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人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

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【神】 清掃員 カミクズ


足取りも気も重いけれど。
でも、いつまでもぐずぐずしていたってどうしようもないから。
裁判場の扉をくぐって、合議の場へ。

「……投票券…」

規定通りに用意されたものを手に取って。
ここでは、この一枚の紙切れが誰かの生死を決めるのだ。
なんともやるせない気分になる。
(G0) unforg00 2022/02/23(Wed) 21:08:10

【神】 清掃員 カミクズ


「………あ、あの!えっと、」

皆が揃い始めた辺りの事。
清掃員はいつかのように両手でほうきの柄を握って。
それから、おずおずと口を開いた。

「自分は、…本当は…ずっと前から死にたいと思ってて」

カミクズという清掃員は。
度々死ぬのは怖いと、そう口にしていたけれど。
死にたくないと言った事も、生きたいと言った事も。
これまでただの一度もなかった。

「死ぬのは怖いけど、生きていたくもなくて。」

「でも、だから……ここで死ぬなら、いいかなって思いました。
 最後に楽しかったなって思って死ねるなら、
 それは幸せな事ですから…」

指先がひどく冷えている。血が通ってないみたいだ。
震えは柄を握ってどうにか抑えているけれど。
ああ、やっぱり怖いな。
怖いけど、でも平気、うん、大丈夫だ。
きっと最後まで言ってしまえば楽になれるから。

「だから…もし、投票先が決まらなかったら、その時は。
 自分に投票してほしいなって。そう思います」
(G8) unforg00 2022/02/23(Wed) 21:29:30
カミクズは、こんな時でも、やっぱり笑顔のままだった。
(a0) unforg00 2022/02/23(Wed) 21:29:41

カミクズは、それは、下手くそな笑顔だったかもしれないけど。
(a1) unforg00 2022/02/23(Wed) 21:29:54

【独】 清掃員 カミクズ

/*
オラーッ自己犠牲ダービーの始まりだァ〜ッ!ギャハハハ!
(-8) unforg00 2022/02/23(Wed) 21:30:12

【神】 清掃員 カミクズ


「……あ、あはは」

集まる視線に、少しきまりの悪さを感じて、それから。
どっと力が抜けて、へなへなと笑った。

「いいんです。それで……いいんですよ」

「…もちろん、自分に投票するかどうかを決めるのも
 それは皆さんの自由で、権利ですから。
 でも…自分はきっと、生きていた方がつらいから。
 だから、…許されるなら、これがいいんです、きっと」
(G18) unforg00 2022/02/23(Wed) 21:42:39

【神】 清掃員 カミクズ


「ああ…実質的に投票の権利を放棄する…
 事ができる、可能性もありますね」

尤も、臓器提供者が足りていれば、の話ではあるけれど。

誰かに投票するという事は。
少なからず責任を感じる事だ。実際の責任の有無を別として。
それから逃げたい気持ちも、あるのかもしれない。否定はしない。

「でも、自分は助かりたくはないです。
 惰性で生きるのはもう十分です。
 だからどこか適当なタイミングで自殺するつもりです。
 ご存知でしたか。ここで死ぬと、脳が錯覚で死ぬんですよ。
 実際にそういう事例があるんです。」

ツルギの言及に随分後ろ向きな答えを返して、それから。
感情の伴っていない、ように聞こえる礼を聞いて、苦笑した。
それでいい。生きて帰るつもりなら、なおのこと。
自分はきみのよく知らない、"清掃員のカミクズ"であればいい。

「……『お願い』、そうですね
 どちらかと言えば、自分が権利を失った後の事を、と。
 そう思っていました。
 でも、エノさんが『お願い』だと感じたなら、それでも。」
(G25) unforg00 2022/02/23(Wed) 22:10:04

【神】 清掃員 カミクズ


「…否定するのは自由です。
 生きていて欲しいと思うのも自由です。でも」

「自分の命をどうするかを決めるのも、自由なんですよね」

逸らされた視線には、少しだけ寂しそうに笑った。
"次"があったらいいと思っていたから。
(G27) unforg00 2022/02/23(Wed) 22:12:56

