせる。

「……あの、
肉まんと餡まんどっちの気分ですか……?


ばらまかれている紙を踏まないように一枚一枚拾いつつ、貴方の元へと向かっていった。
(-90) toumi_ 2022/03/02(Wed) 13:41:08

【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ


ノックの音。返事は、ん、とか、その程度。
君が立ち入ることを、拒みはしない。
代わりに、そちらに目を向ける事もない──紙に、物語を書き殴っている──筈だったが、


「何でそうなるんだ?」


突然の肉まん餡まん。
ばっと顔を上げ、不思議そうに君を見る。

「えっと……今は餡まん、かな?
 手土産のつもりか……?」

ぱち、ぱち、と瞬きをしつつ
紙束をばさばさ退かしたのち、ベッドに君が座るスペースを作ってやった。

自分は備え付けの椅子にかけたまま
君の話を聞こう、と。作業の手を止めた。
(-94) osatou 2022/03/02(Wed) 13:57:12

【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ

「手土産のつもりです、
 なんだかずっといるみたいだったので……。

 ええと、聞きたいことが一つと
 言いたいことが一つ。
 ……今何が起きているかわかりますか……?
 実は一日中部屋から出れなくて、いつの間にかヒメノさんは見えなくなっているし、エノさんは怪我をしたらしいそうで何が何やらなんです。

 それと、
アクタさんに票を入れました……いれる理由がないと言ったあとにすみません……殴られるの覚悟できています


本題は現状を知っているかと、あなたに票をいれたことらしい。簡潔に告げれば示されたところに座って、手元の紙をみる、いったい何を書いているのだろう。

「……手は、止めなくても、あ、いや。
 甘いもので……休んでください。
 書き物をするときは、集中しすぎると倒れると言いますから」

どうぞ……と差し出したのはほかほかした餡まん。
コンビニの袋ではなくてなんだか紙袋に入っていて、少し高そうな雰囲気で甘い香りが漂うだろう。
出した、というよりは買ってきた、雰囲気がある。0円で。
(-99) toumi_ 2022/03/02(Wed) 14:38:38