【神】 清掃員 カミクズ


「…そうですか。
 ありがとうございます、エノさん。」

ひらひらと弄ばれる紙を見て、ふにゃふにゃと笑った。
参加者全員に平等な権利として与えられている投票券。
清掃員は、きっと自分の名前を記入する事になる。

「いえ…あまり肯定しなくていいんですよ、死ぬ事なんて。
 ああそうなんだ、くらいでいいんです。少なくとも自分は。
 立候補するのも、死ぬ理由が欲しいだけ、と言われたら
 自分は決して否定できませんから。
 そうしたいと思うのは、それも自由ですけど。」

それから、ツルギとハナサキからの
肯定的な言葉や姿勢にやんわりと否を返した。
清掃員は、自己犠牲を決して良い事だとは思っていない。
自分の行動は、ただ生きる事から逃げているだけだとも。

「…帰っても、誰かに自分の事は話さないでほしいな。
 自分から言いたい事は、それくらいです」
(G33) unforg00 2022/02/23(Wed) 22:47:32

【独】 清掃員 カミクズ


何よりも。

ここで死のうと思う理由は、他にもあって。

──記憶転移。

臓器移植を受けてから性格や好みが変わった。
医学的根拠の有無はともかくとして、よく聞く話だと思う。

それによって、人が、国が。
この制度で、望まない死を与えられた人達の。
その失意で音もなく病んでいけばいいと思う。
樽いっぱいのワインにスプーン一杯の汚水を注ぐと、
樽いっぱいの汚水になるように。

そうしてこの制度がいつか無くなればいいと思う。
そんな願望に、せめてもの慰めを見出すしかなくて。
(-25) unforg00 2022/02/23(Wed) 22:59:04

【独】 清掃員 カミクズ

/*
は〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!
二回目で〜〜〜〜〜〜す!!!!!!!!!(元気なお返事)
(-28) unforg00 2022/02/23(Wed) 23:08:59

【赤】 清掃員 カミクズ


「…………」

ほんの少し、帽子を目深に被って。
目蓋を閉じて、端末の操作を介さないメッセージの送信。
流石にこの場でやり取りする素振りを見せるわけにもいかない。

『だそうです』

『エノさんは、どうしたいですか?』

『自分は、返答はしてもしなくても構いません』
(*0) unforg00 2022/02/23(Wed) 23:12:46
カミクズは、僅かに帽子のつばを下げた。
(a10) unforg00 2022/02/23(Wed) 23:13:10

【赤】 清掃員 カミクズ


『そうですね』

『少なからず、認識は歪んでしまいそうです』

『自分も この立場を明かす事は避けたいと考えます』

理由は異なっても、清掃員も確かに似通った点がいやだった。
二度も選ばれた人間であるという事実が。
先入観が、哀れみが、或いは敵意や警戒心が。
誰かの態度を変えてしまう事が、いやだった。

『何れにせよ 考える時間や判断材料は欲しい、ですよね』

『返答……匿名でしておきましょうか?』
(*2) unforg00 2022/02/23(Wed) 23:34:45

【赤】 清掃員 カミクズ


『わかりました』

短い了承の言葉。
それだけ返して、メッセージログを閉じた。
(*4) unforg00 2022/02/23(Wed) 23:38:48
清掃員 カミクズ(匿名)は、メモを貼った。
unforg00 2022/02/23(Wed) 23:46:24

【神】 清掃員 カミクズ


「…………」

誰かの呟きに対してか、疑問に対してか、他の何かに対してか。
清掃員は、ほんの少しの沈黙の後に口を開いた。

「…いやでも忘れられない人も…居るみたいですから。
 誰かの事を語るのに必要であれば、仕方ないですけど
 できる限りはすべて、伏せていただけると助かります」

問いには短く返答を返して、
"補欠"を決める流れとなれば、出る幕ではないと口を噤んだ。
(G46) unforg00 2022/02/23(Wed) 23:50:27

【神】 清掃員 カミクズ


「……仮に態度が横暴に見えても、そうでなくても
 最後は選ぶ人の匙加減ですから…
 自分は、皆さんのしたいようにしていていいと思いますよ」

大人しく口を噤んでいよう、と思ったけど。
よくよく考えたらまだ権利を喪失したわけでもないし、
ちょっと口を挟む事くらいは許される、んじゃないか…な…?