【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ


エノ。ヒメノ。
その名を聞けば、ああ、とひとつ息を吐いて
椅子にかけたまま胡座を描く。

温かい餡饅を受け取れば、
特に何も言わずに一口齧り付いた。
……今は細かいことに気が回らなさそうだ。


「……僕達も、駆け付けた時にはもう遅くて。
 えと……誰かが薬局を建てたらしいんだけど
 そこでエノとヒメノが、こ、こ……
殺し合い
を、してて……、」

手中から、ペンが落ちる──そのまま、紙が散らばる床へ。
思い返すだけでも、齢17の男の手は震えてしまう。

「エノは、何とか……ユスとナツメさん、が
 医務室に運んでくれた、筈。でも、ヒメノは……、」

──首を横に振る。
ぐ、と握り込んだ拳が、
餡饅の中身をせり上がらせて──咄嗟に力を緩めた。


「……ぐらいしか。僕も、詳しくは。」

分からないのだ、と。
力無く俯いて、再び餡饅に齧り付く。
(-124) osatou 2022/03/02(Wed) 18:33:26

【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ


君の手元──部屋中に散らかった紙は、
文章をよく読むならば、何かの物語らしい事が分かる。


 ──丸が付いた下に、場面の設計。
 ──シーンや人物の細かい動作。
 ──台詞。続くト書き。

何枚か手に取れば、
それが舞台の脚本だと察せるかもしれない。


「あー、そうだな。
 お前投票しやがったよな、僕に。」

餡饅をさっさと平らげて
紙袋をぐしゃりと丸めれば、床に放り投げる。

「……なんで?」

椅子から腰を上げて、君の隣へ。
紙束の上にも関わらず座り込んで、近い距離で君を見上げた。

問いかけは、随分と落ち着いた声色だ。
(-125) osatou 2022/03/02(Wed) 18:34:41

【秘】 演劇 アクタ → 落涙 ユメスケ

「はは、」

齧っておいて良かった、美術。

こうして君に格好付けられただけで、
脳の容量に価値が生まれた瞬間だった。


「先入観無しで見るのも楽しいだろ。
 お前が最初にそう見えたなら、その絵は朝なんだよ。
 朝、家出るとこかもな、なんてさ。」

芸術は、心で楽しむものだと。
何かで見たような、気がする。

「もしくは、朝でも夕でもないんじゃないか。
 作者の頭の中にしかない時間帯……とかな。」

訳も分からず涙を流したり、笑ったり。
心が揺れるのに、理由なんていらない。

人のそんな表情を見るのが好きで、
自分だって舞台芸術を志している。
 ──つまり、これは芸術家気取り、だ。


「自由で良いんだ、芸術は。
 ……ほら、こんなぐちゃぐちゃの油絵ですら評価されるんだぞ。」

適当なぐちゃぐちゃの絵を指差した。
美術家に失礼だ。
(-126) osatou 2022/03/02(Wed) 18:54:14

【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ

「ん、ん、ん〜〜〜〜〜」

「言ってることは分かる。
 見ての印象からで考えるのは確かにたのしい」

 ん〜〜〜〜ともう少し微妙な顔で意味のない音を漏らすのが続く。嫌いなものから始まった話でなければ素直に肯定できたのだけど。

「最初は朝に見えたけど、朝の絵ならこの絵は嫌い」

「嫌いなものが多いよりも好きなものが多い方がハッピーだから、
 俺はこの絵を朝の絵ではないと思うことにします。
 本当に最初の最初だけ朝の絵だったんだ」

 いー、の口にジト目でイヤを表現した。ワガママの聞かん坊をプレイ。朝、そんなに嫌いなんですね。

「朝日じゃないならとても好きだと思える。
 アクタお兄さんの言うように、朝でも夕方でもないかも
 というのはいいかもしれない。
 現実のどこの時間にもないときの空だ」

「芸術が自由なら、こうやって言うのも自由でいいんだろ?」

 話す内に、不機嫌顔から段々とたのしそうな表情になっていく。彼は朝は嫌いだが、自由と君の事は好き。

 そんな好きな君のさしたぐちゃぐちゃの絵が、彼には<<カイ>>allwhoに見えた。

(-152) 66111 2022/03/02(Wed) 21:28:57

【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ

「なんかこの辺に数河お兄さんっぽいのいない?」

 ぐちゃぐちゃの一部が髪と眼鏡に見えた。
(-153) 66111 2022/03/02(Wed) 21:32:08

【秘】 剣道 ツルギ → 演劇 アクタ

君に送信されたのは簡素なテキストだった。詳しい経緯までは知らなかったけど、どんな結果だったのかは聞いていたから。最初に気遣うような言葉が入る。

『アクタ、今大丈夫か?
 まずはお疲れ。ユスから少し話は聞いた。』

君が最多投票だったことも知っている。だけどそんなこと君がよく知っているだろうし。
だから用件だけを。

『ヒメノどこに寝かせてるか教えて。あいつと話したいことあってさ。』
(-166) wazakideath 2022/03/02(Wed) 22:52:06

【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ


暫く間を置いて。

君の端末か、脳内か、はたまた別の何かか。
それに、簡素なメッセージだけが届く。

決して君を避けているとか、蔑ろにしている訳ではなく。
男は脚本を書き上げる事に、使える時間を全て使っているだけだ。



『あいつの部屋』


続いて、数字の羅列。部屋番号だ。

そこを訪ねるならば、まるで寝ているだけみたいに
ベッドへ運ばれたヒメノの遺体があるだろう。

最も。
男が運び込んだままの状態で居るならば、だが。
(-172) osatou 2022/03/02(Wed) 23:45:51

【墓】 演劇 アクタ


合議の間。夜のこと。

ヒメノの息が止まった後、
彼女へと割り当てられた寮の自室を探し出し、そこへ運び込んだ。

ストレッチャーから優しく布団へ寝かせて
まるで眠っているかのように少女を扱って
割れた爪を、抉れて冷えたその手を一度だけ握りしめて。

……何も言えない男は
その部屋を立ち去っただろう。
(+21) osatou 2022/03/02(Wed) 23:46:34

【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ

「十分、詳しいですよ。
 ありがとうございます」

淡々と返しているが眉は下がりあなたを心配そうにみる瞳は変わらない。
そんなに怖がっているのだ目の前での彼らは大変だったのだろう、自分がいないまに、そして、

「……お疲れ様です
 ほ、褒められ、ましたか? アクタさん。
 俺からも、言わせてください。
 二人を、診てくれてありがとうございます。
 すごく偉いです、それと……