「生きていたい、かはともかくとして…
 死にたくないのは、誰だって当然の事だと思いますし
 そう思って、主張する事が身勝手だとは自分も思いません。
 ただ…ええと、そう、それで誰かの意見を抑圧してしまうのは
 話し合いとして不適切、そういう事なんじゃないかな…?」
(G54) unforg00 2022/02/24(Thu) 0:22:38

【神】 清掃員 カミクズ


「…………」

どうしたって、選ばれる時は選ばれて、そして死ぬ。
横暴でもそうでなくとも、
善人も悪人も平等に。これはそういう制度だから。

それを確実に回避する事ができるのは。
誰かが"身代わり"になってくれる時だけだ。
清掃員は、そう思っている。
だから、どうしたら、の答えは提示できなかった。

「…納得できるだけの理由も教えられないまま、
 ただ自分はこうしたいからこうしてくれ、と
 一方的にそう言われたとしたら。
 それは確かに、わがままだと思う人も居るかもしれません。」

「生きたい理由…そうですね
 自分もそこはしっかり話した方が良いと思います。
 理由というか、自分自身の気持ちというか。
 これはその為の話し合いの場ですから…」
(G61) unforg00 2022/02/24(Thu) 0:53:06

【神】 清掃員 カミクズ


「……思えば、自分がこういう理由で立候補する、と言って
 それを表立って勘繰る人は居ませんでしたよね」

それは単に、
それで不利益を被る人が居ないから、かもしれないけど。
ツルギからの言及は、邪推ではなく単なる可能性の推測だ。
清掃員はそのように認識している。

「うん……だから、そういうことなんじゃないかな。
 どうしてそうするかわからないから違和感を覚えるんです。
 その理由に理解も共感も肯定もできなくたって、
 そうしたいと思うことを尊重することはできるはずですから…」
(G67) unforg00 2022/02/24(Thu) 1:25:53

【独】 清掃員 カミクズ

/*
カミクズガードのなくなった三日目の合議が
いったいどうなっちまうのか今から楽しみだぜェ〜ッ!!!
(-44) unforg00 2022/02/24(Thu) 1:27:32

【秘】 アイドル ヒメノ → 清掃員 カミクズ

「ありがとう♡
 その言葉が聞けただけでヒメノは満足だよ♪」

自分さえ生き残れる可能性が強まるならなんでもいい。
貴方の目が変わるのに気づくと僅かに気圧された。

「な、なによ、ここにきた話なんてしないもん!
 変な噂がたったら困るんだから!」

人の死を踏み台にして生きながらえたなんてひどいイメージダウンだ。
ただ、世間にばれてしまった場合は美談にすることも十分あり得た。
けれど貴方が死んでしまったならばそんな未来があったとしてもは関係のない事だ。
(-50) kotorigasuki 2022/02/24(Thu) 1:49:58

【秘】 清掃員 カミクズ → アイドル ヒメノ


「…くれぐれも、お願いしますよ。でないと」

化けて出るかもしれません。


もちろん、化けて出る、なんてのは比喩的な表現。
死後の世界だとか、そんな非現実的な事を信じてはいない。
あったら面白いとは思うけれど。

「──記憶転移・・・・というものをご存知ですか。
 臓器移植を受けた人の性格なんかが変わったという話の。」

「ね 自分ではない自分が、お会いしに行くかもしれませんよ」

きっとこれからを生きていくあなたに。
くらい笑み一つ残して、清掃員は踵を返した。
(-53) unforg00 2022/02/24(Thu) 2:09:19

【独】 清掃員 カミクズ

/*
ユー→にんげん!くいあらためてね!
カミクズ→にんげん!くいあらためてね!

死を利用してやることが同じ!!!!!!!!!!!!
(-54) unforg00 2022/02/24(Thu) 2:31:37

【独】 清掃員 カミクズ

/*
今回はぜってえ美談にしねえからよ 見てな
(-55) unforg00 2022/02/24(Thu) 2:32:15

【独】 清掃員 カミクズ

/*
いやまあ自殺志願ルート行くかは交流次第だったんですよ。
一日目二日目であんまり良い事なかったり死ぬ理由なかったら
他者を足蹴にして惰性で生きていくつもりだったんですよ。
人々、ここでなら死んでもいいやと思わせてくれてありがとうな。
愛してるよ……♡
(-62) unforg00 2022/02/24(Thu) 2:55:29

【独】 清掃員 カミクズ

/*
これでうっかり生きてたらマジでどうしようなんだけど
まあ自殺票含めて5票くらい入りそうだしいけるか……?
カミクズ以外にそんな何票も集める人おらんやろ…
(-64) unforg00 2022/02/24(Thu) 2:57:39