 かっこいいです」

弟と妹がいるその男の手は無闇にあなたを撫でようとした。
避けられもするしはねのけもする、わざわざ大袈裟に聞こえるもの良いも、なんだか初日よりもスムーズな言葉選びになっているような。

「でもそのあとに、こんなに台本を書いてるなんて一体なにが……あ、はい」

手は不自然な位置でとまった。
(-176) toumi_ 2022/03/03(Thu) 0:53:55

【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ

「票をいれた理由は、
 俺に生き残る理由ができました。

 もう少しちゃんというと生死ではなく……
 票をいれる権利を持ち続けること、です。

 それで、やりたいことをします。
 頼まれたことを、やります。

 そして。
 ……最後まで選ばれずに。
 君のかわりに臓器を差し出そうとおもいます。
 うまくいくかわからないんですけど、ね?」

「はっきり教えるとナツメさんに票をいれないつもりで、ハナサキさんに協力をしています」

「……怒りました?」

見下ろしているはずなのに弱々しくて、それでもはっきりした声音で。
合議のときよりもよっぽど情けなく、その漆黒はあなたの瞳をしっかりと見つめた。
(-177) toumi_ 2022/03/03(Thu) 0:54:10

【秘】 剣道 ツルギ → 演劇 アクタ

『わかった。
 必要な物とか、人手が必要なら言ってくれ。』

君らしくない短い返答に、何か取込み中なのかな、と。
何をしているかは予想がつかないけど、それだけ思った。

『返信不要。』

だから、最後に付け加えておく。
(-191) wazakideath 2022/03/03(Thu) 11:02:30

【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ

ひとしきり泣いたから
もう涙は枯れたものだと思っていたけれど。

君の視線。言葉。伸びる手。
それらは確かに自分に向けられていて
……なんだか、凄く、嬉しかった。

ぐっ、と頭を上げれば
君の不自然な手は、正しくW撫でるW行為と成った。


そうして、君の手の温もりを享受しながら
君から紡がれる言葉を聞く。

「………ふゥん。
 それ、本気なんだ。」

W君の代わりに臓器を差し出すWとの言葉。
今ばかりは君の言葉にも、信頼を置けた。

「僕、別にお前を責めるつもりなかったんだ。
 その方がお前にとって後味悪そうだから……嫌がらせのつもり!
 だから……お前が僕の元に来ても、笑ってやろうと思ってたんだけど、」

近い距離。君を見上げたまま。
──びし、と君の額にデコピンを。

「気が変わった!怒る!
 そういうのはもっと早く言え、バカ。」
(-216) osatou 2022/03/03(Thu) 13:15:55

【秘】 演劇 アクタ → 不運 フカワ


「ちゃんとやれよ。」

何を、とも。どう、とも。聞かないけれど。

「投げ出すなよ。」

男は態度が最悪なだけで
誰のことも、嫌いなんかじゃない。
だから、今君に向ける表情は、笑顔で間違っていない筈だ。


「あーあ、でも
 上手くいくか分かんないなら
 やっぱ今のうちに書かなきゃいけないな。」

ふい、と視線を逸らして、君に寄せた分の距離を、また開けば、
踏み潰した紙をひとつ手に取って、君へ見せ付ける。

「この数日──この合議を題材にした、舞台の脚本。
 何も生み出さずに、死んでたまるかよ。」


死に触れて、絶望感を味わって、男の心を支配したのは、怒りや悲しみではなく、創作意欲だった。

「お前の設定、
 変えなきゃいけないな。」

にーっと笑って、
君を見上げてやった。
(-217) osatou 2022/03/03(Thu) 13:18:03