【独】 清掃員 カミクズ

/*
このウイニングランど〜やって駆け抜けよっかな♪
(-65) unforg00 2022/02/24(Thu) 2:58:20
カミクズは、話し合いの後。一人で燃えあとを片付けていた。
(a19) unforg00 2022/02/24(Thu) 10:28:24

カミクズは、はっぴーばーすでーとぅーゆー。
(a20) unforg00 2022/02/24(Thu) 10:28:44

カミクズは、小さく歌いながら手を洗う。
(a21) unforg00 2022/02/24(Thu) 10:28:54

【秘】 アイドル ヒメノ → 清掃員 カミクズ

「アハハ☆彡こわ〜い><
 でもでも、死んでもまた来てくれるなんてちょっとロマンチックかも☆彡」

お化けなんて基本信じていないけど、心臓移植した人の食の好みが変わった、なんて話はたまに聞く。
だが今話した約束まで覚えているとは到底思えないから、戯言として受け取った。

「公表する気なんてないけど、転移した後もし会いに来てくれたら……そのときはお礼もかねてコンサートに招待しちゃうね♡」

去っていく貴方の背中ににこやかに手を振った。
この世からもバイバイってノリで。
(-78) kotorigasuki 2022/02/24(Thu) 12:44:06
カミクズは、はっぴーばーすでー、でぃあ……
(a22) unforg00 2022/02/24(Thu) 13:15:10

カミクズは、そこで一度歌う事をやめて、もう一度始めから歌い直す。
(a23) unforg00 2022/02/24(Thu) 13:15:24

カミクズは、それも結局、最後まで歌う事はなかった。
(a24) unforg00 2022/02/24(Thu) 13:15:41

【独】 清掃員 カミクズ

/*
ブレない女有り難え〜〜〜ッッッッ!!!!!!!!
(-86) unforg00 2022/02/24(Thu) 13:16:16

【人】 清掃員 カミクズ


話し合いを終えて、後片付けを終えて、その後の事。
清掃員は、一人でいつかの事故現場に居た。

「楽しかったなあ…」

見るも無残な残骸、残された痕、それらをぼうっと眺めていた。
清掃員は、誰かの名残に疎外感を覚える事は無いけれど。
こういうものには、確かな寂しさを感じる。
それは、楽しかった時間を思い起こさせるものだから。

「ほんとうに、楽しかった」

めそめそめそ、今にも泣き出しそうな、下手くそな笑顔。
そんなに怖がるなら、言わなければいいのに。
そう言われてしまっても仕方ない事だと思うけど。
それでも、生きてしまう事の方が今はずっと怖かった。
それでも。

「……死にたくないなあ…」

あなたも同じ気持ちだったのだろうか。
それとも、やっぱり。

「僕は、兄さんみたいにはなれないんだな…」
(15) unforg00 2022/02/24(Thu) 13:33:01

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

議論を終えたあと、あなたのメッセージウィンドウにフカワからの連絡がはいった。

『寒くないですか』

ただ気を使ったような、特に内容もないような。
とりとめのない会話だった。
(-99) toumi_ 2022/02/24(Thu) 13:53:58
カミクズは、めそめそ、空も見上げず立ち尽くしています。
(a31) unforg00 2022/02/24(Thu) 13:54:55

カミクズは、それから、何かに気付いて、少しだけびくりとしました。
(a32) unforg00 2022/02/24(Thu) 13:56:40

【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ


メッセージに気が付いて先ず思った事は、どうして、だった。
自分が立候補して、理解はされずとも宣言を受け入れられて。
そのまま話し合いは進んで、じきに解散となって、それで。
それで終わりだと思っていた。

これから死ぬ人の事なんて、気にしても良い事はない。
清掃員は、そうは思わないけれど。
それでも、多くの人にとってはそうだと思っている。

『大丈夫です』

『気にしないで』

だから、返答は、ごく短く。
余計な事を、言ってしまわないように。
(-101) unforg00 2022/02/24(Thu) 14:06:17

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

『俺は誰かのいう理解者ではないし。
 理解者がほしくもありません』

『ここでの俺の情報は、ほとんどが現実にいっても見つけられない別人のものです。
 姿も、声も弟のものです』

『俺は、他人の気持ちは理解できませんが。
 目の前の人間の気持ちを理解しようとしてきましたよ』
            
あなた

ただ、画面越しに。目の前にいない人間のことをさした。
(-102) toumi_ 2022/02/24(Thu) 14:11:26